2本の腕時計
遥か昔、20年以上前の話。
高校に行くようになったとき、他の同級生と同様に腕時計を付け始めた。しかし、慣れない習慣のせいか、3ヶ月後には失くしてしまった。水泳の授業のため更衣室で着替えたときに付け忘れたのだ。
その頃からシンプルなもの、ありていに言えば無地なものにしか興味を示さなかった私は、親からの「腕時計は買うのか?」との問いに「そこらで売ってる、文字盤がシンプルなものを自分で買うから」と、自分の小遣いから3,000円くらいの安物を購入していたので、失くしたときもそんなに痛手では無かったが、それと同時に腕時計を付ける習慣も失くしてしまった。
そのときふと、気難しいことで有名だった、中学の社会科教師が、歴史の授業中に言ったことを思い出した。
「俺は腕時計をしない。腕に輪っかを嵌めるという行為が好きではないからだ。それがなぜ好きではないかと言えば、その昔、奴隷貿易が盛んだった頃、売り物たる奴隷には腕輪をする習慣があることを歴史で学んだからだ。だから今も腕時計ではなく懐中時計を使っている」
中学生の頃は「ふーん」ぐらいに聞き流していたが、腕時計を失くしたときに思い出したせいか、それ以降も腕時計を付けることをしなくなってしまった。尤も、高校にはあらゆるところに時計があったうえ、高校生活はそこまであくせくと時間に追われるようなものでもなかったので、それでも不便ではなかったのだ。これは大学生になっても変わらなかった。
たださすがに社会人になった頃には不便な場面も出て来たので、初めての賞与で懐中時計を買った。懐中時計と言っても洒落たものではなく、俗にいう鉄道時計だ。正確で、周辺の磁力にも耐性が強く、なによりシンプルな構造に目を奪われたからだ。
しかしそれも最初の会社の時だけだった。転職し、通勤スタイルが“スーツとブリーフケース”から“Gパンと手ぶら”になってしまうと、鉄道時計を入れておく場所が無くなってしまったうえ、ちょうど携帯電話を持ち始めたことで、時刻の確認が携帯電話で済んでしまうことが判ってしまったからだ。それ以降も数度転職しているが、腕時計にしろ懐中時計にしろ、時計単体を持つ習慣からは離れて久しい。
そして今、なぜか私の手許には、2本の腕時計がある。
1本は通称「ムーンウォッチ」として有名な、OMEGAのスピードマスター。もう1本もやはりOMEGA製だが、こちらは1953年にイギリス空軍でパイロットに支給されていたもので、Fat Arrowと呼ばれている。どちらも現代には似つかわしくない手巻き式だ。
スピードマスターについては今更説明するまでもないだろう。NASAが唯一、宇宙ミッションで携行することを許している腕時計だ。アポロ13号で起きた史上最悪の事故でも、3人の宇宙飛行士の命を守ったことでも名声を高めた。
大学を宇宙工学で修了した私のような者にとっては一種の憧れではあったが、この歳になるとどうにかこれを自力で買うことができ、身に付けても時計に負けないようになったと思っている。以前から買おうとは思っていたが、先日の、親友の華燭の宴がグアムで催された際、最近の円高を理由にして、思い切って現地で買ったものだ。現地価格は3,080ドルである。
しかし先述のとおり、私はつい最近まで腕時計をする習慣が無かった。忙しい朝に腕時計を付けることを忘れやしないかと思ったが、そんなことはなく、今では毎日当たり前のように付けている。携帯電話のように、時刻を確認するのにいちいち取り出す必要が無いというのはかくも便利なのかと、今更ながら感心した。我ながらかなりアホなことを言っていると思う。
また、手巻き式の腕時計を長く使うコツとして「毎日決まった時間にゼンマイを巻く」があることを知っていたものの、最初は自分のことながら「毎日できるかなぁ」と心配していた。が、毎日のゼンマイ巻きを習慣付けることは成功した。これは、やはり毎日手入れが必要なライターであるジッポを使っていることも大きかったのかもしれない。帰宅後の風呂を沸かす束の間、ジッポの手入れと同様にスピードマスターのゼンマイを巻く習慣が備わったのだ。
そうなると現金なもので、スピードマスターに限らず、手巻き式の腕時計をどうメンテすれば長く使えるのか調べることが多くなった。その結果はやはりというか何というか、定期的に時計屋へオーバーホールに出すことが良いようだ。出す間隔は記述しているサイトによってバラバラだが、概ね5年ぐらいが目処になっている。OMEGAでは、時計内部で使っている油が摩耗する「2年に1度」を推奨しているらしい。
『じゃぁ、そのオーバーホールしている間の腕時計はどうする?』
まさかもう1本、スピードマスターを買うというのも面白くない。それにオーバーホールに出すとしても、早くて2年後だ。そのときに考えれば良いや…と思っていた矢先に見付けたのがFat Arrow、正式名称「The Royal Air Force 1953 Ref.ST2777」である。
