ガッカリだ
『Apple、iPhoneに専用のデータ通信定額制』
『30度オーバーの中、“iPhone行列”始まる』
『「iPhone」の検索件数、4週間で583%アップ――米調査』
USでは盛り上っているようです?
それにしても最初の記事はキャプションの付け方を間違えてますね。AppleがMVNOでキャリア事業を展開するワケじゃないんだから。通信料金を決めるのはAT&Tでしょうに。
肝腎の料金体系は、日本と比べて遜色ないですね。データ通信と携帯電話間通話が完全定額なのは素晴らしいです。
iPhone欲しさに並ぶのは、さしずめW-ZERO3で並ぶようなものでしょうか。
ただ、既に出ている先行レビューを見ると、サービスや仕様でガッカリなところが多いです。
音楽を着信音に設定できない。iTSで購入した曲ではない生MP3でも不可能
とか
カメラは静止画のみ。動画撮影は不可能。YouTubeは見れるだけで携帯で撮ってアップはできない
とか
Bluetoothは搭載するもののA2DPサポートなし。つまりBluetoothステレオヘッドホン/ヘッドセットでワイヤレスiPodとしては使えない
とか。
限りなくPDAライクな移動機だと思ってましたが、そうじゃないようです。中途半端な感じはしますね。
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大本の記事は一昨日出たものです。
SBは割賦契約を結ぶにしても与信をしないんですね。恐しい金融会社です。
今回はたまたまバレただけで、氷山の一角なのでしょう。損は純増1位を喜んでる場合じゃないです。
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『「MSN毎日インタラクティブ」9月で終了、10月から「MSN産経ニュース」に』
毎日がM$と組むとき、毎日が言い放った理由は「ウチは赤字だから」という理由だったと思いますが、このトンチキ新聞が黒字になったという話は聞いていません。
ま、個人的には、特に技術系記事では的外れも甚しい記事を連発する新聞社なので、潰れても良いとは思ってますけど。
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ソフトウェアのバグで回収されることは何度も聞いてますけど、メカニカルな部分の壊れで回収されるのは初耳です。
これはT芝のQAが莫迦を晒しただけですな。
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『KDDIとマイクロソフト、企業向けSaaSビジネスで提携』
失敗しそうな提携です。
ま、auでスマートフォンがリリースされないと意味がないものですから、それの出来次第なのかもしれませんけどね。
まさか固定通信だけでASP事業を展開しようとはしてないよねぇ?
(SaaSなんてカッコ悪くて言えん。これは数年前に流行らなかったASPです)
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『ヤフオクで「受け取り後決済サービス」開始、匿名で商品の配送が可能』
匿名になってまでオークションをしたい理由が分からないです。
盗品売買の温床になるだけでは?
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『ネットバンキング犯罪の2006年度被害件数は98件、平均被害額は104万円』
キーロガーでも仕込まれると一巻の終わりですけどね。
数字だけ見て「件数も被害額も案外少ないなぁ」と思ってしまったのは、私が毒されているからでしょうか。
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世界最悪の経営者を迎えて自殺する気なんでしょうね。
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TBSの株主に向けたアピールですね。
中身は無いに等しいです。
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昨日の続きです。門前払いした理由は、Googleが言ってる内容についてではなく、「管轄が違うよ。裁判所じゃなくて司法省と州検察に言ってね」ということのようです。
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『Windows版Safariにまた新たな脆弱性、最新版3.0.2にも影響』
『Windows版Safariの脆弱性、「まだある」と研究者が指摘』
どうもAppleはWindows向けバイナリの作成が下手なようです。
日本語が正常に表示できるものもリリースされてますが、こんな状況ではうっかりインストールもできません。
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『任意のコードが実行される脆弱性に対応した「+Lhaca」v1.21が暫定公開』
さすがに対応が速い。国内では使われてますからねぇ。
作者も大変だ。
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さすが日経BP! というトンチキな内容です。
昔からそうですが、人間の知覚機能として認識不能だからと削ると、確かに消費するデータ量は減るものの、「オリジナルからは確実に劣化している」と人間は認知します。人間の知覚も莫迦にしたものじゃないですからね。
音で言えばレコードとCDとmp3、画で言えば写真(印画紙)とTIFFとMPEG…最後はオリジナルに戻ると思いますが、こうした内容を、さも「専門家がそう言ってるんだから」という論調で書くのは止めてもらいたいですね。間違った見識です。
「所詮は圧縮データ。オリジナルから削られてますよ」という見地がないところにこの記事の恐しさを感じます。
DoCoMoに移転ゼロ
これは先週末(土曜日)に朝日新聞が素破抜いた内容とほぼ同一です。
メインは「販売奨励金の見直し」と「SIMロック解除」ですが、今のキャリアどもに出来るのかは不透明です。
当座の解としてSBMがやっている「移動機の割賦販売」がありますけど、結局は割賦分をSBMが割引いているので、支払う先が違うだけで事実上の販売奨励金となるため、完全な解とはなっていません。
それ以前に説明不十分によるトラブルが各地で起きていますが :-)
はてさて、移動体通信業界でも“上下分離”は出来るのでしょうか?
