Archive for January, 2011

Internetの凄さと恐ろしさ

Posted at Mon, 31 Jan 2011 20:24:09 +0900 (JST)

『インターネットが“消えた” グラフで見るエジプトのネット遮断』

チュニジアで起きたクーデターの余波で微妙な社会情勢になっているらしいエジプトでは、28日から政府の命令でInternetと携帯電話が停止しているのですが、それを如実に示すグラフがあちこちで出ています。
もともとエジプト(というかアレキサンドリア)は中東を含むアジアとヨーロッパを結ぶ各種電気通信の生命線でもあるのですが、そこでこうまで規制されるのはなかなか珍しいですね。エジプト国内のISPはBGPでの経路広告を止めたのでしょう、殆どトラフィックがありません。エジプトを経由するトラフィックまで止められなかったのは幸いだとしか言いようがありません。こういうことがリアルタイムで一般市民まで把握できてしまうところがInternetの凄いところでもありますし、独裁を目論む為政者から見れば恐ろしいと感じるのは当たり前かもしれません。いずれにしろ今後の成り行きは要注目です。

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『中国の携帯メーカーZTE、世界4位に躍進 Appleも好調』

これは時間の問題だったのでそんなに驚くようなものではありません。ただ日本では売れないでしょうねぇ。

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『有料Androidアプリの購入状況、Googleは不満』

なかなか面白い記事です。有料アプリでGoogleがどの程度のテラ銭を取っているのか知りませんが、Appleと比べればまだまだ不満だそうです。そう考えると、私も1個しか買ってないなぁ…殆どが無料アプリで充分機能を満たせるからなのですが。

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『電子マネー「Edy」のAndroidアプリ登場』

事前のリリース日程ギリギリではありますが、ちゃんと出たようです。どのぐらいユーザが付くのかなぁ。

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最後はオマケ

『Grouponおせち問題、食材の偽装判明 チーズやキャビアなど』

元日からの問題はまだ余韻を引き摺っているようです。それにしても酷いなぁ。Grouponは良くやっているほうかもしれません。それだけ日本市場に本気なのかな?

同じ構図

Posted at Sat, 29 Jan 2011 10:21:09 +0900 (JST)

『ドコモ、4月以降発売の機種でSIMロック解除可能に 店頭で対応』
『NGPはドコモ回線? 山田社長「ゲームとの融合は重要」』

昨日はDCMのQuarter決算がリリースされたのですが、その中で上記2つが言及されたようです。
前者は以前から言われていたものなので面白味はありません。まぁDCMから逃げる先はSBMしか無いので、そんなに影響は無いものと判断したのでしょう。
後者はまたしても口を滑らせたようにしか読めません…大丈夫なんでしょうか? 対Appleのときと同じ構図です。

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『フェムトセルの包括免許、総務省がガイドライン改定へ意見募集』

いよいよフェムトセルを本格的に普及させる施策が打たれようとしています。そこまでして無線で通信しようという気が理解できないので何とも言えないのですが、いずれにしても技術的にはあまり筋が良いものではありません。ただでさえ最近の家庭は無線による通信が多いですから、他の機器に干渉しないとは限りません。

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『FCC、Googleら9社をホワイトスペースデータベース管理者に任命』

ダメリカも無茶しますね。無線通信で干渉させないように設けているはずのホワイトスペース(昔で言うガードバンドを、都合の良いように言い直したもの)で通信させようとしているんですから…大丈夫なのでしょうか?

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『Nokia決算、iPhoneやAndroidに押されて21%の減益』

そりゃ減るでしょうなぁ。

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『ペニーオークションで撤退相次ぐ、返金に応じない事業者も』

妙な勢いで社会問題になりつつあるらしいペニーオークション。個人的にはよっぽどのことが無い限りは実店舗で買うようにしている(もし通販と実店舗で同じ商品が取り扱われているのであれば、交通費を考えつつ、できるだけ実店舗で確認しながら買うようにしている)ので、あまり興味は無かったのですが、こうしてまとめられると、確かに問題として取り挙げられるのも仕方無い側面があるようです。

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最後はオマケ

『“リッピング違法化”は著作権法の保護範囲を大きく逸脱、MIAUが反対声明』

ここが言っても、何の影響力も無いところが悲しいですな。

時間の問題だった

Posted at Thu, 27 Jan 2011 20:29:36 +0900 (JST)