まさに私が最初に買って早々に失くした腕時計と同じ、やたらシンプルな文字盤とその佇まいに目が釘付けとなった。ここまで装飾や機能が無い、判り易いものがOMEGAから出ていることにも驚いたが、色々調べると、イギリス空軍用に1953年にだけ特別に生産・支給され、当然のことながら市場に出回っている数は少なく、最近までOMEGAがその存在すら公表していなかったらしいこと、ここまで状態が良くオーバーホール済のものはなかなか手に入らないこと等が次々と判明した。
2週間ほど悩みに悩んだが、結局買ってしまった。ハッキリ言えば新品のスピードマスターより高価だったのが悩みの原因なのだが、いざ購入し、添付されたOMEGA社による修理明細書を読んで高価の原因を理解した。昨年8月時点で修理に約15万円掛かっていたのだ。さすがOMEGA、57年前の時計をいとも簡単に修理できることも驚きだが、部品があることにももっと驚いた。この修理では時針と分針が新品と交換されているのだが、デッドストックがあったのだろうか。
Fat Arrowを購入した店員曰く「アンティーク品なので、ひょっとすると1日で1分ぐらい誤差が出るかもしれません」とのことだったが、とりあえずここ数日動かしてみても、新品で買ったスピードマスターと同じ精度を保っていることが判っている。これならふだん使いの時計にしても問題無いだろう。自慢ではないが、今常用しているジッポも、1948〜49年にだけ生産された、通称「3バレル・ヒンジ」と呼ばれるアンティーク品(ジッポの世界ではビンテージ品と呼ばれる)で、そのテの品物の扱いには慣れているつもりである。
こうして、遥か20年の時を越え、再び腕時計を付けるようになった。これからはその日の気分でどちらかを付けるようになるだろう。きっと私より長生きするであろうこの時計達を、大切に使っていきたいと思う。
破れかぶれ?
いよいよ意味不明な、破れかぶれなキャンペーンを展開し始めました。キャンペーン期間終了後も月額基本料が無料になるそうですが、そこまで身を削ってユーザを獲得してどうするのだろう? と不思議に思います。この契約をすれば公衆網を使ったトランシーバとして機能するのでユーザにはメリットがあるのでしょうけど、WILLCOMにはメリットが見出せません。SBM傘下になると、こうなっちゃうのかなぁ。
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『京セラ、国内でAndroidスマートフォン発売へ 年内にも』
元記事は産経新聞のようですが、KDDI向けにリリースするようです。Kセラは微妙にユーザのツボを外したものを販売する傾向にあるよなぁと個人的には思っているので、もしリリースされるなら、その実機はぜひ見てみたいですね。
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金曜日に、主にThinkPadユーザが悲鳴を挙げた記事です。ThinkPadユーザに言わせると、
「ただでさえLenovoになって品質が悪くなってるのに…今のうちにもう1台買うかなぁ」
だそうです。もしこれが本当だとすると「当面は両ブランドを継続する」というのは眉唾だと見るべきでしょうから、その気持ちは解らんでもありませんが。これで国内でノートPCを生産するのはPanasonic(Let’s Note)と不治痛(FMV)だけになるのかもしれません。
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先日のまねきTVと関連して、こちらも差し戻し…著作権法の運用が恣意的になること請け合いですな。
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『Google、ラリー・ペイジ氏のCEO就任を発表――シュミット氏は会長職にとどまる』
ほほぉ、Appleとは違う意味で経営陣が変わるようです。まぁ悪い意味でのGoogleらしさは変わらないでしょうね。元に戻っただけですから。
謎のサービス
始めることはアナウンスされていたので知ってましたが、まさか海外からの着信も許可している(ように記事は読める)とは思いませんでした。ただ、IPアドレスの払出し方式を独自に変えているところが気になります。
“今回の同社サービスは、050番号が割り当てられるIP電話サービスであり、電話機であるIDEOSにはプライベートIPアドレスが割り当てられる”
んだそうですが、この状況下でふつうのInternet使用時も着信できるんでしょうか?
