Archive for August, 2009
総務省の強い意思
『NEC、日立、カシオが携帯電話事業統合へ』
『NEC、日立、カシオ 携帯事業統合の報道に「決定していない」』
どうもきな臭いですね。例によって降って湧いた記事には読めません。どこかしら裏があるものだとして読むべきものなんでしょう。近々この3社の合弁なり何なりがリリースされる日は近いんじゃないでしょうか。
しかし日立カシオにNECが入るのはなぁ…それはそれでどうなんでしょう。
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なかなか興味深い基本方針です。技術的には以前から言われているとおりですが、
“全国向け放送免許の申請者は、地上放送事業者(テレビ局)が1/3以上の議決権を持った場合、放送法の「表現の自由享有基準に合致しない」と判断される。また、基準を満たす申請者のうち、テレビ局の議決権が1/10以下の申請者が優先される。地方ブロックについても、既存テレビ局の影響力が少ない申請者が優先される。審査ではこのほか、事業計画の確実性や番組の多様性など多方面から検討される”
という箇所に、「既存の放送局とは決別させたいという」総務省の強い意思が感じられますね。ただそれには「放送すべきコンテンツはどうするのか」という大きな問題が横たわっているのも確かで、ここはある程度時間を掛けるしか無いと腹を括っているフシもあります。
いずれにしても、受信端末(携帯電話に統合される?)が普及しなけりゃどうしようも無いので、まずはそこからでしょうね。
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『IP電話利用数は2092万件。0AB〜J番号は1200万件を突破』
『日本通信、050番号取得しIP電話サービス提供へ』
IP電話に関する2題。
前者は順調に?加入電話がひかり電話へ置換されている様子が見て取れます。停電になったら使いものにならないひかり電話なんぞ、よく移行するよなぁ。市場ではもはや「ふだんの生活は携帯電話だけで良いや」ということなんでしょうねぇ。私は絶対嫌ですけどね。意地でも自宅はISDNを維持し続けます。
そして050番号は徒花で終わろうといしているなか、後者の記事です。たった1万番号なので統計上では影響無いんですが、そこまでして050番号を使いたいと思うユーザって居るんでしょうかねぇ?
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『[ウィルコム]XGPの試験サービス,屋内浸透をあえて制限』
これもなかなか興味深い。試験サービス中の今は、敢えて屋内に浸透させないよう電波出力を調整しているとか。ボロが出ないようにという意図もあるようですが、もし事前に公表されているとおりのスペックが出るのならE悪も真っ青ですから、ここは慎重にならざるを得ないのかもしれません。いずれにしても、ちょっと期待しちゃいますね。
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『ソフトバンクテレコムとJPIX提供のIXサービスが9月からIPv6に対応』
商用ベースでIPv6のIXサービスが始まるようですが、ユーザ数がどれだけ伸びますかねぇ…需要も含めてですが。
かなり期待できる端末だ!
『シャープ、A6サイズの小型モバイルネット製品「NetWalker」』
『シャープ、A6サイズで10時間駆動のモバイルインターネット端末』
初代W-ZERO3が壊れて以来、HP 2133といったネットブックを買ったものの、やはり常時身に付けて持ち運ぶまでには至らなかった私は、このテの商品を待ちわびていたのですが、やはりシャープがやってくれたようです。これはかなり期待が持てます。しかもOSがWindows系ではなくLinux(但しUbuntu)であることにも、ふだんLinux上で暮らしている私には更に好感度が上がるってなもんです。価格も45,000円程度になるようですし、個人的には近づいてきている己への誕生日プレゼントにしようかな?
ただ、キータッチはやはりそれなりのようで、
『409グラムで10時間駆動: “Windowsの呪縛”から逃れた超小型マシン――シャープ「NetWalker」に迫る』
を読むと、あまり長文を打つことはできない感じがしないでもないですが、それとて初代W-ZERO3と同じこと。取るに足らぬことと個人的には思っています。9月25日の発売が楽しみです。
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『サン電子、RS-232Cポート搭載のルータ「Rooster-es」』
最近のブロードバンドルータと呼ばれるものも含む小型ルータからシリアルポートが撤去されて久しいですが、これはそれを敢えて付けたものです。なかなか面白そう。
でも6万かぁ…さっきのSHARPのものより高いなぁ。もうちょっと値下げされれば買うかもしれないのに。法人向けだから無理かな?
