Archive for May, 2010
自己矛盾も良いところだ
『ソフトバンク端末100機種以上にJavaScript関連の不具合』
前回取り上げたものがSBMから公式にリリースされたようです。ただこのリリースで気になるのが
“今回の不具合についてソフトバンクモバイルは、2009年11月の時点で把握していたという。事象の判明から半年以上に渡って発生軽減策を練り、2010年5月27日、ユーザー自身でJavaScriptをOFF設定にするという対応策が公表されたことになる。”
という箇所でしょうか。ホントかどうか知りませんが、あまりに長いですね。
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『表参道で「iPad」発売セレモニー、孫社長や藤井リナが登場』
『「日本向けiPad、海外のSIMささる」と孫社長』
『なぜSIMロック? 孫社長、iPadの疑問に答える』
まぁ昨日はこの話題で持ち切りだったようですね。個人的にはあまり興味は無いです。ただ、損が変質していることだけは確かなようです。これのどこがオープンなんだか。固定電話や光ファイバ網や携帯電話のローミングでは一方的に(しかも己の懐は一切痛まないように仕向けた内容で)オープンを主張しているのに、他方ではこんなことを
ほざいてるんですから、お笑い草としか言いようがありません。ダメな会社だなぁ。
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HTML5が普及するかもしれないものの、動画エンコード方式では揉めている中、この明言はなかなかのインパクトです。いちおう低機能移動機ではシェアNo.1ですからね。モバイル向け動画エンコードの動向はまだまだ見守る必要があります。
政府がその気になればいつでも言論統制されるのか
『児童ポルノは見つけたら即ブロッキング対象に、内閣府が対策案』
いよいよ本性が出た感じですね。実態はどうだか知りませんが組織上は最上位となる内閣府がこんな方針を出したんじゃぁ手も足も出ません。
私自身は児ポには微塵も興味が無いのですが、政府がその気になれば、こうして最速で特定事象に対する言論規制ができることが示されてしまったことが怖いですね。今にミンス政権に反対するような言論も規制されるかもしれません。
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『「パスワード漏えいはない」 ユニクロのTwitter連携“行列”サイト、登録者のIDリスト公開される事態に対処』
うーん、この対応はどうなんでしょう?
仮にも一般ユーザからは疑われるようなミスを犯したのであれば、この種のサービスは止めるべきなんじゃないかと思いますけどねぇ。仮にエンジニアリング面で問題ないとしても、企業の対外的な姿勢としては止めるもんなんじゃないかなぁとは思いますけど。
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『ソニーが電子書籍端末を年内発売、KDDIなど4社で共同会社設立』
遅い。遅過ぎる。しかもチョニーが入ってる段階で発展性には期待できない…何の意味があるのか知りませんが、生暖かい目で見守りましょう。
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へぇ(棒
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最後はオマケ
『ハンファ、388gのクラムシェルUMPC「Viliv N5」』
ほほぉ、これはちょっと面白そうですねぇ。ぜひLinuxに入れ替えて遊びたいガシェットです。キムチ臭い製品なので人柱待ちかなぁ。
選べることに意義がある
『SIMロック解除は「事業者による主体的取り組み」で、総務省がガイドライン案』
ま、そうせざるを得ないでしょうね。現状では問題がいくつかありますし、強制させるまでは行かぬと。世界的にも完全にSIMロックフリーというほうが珍しいので、この流れは正しいんじゃないでしょうか。「SIMロックフリー“も”選べる」ところに意義があります…が、日本のキャリアのことです、SIMロックフリーなほうが高い可能性が充分ありますね。それか妙な付帯条件があるか。
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『「日本版フェアユース」に関して文化庁がパブコメ募集、パロディは別途議論』
さぁ、権利者がどう動くのかが注目されますね。たぶん反対の大合唱でしょうけど。
法制上“パロディ”をどう明文化するのかにも、ちょっと興味があります。
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『2015年までに世界人口の半分をブロードバンドに接続、ITUが具体的目標』
どう推計したのか知りませんが(恐らく各国からの数字を積み上げただけ?)、現時点では世界の25%がブロードバンド接続できる環境下にあるそうですから、なかなかにチャレンジングな目標です。恐らくIPv6化も視野に入っているのでしょう…というか、ここでいうブロードバンドの定義は何なんでしょうね?