Internet(WebだのE-mailだの…プロキシを挟まないならばグローバルIPが必要)とIP電話(上述のとおりプライベートIPらしい)の2つのIPアドレスを常時持つんでしょうか?
グローバルIPでの通信にIP電話用のプライベートIPパケットをカプセル化してる?
どうもそこらへんの説明が無いので何とも判断できません。こればかりは人柱からの情報を待つしかないですね。
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『IDC、通信サービス市場はモバイルの普及で固定が減少と予測』
家庭で無線回線しかないのは、いかにも心許無いです。今流行りの言葉で言えば「そんな通信環境で大丈夫か?」ですね。私はこれまでの経験上、基本的に無線での通信を信用してないので…うーむ。
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『「IS03」のダウンロード不具合、「解消されたと考えている」』
これは昨日の指摘どおりですかね。Google側の問題なので時間が解決しそうです。
順序が違うような…?
この種の不感地帯への置局に税金が使われるのはどうも違和感を覚えるのですが、どうやらそういうことらしいです。どうせ新規に掘ったトンネルなんですから、東海道新幹線のように車内から無線LANを使えるように整備すりゃぁ良いのに。順序が違うような…?
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最近は動画のコーディング規格にのみ話題が集中していますが、普及するんでしょうかねぇ。ちょっと分かりません。開発・維持コストとの兼ね合いになるであろうことは容易に想像が付くのですが。
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『中国のネット利用者は4億5700万人、ほぼすべてがブロードバンド利用』
グローバルIPアドレスを使ったイントラネットもここまで大規模になると運用が大変でしょうなぁ。エンタープライズな情シス管理者の参考資料として、ぜひその運用の実態を公開して欲しいものです :-P
分析結果はぜひ知らしめて欲しい
たかがダメリカの一企業の社長が病気休暇を得るだけでこれだけ大騒ぎになるんですから、Appleという会社もたかが知れています。もしJobsが復帰しなかったら、それこそ上へ下への大騒ぎになるんでしょうなぁ。この記事に対比するように
『Microsoftのバルマー氏がCEOにとどまるべき理由』
なんていうのが出てしまうのは、あまりに可哀想です。この両社は似ても非なる企業ですからね。
なんて持ち上げ方もかなりのものですから、ダメリカという国は恐ろしいところです。
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『「まねきTV」は著作権侵害と初判断 最高裁、テレビ局敗訴判決を破棄』
昨年10月の時点でこんな判決になるんじゃないかという話は出てましたが、予想どおりそうなったようです。これで下級裁判所たる知財高裁は判決を見直す=テレビ局側勝訴ということになるのでしょう。
現在の著作権法は明らかに時代とマッチしていないにもかかわらず、この判決で生き永らえることになるようでは、今後もますます著作権法は方々で槍玉に挙がることになりそうです。
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『タブレットとスマホに出遅れたIntelとAMDに厳しい視線』
株屋さんはこう見るんでしょうけど、エンジニアリングから見れば消費電力と処理性能を天秤に掛ければx86系ではなくARM系を採用するのは極めて自然ですし、そもそも両社は使用目的も成り立ちも違うのですから仕方無いんですけどねぇ…資本主義とは時として残酷です。
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これは楽しみですね。宇宙科学と同じように予算が減らされまくっている基礎理学系施設では有名な「SPring-8」も、今回の分析ではぜひ頑張ってもらいたいところです。
世界最先端の宇宙探査ができる人工衛星を飛ばせ、それが持ち帰った超微量の試料も、他国を頼らず自国だけで分析でき、それを次に生かせる国というのはそうそう無い(思い浮かぶのはダメリカぐらい。あとは欧州“連合”ですか)ことを、目先のことしか考えないアホな政治屋やマスゴミへぜひ知らしめて欲しいですね。
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最後はオマケ
『“おせち問題”でYouTubeに謝罪動画 米GrouponのCEO「クーポン発行数の妥当性、確認する」』
ダメリカの人間が“おせち料理”なるものの意味を正確に理解しているかは不明ですが、今回の問題はこんな形でも波及しています。当事者たるあの会社は今後どうなるんでしょうねぇ。ヘタするとここから訴えられるかもしれませんなぁ。
方向性と対応内容の差
そう言えば今日からでした。自宅鯖にも設定しないとなぁ。キャッシュポイズニングなんかにも一応の耐性を付けるためにも導入を急がねばなりません。