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SBMはこんなことしてる場合じゃないでしょうにねぇ。しかもSMAPを使ったグッズを作ることができないのか何なのか、未だに犬グッズに頼らざるを得ないところも、何か哀愁のようなものを感じます。しかもSBMは
『ソフトバンク、個人向け社債を再び発行 600億円程度、9月に』
にもあるとおり、今年2度目の社債を発行せねばならぬほど台所事情は火の車。果たしていつまで法人として生き残れるのか。そっちのほうに注目すべきなのかもしれません。みずほ銀から貸し剥がしに遭ったら一発アウトですからね。
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『Nokia、携帯電話決済サービス「Nokia Money」計画を発表』
おいおい、またこんなものが増えるのか…というのは、あくまで日本からの視点。海外からはどうなんでしょうかね?
一昨日のPCのリリースと良い、Nokiaは一体どこに進もうとしているのでしょうか。この業界に居る以上、ちょっと注目していかねばならないようです。
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恐らく政権が変わったらゼロから議論のやり直しとなるであろう、みかか再編話に向けて、KDDIは最近、積極的にこのテの話をするようになってきています。そしてKDDIの話は尤もなことで、このまま固定やFTTHが設備もろとも独占されては困るというのも頷けます。
民主党は「周波数オークション」なんてのもマニフェストに掲げているようで、本当に政権を取ったら通信事業者はかなり振り回されそうなので、今回の説明会はそれへの牽制という意味も含んでいるのでしょう。
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『Google Book Search和解案の反対団体設立、米MSやYahoo!など参加』
そーだそーだ! もっとやれ!!
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『Windows 7を捨てて自由を:FSF、アンチWindows 7キャンペーンをスタート』
あはは。これも毎度のことですが、もっとやれ!
まだやってたの?!
2003年に始まってまだ続いていたこの裁判、控訴審ではなんと原告の逆転勝訴。
「UNIXの著作権はSCOに著作権がある」との判決が下りたようで、昨日のこのニュースは私の周辺では驚きをもって迎えられました。
一時はこの裁判にセンシティブになった日本企業がLinuxの導入を見送ったこともあるこの裁判、一旦は原告敗訴で決着したと思ってたんですがねぇ…いずれにしてもSCOは事実上事業をしておらず、社員として居るのは弁護士だけなんじゃないかという冗談があるぐらい、SCOの企業としての実態は無いに等しいんですが、この判決の影響力は凄まじいものがあるので、上訴審ではぜひNovelllとIBMに頑張ってもらいたいものです。
それにしてもダメリカにしちゃぁ判決まで長いですね。
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そこまでして移動機でテレビ番組を観たい需要が、本当にあるんでしょうか?
少なくとも通勤で行き帰りに乗る山手線で見たこと無いんですけどねぇ。
どうもKDDIの迷走はまだまだ続きそうな予感がします。
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Solarisがフリーソフトになった以上、こんな組み合わせもアリなんでしょう。もちろんここで言われているHPサーバとはx86系CPUのことです。一昔前なら考えられない組み合わせですけどね。
そしてCTCも狙って組んだような感じがします。
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同じような法案がフランスでも揉めに揉めてますが、イギリスでも提案されているようです。それだけ違法コンテンツとやらが多いんでしょう。ヨーロッパだとBitTorrentでしょうか。はてさて、これもどうなることやら?