『レノボとNEC、日本国内におけるPC事業の合弁会社を設立』

週アタマにリークされていたこの件、結局正式にリリースされました。PCのコモディティ化なんぞ、かなり前から言われて久しいですが、PC-9801/8801時代を知っている身からすると不思議な感覚ではありますね。シェア1位とはいえ狭い日本だけではどうにもならないほど、商売としては面白味が無いのでしょう…まぁそれはネットワーク機器にも言えるのですが。明日は我が身です。

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『「Skype for Android」、日本でも利用可能に』

これも時間の問題だったのですが、今日リリースされました。DCMやSBMのAndroidユーザがどこまで使うのかは未知数ですね。なにしろ1度起動しちゃうと常駐するので、バッテリの減り方が尋常ではありません。

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『Android端末でPSゲームが楽しめる「PlayStation Suite」発表』

これは楽しみですね。ハッキリ言えば個人的に

『PSP後継機「NGP」、年末から順次発売』

なんかよりもずっとインパクトが大きいのではないかと思います。初代プレステ向けにリリースされたソフトが焼き直されてくれると尚嬉しいです。もしそうなると、Appleにとっては脅威になるのではないでしょうか。

栄枯盛衰

Posted at Wed, 26 Jan 2011 19:58:21 +0900 (JST)

『米Yahoo!、社員の1%を削減』
『Google、2011年に6000人以上の採用を計画』

こんなにも好対照な記事が1日に並ぶのも珍しいですね。栄枯盛衰を見る思いです。それだけGoogleは勢いだけはあるということなのでしょう。ちなみにGoogle日本法人は

『Google日本法人は200人以上を採用予定 エンジニアや営業部門中心に』

だそうです。ただ、漏れ聞こえるGoogleの社風からすると、1度でもGoogleに入ってしまうと、他の日本企業に勤めるのは難しいんじゃないかと、他人事ながら心配です。

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『著作権法改正で「マジコン」「リッピング」規制へ、文化庁が方針』

マジコンの規制は理解できますが、リッピングの規制は理解できませんねぇ。自分が買ったコンテンツを私的にどう利用しようが、そのユーザの自由なはずなのですが。
どさくさに紛れて著作権ゴロがネゴった結果なのでしょうが、ますますコンテンツが売れなくなりそうです。自分で自分の首を締めてる気がしますね。

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『iPhone 5とiPad 2に、NFC使ったおサイフ機能搭載か』

言うまでもなく日本では、FeliCa規格による少額決済が当たり前のように使われているのですが、1歩海外に出るとそんなことは無く、やっと実装されたというレベルです。Androidの2.3にも実装されたため海外でも普及するのかもしれませんが、もしそうなるとFeliCa規格がガラパゴス化する可能性があり、日本やアジア圏では使えないという事態になるのかもしれません。今後どうなるのかは見守る必要がありますね。

ラジオはその土地で聴くもの

Posted at Tue, 25 Jan 2011 20:04:15 +0900 (JST)

『ソニー、内蔵4GB/SD対応のラジオレコーダ「ICZ-R50」
−ラジオ番組をMP3録音。PCからの予約設定も可能』

『KDDI、LISMOで民放FM52局が聞けるサービス』

基本的にテレビを観ず情報源がラジオのみという生活をしている私から見ても、この両者にはかなり隔たりがあります。
前者は面白いです。ぜひ購入したい。同じようなものにオリンパスのラジオサーバという製品があるのですが、それより安く高機能です。録音したものが妙に加工されてないというところにも好感が持てます。
翻って後者はダメですね。ラジオはその土地々々に根差したメディアなので、遠隔地で流れているものを聴いてもあまり面白いものではありません。その土地の空気感が重要なファクタであることが多いのですが、それを殺しています。特に首都圏ではradikoがありますから、サービスもモロ被りです。本気で聴くならポケットラジオを買うほうがスマートでしょう。

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『スマートフォンは宇宙でも動くのか? Android端末打ち上げへ』

宇宙線で壊れなけりゃ動くとは思いますが…まさか裸で載せるのかな?
載せるスマートフォンが稼動することを保証している最低限の周辺温度は保つようにハウジングされてないとダメでしょうけど、そこまで細かいことは出ていないようです。

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『「AndroidにJavaからコピーしたコード」と専門家 ITブロガーが反論』

こういう問題は“良く調べてるなぁ”という感心しか思い浮かびません。いずれ削られると思います。

ひょっとして…

Posted at Mon, 24 Jan 2011 20:20:28 +0900 (JST)