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『Webブラウザのタブがいつの間にか詐欺サイトに、新手の攻撃を実証』
なるほど、こういう脅威もあるんですね。FirefoxにはデフォルトでNoScriptを入れないと被害に遭う可能性が充分あるということなんでしょう。気を付けねば。
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『DellがAndroidタブレット「Streak」を発表、英国で6月発売』
うーん…そんなにiPadというものが注目に値するガシェットなんでしょうかね。まぁベンダとしては売れりゃぁ何でも良いんでしょうけど、個人的には疑問です。
ただ、この製品のほうがiPadより魅力的ではあります。ユーザがいろいろ弄れそうですし。
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ほほぉ、これはまた興味深い。もし本当なら、ダメリカでも土壇場の良心が機能したというべきでしょうか。
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なかなか面白いデバイスですが、使いどころがあまり浮かびません…どこだろう?
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『「auひかり」向けにHDD内蔵のセットトップボックス、同時2番組録画可能』
ちょっと前にも同じMotorola製のSTBをレンタルしてましたが、そのニューバージョンですね。需要があるのかなぁ?
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『Googleパックマンロゴの経済損失は1億2048万ドル、世界で481万時間を費やす』
あはは、これは単純に笑えます。こういう目の付け所はさすがGoogleということですね。そしてこんなことをわざわざ調査する会社も会社です。
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最後はオマケ
『ブロガーに最大300万円の援助 ライブドア「奨学金」でアルファブロガー育成』
いまどきアルファブロガーてww
これじゃニートを育成しかねませんな。
所詮はSBM
『キヤノン、家庭用SEDテレビ開発を凍結 採算合わないと判断』
これは残念なお知らせです。液晶よりは筋が良いと期待していたんですけどねぇ…採算ラインに乗らないんじゃ仕方無いというものです。現時点では業務用での生き残りに賭けるそうですが、ちょっと怪しいかもしれません。
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『自分のつぶやきの価格を設定、Twitterユーザーが広告収入得られる「つあど」』
『Twitterがタイムライン内広告を禁止 つあどなど広告サービスに影響』
ほぼ同時刻にこんなにまで対照的な記事が並ぶのは久しぶりです。やはりこのテのサービスは自社で持たないと、こういう目に遭うんでしょう。現在のInternetビジネスを垣間見た気がします。
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『ソフトバンクモバイルがフェムトセル受付開始も、総務省はBB回線事業者との協議を要請』
『ソフトバンク携帯電話に脆弱性、「かんたんログイン」でのなりすましが可能に』
SBM絡みで問題がありそうな記事が2本出ています。
前者はなんともはや…まぁいつものやり口とでも言いましょうか。要するにSBMのフェムトセルは使いものにならない可能性を多分に秘めているということですね。総務省にはビシビシと指導してもらいたいものです。
後者もなかなかなインパクトです。以前DCMでも同じような問題がありましたが、DCMと違ってSBMの場合はアプリで対策を打ちようがないところが全く違います。どうするんだろ、これ…対応が見物ではありますね。
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『「iPadに最適!」有線LAN/無線LAN/3Gを自動切り替えできるモバイルルータ』
『イー・モバイル、iPadなど視野に「新世代Wi-Fiキャンペーン」』
俄かにモバイルルータが林立し始めました。前者はDCM、後者はE悪ですが、場面に依っては出所があるんでしょうなぁ…個人的にはあまり思い浮かびませんが。それだけiPadのような、外部インタフェースがWiFi(無線LAN)しかないような端末が増えてきているのかもしれません。
物騒な時代
いよいよ警察庁が表立って動き始めたようです。児ポが碌でもないのは言うまでもありませんが、問題は、これを皮切りに様々なものに対して言論統制とも思しき行動を警察がするんじゃないかという恐怖がありますね。これは厳しく監視しなければならないでしょう。
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『GoogleがSSL通信の検索サイトを開設、内容の傍受を阻止』
リモートにあるホストへのCUIでのログインにtelnetが使われずsshに移行して久しいですが、遂にHTTPまでこのようになるとは、Internetも物騒になったものです?
まぁこれは概ね中国共産党対策だとは思いますが、そんな時代なのかもしれません。
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『Googleの「WebM」に特許問題か MPEG LAが特許料要求の可能性』
これは一部では先週末から取り上げられていましたが、実際にMPEG LAがせしめることができる特許料は大した額ではないらしいことも広まり始め、MPEG LAの姿勢が問われる事態になりつつあるようです。はてさて、どうなることやら?