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最後はネタ2発
『Apple,FCCに対し虚偽説明か』
『携帯からPCへ――Appleの逆を行くNokiaの覚悟と勝算』
前者はそこここで言われている内容が纏められたという感じ。Appleはこれで逃げ通せると思っているんでしょうか。
後者はなかなか興味深い。かつては切り離したPC事業を再興するんですから、そりゃ相当な覚悟がNokiaにはあるのでしょう。ただ、記事にもありますが、Windowsを採用したのは海外でも意外だと思われているようですね。それは私も同感です。
SBMユーザは蚊帳の外
キャプションでは調査中となっていますが、昨夜19時のニュースでも流れていたように、原因が24日に行われたソフト改修ミスだったことが追記されています。
あと、今回の緊急地震速報はSBMユーザには送られてないようですね。
“今回もNTTドコモやauのユーザーに対して通知が行われた”
という書き方ですが、記事中で指摘されています。SBMユーザは、国が多額の税金を突っ込んでまでやってる、人命に関わる情報も受信できない状態なんでしょうか。恐ろしいキャリアです。
今回の非は気象庁にありますが、それをユーザに通報できてないSBMにもかなり問題があると思いますけど、ユーザはどう思ってるんでしょうか。
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『ソフトバンク、ネットブック「IdeaPad S10」を9月発売』
そんなSBMはE悪の真似をして? 本体価格はロハ同然で、通信モジュールを内蔵したLenovoのネットブックを出すようです。
ただしE悪と違って、料金プランが完全従量制。こりゃ詐欺でしょう。ちゃんと売り場で説明しないと、とんでもないパケット料金を請求されて大揉めになること必至ですね。同じネットブックなら、Nokiaが出す
のほうが遥かにスタイリッシュです。これには惹かれるものがありますね。Windowsなのが泣けてきますが、Nokiaが出すということは世界中に出るということでしょうから、きっとLinux化するgeekが出てくるでしょう。それが出たら買ってしまうかもしれません。
それ以前に、法人が撤退してしまった日本でも売るのかどうか判らないのですが。
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『アミューズ通販サイト情報流出、14万人に商品券500円分送付』
これもSBの“悪しき前例”による対応でしょう。個人情報が1件500円なワケがない。その後の民事裁判でも1件30,000円となってるハズなんですけどねぇ。この通販サイトのユーザが今後どう行動するのか、ちょっと見物ではあります。
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最後はネタ
『「ストリートビュー」にプライバシー保護ルール公表を要請へ』
こんなもん公表したって読まないヤツは読まないし、プライバシーがだだ漏れなのは変わらないんですから、いっそ禁止にすれば良いのに。総務省も意外にGoogleに弱腰なんだなぁ。なぜだろう?
「緊急地震速報」を初受信
今朝、会社の自席に着いた直後の06時37分、ケータイが設定しているバターンではないバイブレーションをしたため確認したところ、液晶画面に『緊急地震速報』の文字が。
「千葉県東方沖で強い揺れ」とのことでしたが…肝腎の揺れは、会社がある品川では観測されず。
1時間ほど経った今も特にWebで記事になっている様子も無いので「誤報か?」と思ったら、読捨新聞にちょろっとあるだけで、あったことはあったようです。いちおう身構えたのに拍子抜けでした。精度はまだまだなんでしょうかね。
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『「mixi」がβ表記を削除、mixiアプリ公開でネクストステージへ』
ちょっと前にGoogleがいくつかのサービスからβの文字を消しましたが、mixiもそれに倣ったようです?
個人的にはβが有ろうが無かろうが使いませんけどね。あの独特の文化には耐え難いものがあります。
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『Appleは「まだ審査中」と回答: Apple、AT&T、Googleが“Google Voice締め出し”に関するFCCの質問に回答』
『Google、「AndroidからSkype締め出し」報道に反論』
それにしても似たようなことで問題になるものです。
前者はまぁ「モノは言いよう」ってなもんで苦しい言い訳にしか聞こえないので放っとくとして、後者は初耳です。でもGoogleならやりかねないとも思えるのは不思議。最近のGoogleは増長してますからねぇ。
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『電話しながらファイルを送れる技術の特許、Appleが出願』
うーん、これ便利なんでしょうかね?
どういう面で新規性があるのか解りませんが、ふつうに考えるならば、VoIPなら1セッションで可能なものの、回線交換なら2回線必要でしょうね。
というかこれ、特許として成立するんでしょうか?
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最後はオマケ
『ウィルコム社長交代はファンドの意向か 契約減続く』
『グーグル,「Linux」向け64ビット「Chrome」の開発に着手』
前者の大元は産経新聞なので、信憑性は?ですが、そーなんだそうです。
だったらカーライルがもっと出資すりゃぁ良いと思うんですが。
XGPに対する暗雲がますます濃くなってきたと見るべきなのかもしれません。
後者はcnetnewsが大元ですが、どうなんでしょう。ふだんLinuxで暮らしている身としては、出たらインストールぐらいはするかもしれませんが…いつ出るんだろう?