『KDDI、2010年度第3四半期決算は減収減益』

Quarter毎の決算ですから、そんなに一喜一憂する必要は無いと思いますが、ここで触れられるべきは決算では無いのでしょう。

『au版iPhoneの可能性は 田中社長「ノーコメント」』

ほほぉ…という感じですね。DCMの社長に比べれば自制が利いています。ひょっとするとひょっとするかもしれません。

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『ドコモ、AndroidのspモードメールをWi-Fiで利用可能に』

時代の流れとは恐ろしいものです。遂にDCMも自社サービスを無線LAN経由でも使えるようにしたようです。それだけスマートフォンが吐くトラフィックが多量であるとも言えるでしょう。パケット定額制はキャリアに旨味が無いですからね。

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『アメブロ芸能人がペニーオークションで続々落札? サイバーエージェント「一切関与していない」』

いやぁ、これは怪し過ぎですね。いまどき芸能人だけを優遇する意味も解りません。ネットは一部のユーザだけが優遇されることを酷く嫌う傾向にありますし、そういうネットワークでもありませんからね。「互いに損をする」が本質です。

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『Ciscoも大規模実験「World IPv6 Day」に参加表明』

CiscoのIPv6実装はクセがあるのですが…大丈夫なんでしょうか?

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『NTT東西が光ファイバー接続料の認可申請、3年間で段階的に約30%値下げ』

みかかの最大限の譲歩という感じですかね。実際に下がったとしても、吐けるトラフィックが少なかったりスループットが悪けりゃ、何の意味も無いのですが。

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『Twitter遮断の中国でミニブログ「微博」拡大 言論動かす「ペン」に』

元記事が産経新聞だからこそ、こんなキャプションが付けられているのでしょう。
中国が誇る金盾も、Twitterモドキの大量マイクロブログは追い切れないそうですが、本当でしょうか? ただ単に泳がせているだけだったり、ガス抜きのために無視しているだけだったりという意図があるように思います。もし本気ならGoogleのようにサービス停止に追い込むでしょうからね。どうも怪しいです。

2本の腕時計

Posted at Sun, 23 Jan 2011 18:37:20 +0900 (JST)

遥か昔、20年以上前の話。

高校に行くようになったとき、他の同級生と同様に腕時計を付け始めた。しかし、慣れない習慣のせいか、3ヶ月後には失くしてしまった。水泳の授業のため更衣室で着替えたときに付け忘れたのだ。

その頃からシンプルなもの、ありていに言えば無地なものにしか興味を示さなかった私は、親からの「腕時計は買うのか?」との問いに「そこらで売ってる、文字盤がシンプルなものを自分で買うから」と、自分の小遣いから3,000円くらいの安物を購入していたので、失くしたときもそんなに痛手では無かったが、それと同時に腕時計を付ける習慣も失くしてしまった。

そのときふと、気難しいことで有名だった、中学の社会科教師が、歴史の授業中に言ったことを思い出した。

「俺は腕時計をしない。腕に輪っかを嵌めるという行為が好きではないからだ。それがなぜ好きではないかと言えば、その昔、奴隷貿易が盛んだった頃、売り物たる奴隷には腕輪をする習慣があることを歴史で学んだからだ。だから今も腕時計ではなく懐中時計を使っている」

中学生の頃は「ふーん」ぐらいに聞き流していたが、腕時計を失くしたときに思い出したせいか、それ以降も腕時計を付けることをしなくなってしまった。尤も、高校にはあらゆるところに時計があったうえ、高校生活はそこまであくせくと時間に追われるようなものでもなかったので、それでも不便ではなかったのだ。これは大学生になっても変わらなかった。

たださすがに社会人になった頃には不便な場面も出て来たので、初めての賞与で懐中時計を買った。懐中時計と言っても洒落たものではなく、俗にいう鉄道時計だ。正確で、周辺の磁力にも耐性が強く、なによりシンプルな構造に目を奪われたからだ。

しかしそれも最初の会社の時だけだった。転職し、通勤スタイルが“スーツとブリーフケース”から“Gパンと手ぶら”になってしまうと、鉄道時計を入れておく場所が無くなってしまったうえ、ちょうど携帯電話を持ち始めたことで、時刻の確認が携帯電話で済んでしまうことが判ってしまったからだ。それ以降も数度転職しているが、腕時計にしろ懐中時計にしろ、時計単体を持つ習慣からは離れて久しい。

