まだやってたの?!
2003年に始まってまだ続いていたこの裁判、控訴審ではなんと原告の逆転勝訴。
「UNIXの著作権はSCOに著作権がある」との判決が下りたようで、昨日のこのニュースは私の周辺では驚きをもって迎えられました。
一時はこの裁判にセンシティブになった日本企業がLinuxの導入を見送ったこともあるこの裁判、一旦は原告敗訴で決着したと思ってたんですがねぇ…いずれにしてもSCOは事実上事業をしておらず、社員として居るのは弁護士だけなんじゃないかという冗談があるぐらい、SCOの企業としての実態は無いに等しいんですが、この判決の影響力は凄まじいものがあるので、上訴審ではぜひNovelllとIBMに頑張ってもらいたいものです。
それにしてもダメリカにしちゃぁ判決まで長いですね。
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そこまでして移動機でテレビ番組を観たい需要が、本当にあるんでしょうか?
少なくとも通勤で行き帰りに乗る山手線で見たこと無いんですけどねぇ。
どうもKDDIの迷走はまだまだ続きそうな予感がします。
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Solarisがフリーソフトになった以上、こんな組み合わせもアリなんでしょう。もちろんここで言われているHPサーバとはx86系CPUのことです。一昔前なら考えられない組み合わせですけどね。
そしてCTCも狙って組んだような感じがします。
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同じような法案がフランスでも揉めに揉めてますが、イギリスでも提案されているようです。それだけ違法コンテンツとやらが多いんでしょう。ヨーロッパだとBitTorrentでしょうか。はてさて、これもどうなることやら?
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最後はネタ2発
『Apple,FCCに対し虚偽説明か』
『携帯からPCへ――Appleの逆を行くNokiaの覚悟と勝算』
前者はそこここで言われている内容が纏められたという感じ。Appleはこれで逃げ通せると思っているんでしょうか。
後者はなかなか興味深い。かつては切り離したPC事業を再興するんですから、そりゃ相当な覚悟がNokiaにはあるのでしょう。ただ、記事にもありますが、Windowsを採用したのは海外でも意外だと思われているようですね。それは私も同感です。