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最後はオマケ
『iPadユーザーの9割が満足、一番の不満点は「Flash非対応」――米調査』
以前も述べましたが、ユーザとは正直なものです…まぁAppleはアクションを起こさないでしょうけどね。
自分で自分のクビを締める
『「Google TV」2010年秋に米国で発売、IntelやSonyなどが提携』
私が知ったときには“チョニーとGoogleが提携!”みたいになってましたが、こうして落ち付いてまとめられた記事を読むと、要するにチョニーはテレビで動くS/WやH/W開発の基本的な部分を放棄しただけにしか見えないので、「提携」というより「委託」といったほうが正確なような気がします。
H/WがIntelとサムチョン、S/WがGoogle…使いたくないテレビだなぁ。しかも
『「閉鎖的なテレビWebをオープンに」――Google TV、来夏オープンソース化』
だそうなので、今にチョニーだけではなく、そこいらの中国メーカでも同じような製品を出せるようになるんでしょうし、チョニーは自分で自分のクビを締めているようにしか思えないんですけどねぇ。少なくとも私は買わないと思い
ます…まぁもともとチョニータイマーが仕込まれてますから、大枚叩いて買っても直ぐに壊れるでしょう。
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『Googleが「Android 2.2」発表、高速アプリとFlash内蔵高速ブラウザー』
『Androidは間もなくiPhoneを抜く――シリコンバレーのVC語る』
そしてこうしている間にもGoogleは着々とAndroidに磨きをかけているわけですね。いよいよテザリングまで基本機能としてサポートするようですから、モノとしてはiPhoneよりこちらのほうが弄り甲斐があって面白そうです。後者のような記事が出るのも頷けます。
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『Fusion Garage、NVIDIA ION搭載iPad型スレート端末「joojoo」を国内発売
〜FlashやHTML5をサポートするフル機能Web端末』
以前から噂にはなってましたが、こうして実機が出るとなると、この分野でも健全な競争が行われる可能性があるんだなぁとしみじみ思います。資本主義も捨てたもんじゃありません。スペックを見るとiPadより高機能に読めますから、あとは人柱待ちですかね。
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『Googleのオープン動画フォーマット「WebM」、Appleは不支持か』
これはある程度予想されたことでしょう。今のAppleは一時期のM$より囲い込みが酷いですね。
急激な流れ…真意はどこ?
『児童ポルノのブロッキング、「DNSポイズニング」では不十分? 警察庁が不満』
『児童ポルノのブロッキング、So-netとBIGLOBEも対応準備へ』
昨日に引き続き、児童ポルノ規制問題に関する記事が出ています。
前者はなかなかに気持ち悪い動きですね。警察庁が出て来ているところが薄気味悪く感じます。しかもなぜ警察庁はDNSポイズニングでは不満なんでしょう。その仕組み上、児ポとは無関係なWebサイトまで名前解決できずに閲覧不可能になるという、言わば“過剰な規制”であるにもかかわらず…真の狙いは何なんでしょう?
後者はそんな急激な変化に対して追随するISPが出て来たというだけですが…うーむ。昨日からの急転直下ぶりには、何か妙な意思を感じずにはいられませんね。
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『Googleがフリー動画フォーマット「WebM」を公開、MozillaやAdobeも支持』
『IE9のHTML5動画再生、H.264に加えオープンソースのVP8もサポート』
ほほぉ…この動きも興味深い。Flash包囲網とも言えますね。
前者は異常な金持ちであるGoogleが金に飽かせて力任せに押し切ったようなものです。それをフリーで公開するところがGoogleらしいと言えばそれまでですが。
そしれそれを次世代IEであるIE9でもサポートしますよというのが後者の記事です。ただし現時点ではVP8のcodecはユーザが能動的にインストールする必要があるそうで、ここは今後の周辺からの圧力次第?な気がします。
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『Androidが急成長、Windows Mobileを追い抜く』
そりゃそうでしょうね。WMの次世代であるWindows phoneではサードパーティにアプリ開発を開放しないんですから至極当然の流れでしょう。この期に及んでクローズドにする意味は一見すると解りませんが、M$がWindows phoneをコンシューマ向けではなくエンタープライズ向けのみをターゲットにするのであれば納得行くというものです。
尤も、そんなものが売れるかどうかは別問題ですが。
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『米Symantec、SSLやPKIなどVeriSignのセキュリティ事業を買収へ』
Symantecはつい最近もPGPを買ったばかりなのに、またしても暗号系ソフト部門を買収するんですね。少なくとも現代のInternetの暗号化基盤であるこれらを1私企業が寡占してしまう事態はあまり好ましくないとは思うのですが…。
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『ローソン店頭を“メディア化” ドコモなど出資の新会社、デジタルサイネージ展開』
これ、ホントにやるんですね。採算は取れるんでしょうか?