そして今、なぜか私の手許には、2本の腕時計がある。

1本は通称「ムーンウォッチ」として有名な、OMEGAのスピードマスター。もう1本もやはりOMEGA製だが、こちらは1953年にイギリス空軍でパイロットに支給されていたもので、Fat Arrowと呼ばれている。どちらも現代には似つかわしくない手巻き式だ。

OMEGAの腕時計たち

スピードマスターについては今更説明するまでもないだろう。NASAが唯一、宇宙ミッションで携行することを許している腕時計だ。アポロ13号で起きた史上最悪の事故でも、3人の宇宙飛行士の命を守ったことでも名声を高めた。

大学を宇宙工学で修了した私のような者にとっては一種の憧れではあったが、この歳になるとどうにかこれを自力で買うことができ、身に付けても時計に負けないようになったと思っている。以前から買おうとは思っていたが、先日の、親友の華燭の宴がグアムで催された際、最近の円高を理由にして、思い切って現地で買ったものだ。現地価格は3,080ドルである。

しかし先述のとおり、私はつい最近まで腕時計をする習慣が無かった。忙しい朝に腕時計を付けることを忘れやしないかと思ったが、そんなことはなく、今では毎日当たり前のように付けている。携帯電話のように、時刻を確認するのにいちいち取り出す必要が無いというのはかくも便利なのかと、今更ながら感心した。我ながらかなりアホなことを言っていると思う。

また、手巻き式の腕時計を長く使うコツとして「毎日決まった時間にゼンマイを巻く」があることを知っていたものの、最初は自分のことながら「毎日できるかなぁ」と心配していた。が、毎日のゼンマイ巻きを習慣付けることは成功した。これは、やはり毎日手入れが必要なライターであるジッポを使っていることも大きかったのかもしれない。帰宅後の風呂を沸かす束の間、ジッポの手入れと同様にスピードマスターのゼンマイを巻く習慣が備わったのだ。

そうなると現金なもので、スピードマスターに限らず、手巻き式の腕時計をどうメンテすれば長く使えるのか調べることが多くなった。その結果はやはりというか何というか、定期的に時計屋へオーバーホールに出すことが良いようだ。出す間隔は記述しているサイトによってバラバラだが、概ね5年ぐらいが目処になっている。OMEGAでは、時計内部で使っている油が摩耗する「2年に1度」を推奨しているらしい。

『じゃぁ、そのオーバーホールしている間の腕時計はどうする?』

まさかもう1本、スピードマスターを買うというのも面白くない。それにオーバーホールに出すとしても、早くて2年後だ。そのときに考えれば良いや…と思っていた矢先に見付けたのがFat Arrow、正式名称「The Royal Air Force 1953 Ref.ST2777」である。

まさに私が最初に買って早々に失くした腕時計と同じ、やたらシンプルな文字盤とその佇まいに目が釘付けとなった。ここまで装飾や機能が無い、判り易いものがOMEGAから出ていることにも驚いたが、色々調べると、イギリス空軍用に1953年にだけ特別に生産・支給され、当然のことながら市場に出回っている数は少なく、最近までOMEGAがその存在すら公表していなかったらしいこと、ここまで状態が良くオーバーホール済のものはなかなか手に入らないこと等が次々と判明した。

2週間ほど悩みに悩んだが、結局買ってしまった。ハッキリ言えば新品のスピードマスターより高価だったのが悩みの原因なのだが、いざ購入し、添付されたOMEGA社による修理明細書を読んで高価の原因を理解した。昨年8月時点で修理に約15万円掛かっていたのだ。さすがOMEGA、57年前の時計をいとも簡単に修理できることも驚きだが、部品があることにももっと驚いた。この修理では時針と分針が新品と交換されているのだが、デッドストックがあったのだろうか。

Fat Arrowを購入した店員曰く「アンティーク品なので、ひょっとすると1日で1分ぐらい誤差が出るかもしれません」とのことだったが、とりあえずここ数日動かしてみても、新品で買ったスピードマスターと同じ精度を保っていることが判っている。これならふだん使いの時計にしても問題無いだろう。自慢ではないが、今常用しているジッポも、1948〜49年にだけ生産された、通称「3バレル・ヒンジ」と呼ばれるアンティーク品(ジッポの世界ではビンテージ品と呼ばれる)で、そのテの品物の扱いには慣れているつもりである。

こうして、遥か20年の時を越え、再び腕時計を付けるようになった。これからはその日の気分でどちらかを付けるようになるだろう。きっと私より長生きするであろうこの時計達を、大切に使っていきたいと思う。

破れかぶれ?