なぜこのタイミングで?
なぜこの時期に? というのが、市場の一貫した視点でしょう。今はXGP(次世代PHS)を立ち上げるという、WILLCOMとしては己の存亡が懸かっていると言っても過言ではない時期なのに…裏で何かあるんでしょうな。
はてさて、WILLCOMは無事にXGPをローンチできるんでしょうかね?
妙なことで注目せねばならなくなりました。
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『「BIND 10」をC++とPythonで書く狙いとは
JPRSに聞く、次期DNSソフト開発の意義<後編>』
前回に続く後編です。BINDもデュアルランゲージで開発され、オペレータのインタフェースもWebベースになるんだそうで、なんだかなぁ…という感じもします。却ってセキュリティホールは広がりそうな気がするのは、気のせいなんでしょう。
ただ、DNSSECの導入が広まることは意義があるので、それだけは期待したいと思います。まぁ現行のBINDでもできなかないんですが、面倒なんですよねぇ。
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とりあえずダメリカでは認められたようで、あとはEUでの承認待ちになります。EUが認めなかったら笑えますけどね。
ああ、これでSPARCもSolarisもMySQLもどっかに行ってしまうんでしょうなぁ。残念でなりません。
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ほほぉ、地上系ネットワークが日立ベッタリなのに対して、空中線系はマルチベンダ(といっても2社)なんですね。あとは展開速度の問題でしょう。こればかりは各社の競争になります。少なくとも
みたいなことを今更ながら思い出したように実証実験するようなところとは勝負にならないと思いますけどね。
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最後はネタ
『電通PRなど、ネット上の風評被害対応コンサルティングサービス』
『ソフトバンクの新広告キャラにSMAP、どう思う?』
前者は大笑い。2chあたりでは“電痛”などと言われて続けているところがこんなコンサルを始めること自体がネタになっています。“まずは自分のところの風評被害に対応することから始めるべきじゃね?”と。
後者はなんというか、当然の結果なのかもしれません。上戸彩や樋口可南子、声だけで北大路欣也など高額ギャラ揃いの前作よりは、SMAPのほうが安いんでしょうけど、SMAPはみかかのCMキャラが長かったですからねぇ。これも損流の意趣返しなのかもしれませんけど、ただ悪趣味なだけですな。
意味不明な統計
『検索エンジンで検索できる情報の量は6877TB、総務省が推計』
昨日に続いて、またしても意味不明な総務省の統計です。この推計にどこまで意味があるのか、私には理解できません。これも今月いっぱいが目処と言われる来年度予算のため?
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『「BIND 10」では、named.confが無くなる?
JPRSに聞く、次期DNSソフト開発の意義<前編>』
これはなかなか興味深い記事ですね。かつては仕事で、今は自宅でBINDを運用している身としては、今後の動向に注意しなければなりませんから。
named.confが無くなり、SQLでzoneが管理され、運用はNETCONFを使ってXMLで記述?
恐らく10になった途端に混迷しまくるんじゃないでしょうか。
この記事の後編に、ちょっと期待します。
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ファイアウォールにあるまじき挙動…さすがCiscoとしか言いようがありません。
SBMのアレよりは売れる
『EU、1Gbpsモバイルブロードバンドに1800万ユーロ投資』
言葉尻からは「GSMは成功したがLTEではイニシアティブを握れなかった」ことへの焦燥感が見て取れるようなリリース文章です。EUとして見れば市場は大きいかのように受け取れますが、その実、中身は結構バラバラですからねぇ…果たしてどうなることやら?
カネだけ出して成果ゼロという懸念すらあります。
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『直径が従来の半分、軽量でエコなLANケーブル、IIJ子会社が開発』
径が半分になっても、ユーザで自作できるんですかね?