少なくとも私の自宅の最寄りにあるローソンは、自動車が1台通るのがやっとという狭い道路に面しているので、店の前に立ち止まってると轢かれそうになりますから、効果は薄いように思います。郊外で店の前にデーンと駐車場があるような立地であれば良いのかな…まぁ都内の店舗でそんな恵まれた立地に出店しているところが数あるのかどうかは甚だ疑問ですが。
少なくとも、ますます莫迦が夜中に屯しそうです。
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最後はオマケ
あーあ、やっちまいましたね…生暖かく見守りましょう。
まさかダニ天の、あのユーザビリティゼロなインタフェースをここでも強制したら一気に既存ユーザが離れると思います。
刑法第37条
『児童ポルノのブロッキング、総務省が容認、「民間主導」で今年度中に開始へ』
傍目には総務大臣と総務副大臣で意見が異なっている中、急転直下に決まったように見えますが、記事を読むと、総務省と各ISPで用意周到に根回しした形跡がありありと残っています。警察庁に言われて強制される前に、「あくまで民間主導の自主規制で」というところがポイントなのでしょう。
ちなみに今回の自主規制は、刑法の条文で言う『緊急避難(第37条)』を適用し、日本から容易に手出しできない海外サイトを対象にするようです。
ブロッキング手法は『DNSポイズニング』だそうですが、ISPの中の人は大変ですなぁ。かつてISPに勤めていた身としてはDNSの運用は気を使わねばならないものの1つであることを重々承知しているだけに、苦労が偲ばれます。
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『車載システムへの攻撃で自動車が制御不能に、研究者がセキュリティ問題を指摘』
なるほど、そういう視点もありますね。青歯経由で自動車と繋がるものもあるので、そういう意味では危険です。まぁこんなことは言い出したらキリが無いのですが。
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『iPhoneを“おサイフケータイ”にするケース、VISAが発表』
いかにもダメリカらしいマッチョな解決策です。彼の国では需要があるのでしょう。
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『「AppleはオープンなWebを破壊する」――Flashの生みの親が批判』
この論争はいつまで続くのでしょう…。
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最後は大爆笑した記事
おいおい、実態が伴ってないのにこんなことしたって何もならないだろうに。ツッコミどころ満載です。ミキダニ君はドMなんでしょうか?
このスレッドにも上がっていますが、
『三木谷さんってここまで頭わるかったっけ?(楽天が社内公用語を英語化の件)』
を読むと爆笑せざるを得ません…中の人は可哀想ですな。ワンマン社長のダメなところがモロに出てます。
真のオープン戦略
『ドコモ、2010年夏モデルを発表』
『ソフトバンク、2010年夏モデルを発表』
昨日に引き続き、有力2社が俗に言う夏モデルをリリースしました。注目すべきはDCMのほうで、夏モデルにスマートフォンを投入してきたことでしょう。それだけDCMはデータトラフィックによる課金に全てを賭けているとも言えそうです。
『「iPadをドコモ3G回線で使いたい人はいる」──山田社長』
なんて発言には、その思いが滲み出ているとしか考えられません。翻って損君は、
『「ツイケー」を流行らせたいと孫社長 ソフトバンク夏モデル発表会はTwitter尽くし』
だそうで、良くも悪くも社長のその時に好きなものが取り込まれているらしく、現場の皆さんは可哀想だ…いやいや、御苦労様としか言いようがありません。
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『Amazon、Android向けKindleアプリを今夏リリース』
密林にとってプラットフォームはKindleに限らず何でも良いのでしょう。これが真のオープン戦略ですね。企業姿勢としては良いことだと思います。今後主流になるかどうかはさて置き。
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『時代はスマートフォンに:世界の携帯電話シェア、AppleとRIMがMotorolaを抜いてランクアップ』
『HTC、若者向けAndroid携帯「HTC Wildfire」発表』
どうも世界の流れは極端な二極化が進んでいるようで、単機能機かスマートフォンか二者択一になりそうな感じですね。その結果が前者の記事でしょうか。
後者はキャプションに“携帯”とあるものの、実際はスマートフォンです。“若者向け”の意味が良く解りませんが、そうでもしないとシェアを向上できないのでしょう。
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『ソフトバンクが「USTREAM Asia」を設立、iPhoneアプリ日本語版も提供へ』
『単体でUstream配信できる無線LAN対応デジカメ「CEREVO CAM live!」』
Twitterの次はUstreamだと言わんばかりに、こんな記事が並んでいます。