Posted at Sun, 23 Jan 2011 07:55:38 +0900 (JST)

『ウィルコム、新規契約で「もう1台無料キャンペーン」』

いよいよ意味不明な、破れかぶれなキャンペーンを展開し始めました。キャンペーン期間終了後も月額基本料が無料になるそうですが、そこまで身を削ってユーザを獲得してどうするのだろう? と不思議に思います。この契約をすれば公衆網を使ったトランシーバとして機能するのでユーザにはメリットがあるのでしょうけど、WILLCOMにはメリットが見出せません。SBM傘下になると、こうなっちゃうのかなぁ。

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『京セラ、国内でAndroidスマートフォン発売へ 年内にも』

元記事は産経新聞のようですが、KDDI向けにリリースするようです。Kセラは微妙にユーザのツボを外したものを販売する傾向にあるよなぁと個人的には思っているので、もしリリースされるなら、その実機はぜひ見てみたいですね。

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『NECとレノボ、合弁に関する報道にコメント』

金曜日に、主にThinkPadユーザが悲鳴を挙げた記事です。ThinkPadユーザに言わせると、
「ただでさえLenovoになって品質が悪くなってるのに…今のうちにもう1台買うかなぁ」
だそうです。もしこれが本当だとすると「当面は両ブランドを継続する」というのは眉唾だと見るべきでしょうから、その気持ちは解らんでもありませんが。これで国内でノートPCを生産するのはPanasonic(Let’s Note)と不治痛(FMV)だけになるのかもしれません。

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『最高裁、「ロクラク」訴訟でも審理差し戻し』

先日のまねきTVと関連して、こちらも差し戻し…著作権法の運用が恣意的になること請け合いですな。

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『Google、ラリー・ペイジ氏のCEO就任を発表――シュミット氏は会長職にとどまる』

ほほぉ、Appleとは違う意味で経営陣が変わるようです。まぁ悪い意味でのGoogleらしさは変わらないでしょうね。元に戻っただけですから。

謎のサービス

Posted at Thu, 20 Jan 2011 20:10:48 +0900 (JST)

『日本通信、モバイルIP電話サービスを1月28日開始』

始めることはアナウンスされていたので知ってましたが、まさか海外からの着信も許可している(ように記事は読める)とは思いませんでした。ただ、IPアドレスの払出し方式を独自に変えているところが気になります。
“今回の同社サービスは、050番号が割り当てられるIP電話サービスであり、電話機であるIDEOSにはプライベートIPアドレスが割り当てられる”
んだそうですが、この状況下でふつうのInternet使用時も着信できるんでしょうか?
Internet(WebだのE-mailだの…プロキシを挟まないならばグローバルIPが必要)とIP電話(上述のとおりプライベートIPらしい)の2つのIPアドレスを常時持つんでしょうか?
グローバルIPでの通信にIP電話用のプライベートIPパケットをカプセル化してる?
どうもそこらへんの説明が無いので何とも判断できません。こればかりは人柱からの情報を待つしかないですね。

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『IDC、通信サービス市場はモバイルの普及で固定が減少と予測』

家庭で無線回線しかないのは、いかにも心許無いです。今流行りの言葉で言えば「そんな通信環境で大丈夫か?」ですね。私はこれまでの経験上、基本的に無線での通信を信用してないので…うーむ。

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『「IS03」のダウンロード不具合、「解消されたと考えている」』

これは昨日の指摘どおりですかね。Google側の問題なので時間が解決しそうです。

順序が違うような…?

Posted at Wed, 19 Jan 2011 20:04:29 +0900 (JST)

『携帯各社、九州新幹線のトンネルのエリア整備状況を公開』

この種の不感地帯への置局に税金が使われるのはどうも違和感を覚えるのですが、どうやらそういうことらしいです。どうせ新規に掘ったトンネルなんですから、東海道新幹線のように車内から無線LANを使えるように整備すりゃぁ良いのに。順序が違うような…?

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『W3C、HTML5のロゴマークを発表』

最近は動画のコーディング規格にのみ話題が集中していますが、普及するんでしょうかねぇ。ちょっと分かりません。開発・維持コストとの兼ね合いになるであろうことは容易に想像が付くのですが。

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『中国のネット利用者は4億5700万人、ほぼすべてがブロードバンド利用』

グローバルIPアドレスを使ったイントラネットもここまで大規模になると運用が大変でしょうなぁ。エンタープライズな情シス管理者の参考資料として、ぜひその運用の実態を公開して欲しいものです :-P