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『Androidマーケットの不具合? ドコモやKDDIが調査開始』
これはまたマニアックな障害です。マーケットからソフトがDLできないことは割としょっちゅうあるのですが、それは時間が解決していたんですけどねぇ。どういう切り分けを経て移動機そのものが原因箇所と判定されたのかが気になります。
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『日本通信、アクト・ツーと提携しSIMロックフリー製品の販売強化』
日本通信の方向性は割とハッキリしているのですが、一概に“販売を強化”ったって、JATEの審査対応など日本で使えるようにする業務が含まれているのか否かが大きな差だと思います。SIMフリーなAndroid移動機なんぞ、そこらの店でも売ってますからね。
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『「ひかり電話」ルータで発火事故 43万台分のACアダプタ無償交換』
最近は日本で電源周辺回路を内製するような会社は少なくなっているので、1度このテの問題が起きると対処が遅れがちになるようになってしまったのが気になります。
普及するのは10年後?
『IPv6の大規模試験「World IPv6 Day」を6月8日実施、FacebookやGoogleが参加』
結局、IPv6というものは、こういうイベントでも開いて強引にでも知らしめないと普及しないのでしょう。少なくとも現行のIPv4で困ってないのですから当然です。毎日をルータやスイッチのTAC業務で過ごしていますが、IPv6に関する障害なんぞ数えるほどしかありません。冗談ではなく、本格的に移行するのは10年後ぐらいじゃないでしょうか。
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『NTT Comの国際IPバックボーン、日米間を400Gbpsに増速』
恐ろしい容量ですね。それだけトラフィックが爆発しているのでしょう。いっそのこと1Tbpsぐらいにすりゃぁ良いのに…って、時間の問題でしょうね。3年後ぐらいでしょうか。
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なかなか面白い記事です。さすが国際事務機器、やることがデカい。
“冷蔵庫くらいの大きさのPower7コンピュータを複数組み合わせて”
いるらしいので、現在のCPU製造技術の組み合わせたとしても、人間の脳の複雑さの前には設備が巨大化せざるを得ないのでしょう。それだけ人間の脳が素晴しいと取るべきなのかは解りませんけどね。
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最後はオマケ
『就活生の4割がiPhoneを利用するも電波に不満—ダイヤモンド社調査』
いやはや、正直ですな。この前のCDMA版iPhoneは、そのまま持ち込んだところでどう頑張ってもKDDI網には接続できないのですが、もしKDDI向けにカスタマイズされたものがリリースされたら…SBMにとっては悪夢でしょうなぁ。
当然かつ仕方無い動き
『Twitterに有名人の来店情報を店員が投稿 ウェスティンホテルが謝罪』
かつて9.11のとき、ダメリカ国内の主要メディアが大慌てする中、一般市民のBlogが冷静な記事を多数投稿したことで「メディアの代わりをした」と騒がれたものですが、今ではTwitterがその役目をすることになるようです…まぁ今回は9.11とは雲泥の差があるものですが。個人的にはナインティナインの岡村がオールナイトニッポンで以前から指摘していた内容なので、今晩どうコメントするのか楽しみではあります。恐らくはしたり顔で何か言うのでしょう。
ちなみに当事者は
『稲本&田中美保デート ツイッターで暴露』
『稲本潤一がモデルとお泊まり?デート ツイッター中継相次ぐ騒ぎに』
だそうです。有名人は大変ですなぁ。これに類するものとして
『橋下知事、報道に不満爆発「直接ネット発信考える」 批判記事記者へ逆質問』
なんてのもあります。ちょっと前に広島市長が選挙不出馬会見をようつべでのみ配信し記者会見を開かなかったことが話題になりましたが、この流れはますます強まるのかもしれません。特に日本の報道機関やマスゴミの低質さは周知の事実ですからね。このご時世では当然かつ仕方無い動きでしょう。
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『ドコモの「LYNX 3D」、一部FOMAカードで緊急通報できない不具合』
なかなかにクリティカルな不具合です。ただ、今も緑色のSIMカードを使っているユーザは相当少ないような気がします。FOMAが出始めた頃ですからね。
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『GoogleのAndroid向け翻訳アプリ刷新 携帯を通訳機にする機能も』
いよいよSFの世界になってきました。外に目を遣っても透明チューブの中に車が走ってるような世の中にはなってないのに!