前者は日本法人であるにもかかわらず“Asia”と付けているあたりに本気度?が伺えますが、激増するであろうトラフィックを捌く網をSBグループが持っているとはとても思えず、今後の成り行きはちょっと面白そうです。
後者は売れるかどうか良く解りません。なぜかE悪が絡んでいるのは気にはなりますが。
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『「IPv4アドレスは残り8%」――ICANNトップが移行促す』
そりゃそうでしょう。これは時間の問題ですから。ただ、これをアナウンスしたからと言って、企業がIPv6に移行するとはとても思えません。特に日本では。現状で困ってないですからね。
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『「非実在青少年」規制反対派がシンポジウム、宮台真司教授らが問題点を指摘』
シンポジウム自体は予想し得る内容なので極論を言えばどうでも良いのですが、注目すべきは
“東京都の条例改正案が成立していないにもかかわらず、3月の時点で出版社から注意書を受け取り、同氏の作品について少年が登場するシーンについて自粛するよう依頼があった”
という、業界の自主規制ぶりでしょうか。そんなに萎縮してどうする。ここは頑として戦わないと。
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最後はオマケ
打ち上げ6分前に延期が決まったとか。21日は無事に行って欲しいものです。
ユーザとは正直なものです
『iPhoneユーザーの約25%、「SIMロック解除ならドコモへ」』
本来なら先週金曜日に取り上げるべきでした。なかなか笑えますし興味深いです。
かつての東京デジタルホン→ボーダフォン時代は、有力3社の中で最もマニアックな使い方をするユーザが多かったのですが、SBMに買われてからはユーザ層がすっかり入れ替わったのでしょう。本来であればiPhoneというガシェットの導入は喜んで飛び付きそうなものですが、そのマニアックな層は主にDCMに逃げたのかもしれません。
翻ってKDDIはあまりユーザ層が入れ替わることなく、平均的なフューチャーフォンユーザが今も付いているようですね。そして既存のiPhoneユーザはSBMに不満を抱いている層が25%居ると。面白い調査結果です。
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そんなKDDIは、この夏もフューチャーフォンで勝負するようです…というか、次のスマートフォンの市場投入が秋にしか間に合わないのでしょう。
『「スマホ拡大しているが、ケータイも大きな市場」 au夏モデルは全機種防水』
などと言ってますが、強がりにしか聞こえないのは私だけではないと思います。取り立てて面白い機種もないですし…私はしばらくSH002のままかなぁ。
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これで有力3社ともフェムトセルを導入することになりますが、KDDIが他社と違うのは、記事中にもあるとおり、ユーザが希望しての導入ができないことでしょうか。設備の問題なのかフェムトセル基地局の調達の問題なのかは知りませんが、ちょっと不便ですね。それだけ現行の無線基地局網に自信があるのかもしれません?
ただ、3社で比較すると、導入するフェムトセル基地局の性能は最も高いですね。
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『米Google、Nexus Oneの販売ルートを変更』
『Google、Wi-Fiの通信内容を「意図せず」収集〜謝罪して運用を停止』
Googleに関する2題。
前者は事実上の撤退ですね。キャリアを限定せずにWebからのオンラインサインアップで買えるようにするには時間が掛かるということかもしれませんし、Googleとは言え現行キャリアのビジネスモデルに割って入ることはできなかったとも言えそうです。
後者はとんでもないことですが、Googleならやりかねないなぁと思わせるものです。日本に限らずSVには各国で批判があるのですが、写真撮影だけではなくこんなことまでやってることは判ったとなると、ますます批判が強まる可能性があります。
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『「光の道」10年間の経済効果73兆円、総務省のICTタスクフォースが報告書案』
経済効果云々はどーせ積み上げ算なので誤算だらけでしょうからそんなにインパクトは無いのですが、注目すべきは、さりげなく書かれている
“ブロードバンドにも電話と同じユニバーサル(全国一律)サービスを適用すべきとしている”
という一文でしょう。今に光ファイバ1本あたりXX円というユニバーサル料金を取られることになるのかもしれません。
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最後はオマケ
『初音ミク搭乗の金星探査機「あかつき」、打ち上げに向け発射台へ』
個人的にはちょうど出勤途中に打ち上げられます。初音ミク云々はどうでも良いのですが、打ち上げ→軌道投入はもちろん、その後の運用もぜひ成功して欲しいものです。まずは打ち上げと軌道投入ですね。