それだけが気になりますし、もしできたとしても非常にメンド臭そうです。
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なぜいま固定電話なのか? というのはさて置き、面白いかもしれません。少なくともフォトフレーム機能しかないSBMの例のモノよりは売れるでしょう。
ただ高いですね。現時点での家庭での固定電話の使用頻度を考慮すると、費用対効果という面ではかなり低いような感じもします。
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『ドコモ、FOMAモジュール内蔵パソコンにもバリュープラン適用』
これは規定路線ですから良いんですが、相も変らず「動画は観れない場合がある」んじゃぁ、あまり契約する意味が無いような…だったらE悪やUQを契約したほうが良いと思います。
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最後はオマケ
『SCE、本体を薄型化した新型PS3。9月3日に2万9980円で発売』
当初は「結構安くなったなぁ。ソフト次第では買うかもな」と思ったのですが、
“他OSをインストールできる機能を削除した”
という記述を見た時点で買う気が失せました。誰がこれを素直にゲーム機としてだけ使うと思ってるんでしょう?
PS3に限れば、登場当初から商品コンセプトがどんどん後退しているように思え、当初は価格で、今は機能で、購買意欲が削がれています…あ、ソフトもか。
Pubsubhubbub…読み難いなぁ
『日本のICTインフラ、総合偏差値は世界一? 普及率では遅れ』
とても意味不明な調査です。つまりは総務省が財務省からカネを引っ張って来るためのものなので、多少解り難くたって構わないというのもあるんでしょう。個人的には日本ほど安価にFTTHが敷ける国は無いと思いますけどねぇ。たとえGE-PONなんていうイカサマFTTHであっても。
まぁこれも住んでる場所に大きく依存するので何とも言えませんし、そこを是正したい、全国で均質化したいというのが総務省の思惑なんでしょう。
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『ライブドア、ブログとRSSリーダーの時差解消に「パブサブハバブ」対応』
キャプションにある“パプサブハバブ”の意味が解らないので読んだのですが、どうやらblogのエントリと、それを読ませたいRSSリーダとの間の通信を規定したもののようで、この記事ではプロトコルと紹介していますが、Googleにある紹介記事を読んでもプロトコルとまで呼べるような代物とは思えず、同期させるためのスキームと思ったほうが良いようです。
しかしまぁ日本語にしたときに読み難い。なんでこんな名前にしたんだろう?
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ロイター発の記事で、取り扱ってるのが海外キャリアのみなので、このようなキャプションになったのでしょう。当然のように販売奨励金モデルがかつてのデフォルトだったSBMについては触れていません。
海外キャリアが販売奨励金の扱いに慣れてないだけだという気がしますけどね。通話/通信料金や基本料金に上乗せして回収しないと成り立たないビシネスモデルですから、そこを正確に理解していないと重荷にしかなりますまい。
xDSLで3,000円は高い
私は約9年前、ISDNのダイヤルアップから一気にFTTHに移行したので、xDSLの料金には無頓着な面があることを否定しませんが、xDSLの通信品質で3,000円周辺が“平均または低廉”というのは納得できませんな。FTTHがこの金額で“平均または低廉”というのは充分納得できますけど。
ただ、なぜか日本ではCATVでの接続料金は高い…これは単にユーザ数が少ないから?
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『ドイツのIP電話利用者が700万人に』
『ドイツのSMS人口は4800万人、国民の60%弱に普及』
ドイツの人口が約8,300万人らしいので、日本の2/3と考えて比較すると(比較する意味があるかどうかはさて置き)、IP電話の普及率はまだまだですが、SMSはかなりの普及率なんでしょうね。もっとも日本では移動機間でもE-mailになるんですが。
ただ、某国営放送のニュースでも報じられたように、日本でもSMS(DCMでいうショートメール、KDDIでいうCメール、SBMではそのままSMS)を相互接続するようなことを言われ始めたのは、番ポでキャリアを換えない理由に「メールアドレスが変わるのが嫌だから」というのが相当数あるという調査結果
も関係しているんでしょう。
いずれにしても、ドイツに限らず国際的なデファクトはSMSやMMSなので、こういった動きは歓迎すべきではあります。ちなみにかつて日本でも、資本関係や設備共有の点で、J-PHONEとTU-KAの間ではSMSが相互接続できていた実績はあります。
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短い記事ですが、こんなのも。
当時と比べて今じゃIE以外にFirefoxやらOperaやらChromeやら闘う相手がかなり多くなっているんですが、大丈夫なんでしょうかね?