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『Appleが「app store」の商標申請 Microsoftが異議』
確かにapp storeというのは一般名詞のようにも取れますから、これが商標として登録されると面倒なことになりそうです。ただ、異議を唱えているのがM$というところが焦りを滲ませていますね。そりゃ意味不明なデータを毎日大量に送信するような欠陥OSしかリリースできないとなると焦りはするでしょう。
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ダメリカに続いて南朝鮮でもローミングできるようですが、実際にローミングしているユーザってどれぐらいなんでしょうね。ぜひ知りたいところです。
謎の大量データ送信…中身は?
『Verizon版iPhone 4発表 CDMAネットワークに対応』
昨日のリークどおりという感じですね。32GBモデルで300ドル、日本円で26,000円ぐらいですから、SBMと比べるとかなり安いです。Androidにやられっぱなしというワケにも行きませんから、「1国1キャリア」という原則を外していくのでしょう(イギリスでは既に2キャリアで売ってますが)。
はてさてこのニュース、日本ではどう受け止められるんでしょうかね?
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『Windows Phone 7にデータ消費のバグ Microsoftが調査』
ただでさえ苦戦しているのに、こんなバグ?があるんですね。パケット料金はユーザ負担なんですから、どこにどんなパケットをどれぐらい送信しているのかを明かさないとユーザは離れてしまうでしょうね。
“「1時間に2M〜5Mバイト」から「24時間に30M〜50Mバイト」までさまざま”
だそうですが、結構な量です…送ってるデータは何だろうなぁ。ちょっと想像できません。
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『世界モバイルブロードバンド人口、2011年末には10億人に――Ericsson予測』
世界の人口が60億人ぐらいと想定されている現在、その1/6がモバイル端末もしくはモバイル経由でIPリーチャビリティを持つことになるのは、そんなに珍しいことではないでしょうね。寧ろ途上国では有線より無線のほうがサービス展開が早いですから。そう考えると日本の移動機メーカの苦戦ぶりは目を覆うばかりです。
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ほほぉ、何があったんでしょう。CPにとっては計画どおりに行かないとは迷惑な話です。
技術は基本が大切
『ドコモとDNP、電子書籍ストア「2Dfacto」を1月12日オープン』
いよいよ国内でも複数の規格で電子書籍ストアが乱立し始めました。商売として立ち往けるのかどうか、ユーザがどこまで付いて来るのか、非常に興味がありますね。個人的には大失敗するんじゃないかと思っています。
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これも個人的には大失敗するんじゃないかと思っているものの1つです。既にテレビが斜陽化しているところに、わざわざこんなものを作ってもなぁ…というのが理由ですが、大丈夫なんでしょうかね。
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『Verizon向けCDMA版iPhone、間もなく発表か』
Appleお得意の情報操作ですが、いよいよCDMA網で使えるiPhoneをリリースするようです。ただ、万が一これがJATEの審査を通っている代物だとしても、日本では使えないですけどね。
唯一のCDMAキャリアであるKDDIの網は、網に接続する機器(今回で言えばiPhone)の個体識別番号と、各ユーザが持つSIMカードの個体識別番号の組み合わせを登録しなければ、網に接続できない仕組みになっているからですが、ここら辺が既にSIMカードのみが有効であれば良いDCMやSBMとは大きく違う閉鎖性ですね。
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これにはビックリ。まさかEthernet機器で最も避けなければならないブロードキャストストームが原因かよ、と。恐らく東京消防庁のネットワークは誰も真面目に管理してないんでしょう。
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いかに日本人が権利関係にアホなのかを示す記事ですね。
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『[LTE実測]夜の羽田で下り23Mbpsを記録、昼の丸の内は苦戦』
結局、無線サービスはいかにして基地局を迅速に打たねばならないかを示しているだけです。現状ではこんなものでしょう。
『UQが50万契約突破、spモードは100万件間近――12月の携帯契約数』
を読む限り、LTEの契約が1,200もあるだけ驚きます。まぁこの数字も怪しいのですが。