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『ドコモ、2年契約の「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」』
『ソフトバンク、ドコモ対抗プランに「家族割引MAX」など追加』
各方面から悪評が立っている「DoCoMo 2.0」は、音読みすると「どこもにいてんぜろ」、変換すると「ドコモに移転ゼロ」となってしまうことについて、私のような好事家からは笑われていますが、今回の料金施策も微妙この上ないです。
前者は誰かがDCMで長期間契約してないと恩恵を受けられませんし、後者はauの丸パクリです。
例によってDCMの現社長は大威張りですが、こんな二番煎じじゃ番ポで移転してくる客は居ないでしょうね。
SBMが公約通り24時間以内に同施策で対抗してますが、これも微妙ですね。丸パクリなので割引率が同じですから。1%でも下げてれば面白かったのに。
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『ヤフー、「行動ターゲティング広告」で地域・属性による絞り込みに対応』
国内のネット広告市場でのシェアはGoogeと比べてどちらが多いのか知りませんが、内容はGoogleとほぼ同じです。寧ろ遅かった感じすら。
なぜか国内でのみ人気のYahoo!ですから、必死なんでしょうな。
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ほぼ同じものは、首都圏であればR25が「R25式朝イチmail」として展開済で私も使っています。配られている本誌と同じく無料です。
内容が全国向けにカスタマイズできるのであれば存在意義はありますが?
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『圧縮・解凍ソフト「+Lhaca」に脆弱性、バックドアが開かれる恐れ』
日本で開発されたため、基本的には国内でしか使われていないであろう圧縮形式であるlhz形式で、仕組まれた圧縮アーカイブの解凍時にバックドアが開くようです。
そういえば私が新入社員の頃は
「所詮はローカルな形式なんだから、E-mailの添付にlhzは使うな!」
と怒られたものですが、今はどうなんでしょうねぇ?
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月に1度開かれていますが、もはやネタでしかありません。
こいつらに纏めようとする気概は感じられませんから。
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端緒はデスクトップ検索での問題とはいえ、どうも最近のGoogleはM$に突っ掛かってますね。
どっちもどっちだよなぁ…と突き放せないところがネット時代の厄介なところではあります。
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どこまで機能するんだろう?
長らくネットワーク運用でメシを食ってきた人間としては非常に興味がありますけど、いつの時代もこのテの製品がマトモに機能したという話を聞いたことがありません。
結局は人手がいちばん速いし確実なんですよね。
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へぇ…という感じ。
合同会社ということは、株主の意向を聴くことなく出資者が経営執行できるはず。そこまで日本市場は流れが速いんでしょうか?
私の古巣はますますダメになるでしょうね。
なし崩し
『2.5GHz帯の免許方針案にドコモとKDDIが反対意見。イー・アクセスは賛成』
『総務省が2.5GHz帯無線BBのパブコメを公開,NTTドコモとKDDIが反対』
総務省のサイトではここになりますが、WiMAXに対するパブコメは、近年稀に見る面白さです。
届いた意見書に総務省の手が入らないよう、全てのコメントがpdfになってるのがウザいですが、一見の価値があります。
移動体向けよりも固定向けについてのコメントが多いのが意外です。
固定向けは全国網ではなく地域網(スポット網)だからでしょうね。
投資額が半端じゃないらしいKDDIの反対っぷりが悲しいくらいです。
反対が少数ですから、移動体通信向けについては方針は変わらないでしょう。
固定通信向けは大筋はそのままで、細かい変化があるかもしれません。
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『シャープ、LAN×4ポートを装備したHomePlug AV準拠のPLCアダプタ』
『HomePlugがセミナーを開催。異なるメーカー機器の相互接続性をアピール』
この2つは密接に絡んでいます。いつの間にか為し崩しで市場に流れ込んでいるPLC製品も、メーカと規格が乱立し始めましたからね。
いずれにしても、私は反対です。適切に設定さえすれば、まだ無線LANのほうが行儀が良いです。
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『Yahoo! JAPANのPV数は世界一、月間利用者数は4,000万人突破』
俄かには信じられない数字です。そんなに使ってるんだ?
いわゆるポータルサイトに行かなくなって久しい私はびた一文アクセスしないサイトの1つです。
ブラウザを上げたところで、以前の画面がそのまま出るだけですし、もし新しいタブを開いたとしても空白(about:blank)です。
実家の両親に持たせているPCではYahoo!だと思いますが、それ以上に何かしたい場合でYahoo!は居らないんですよねぇ。
ま、デフォルトのトップページがYahoo!に設定されているのが大半であろう国内のPCでは、ブラウザを上げる度にカウントアップされるでしょうから、この統計にあまり意味は無さそうです。
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『TBSと三井物産、共同設立会社をメディア事業会社化で合意』
おいおいどうなってんだよ、ダニよ?
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『Google Earthは「いまそこにある危機」――米軍高官が問題視』
『グーグル、ドイツGmail商標訴訟に敗れる–原告側が明らかに』
Googleに関する記事です。
前者はGoogleに言われても困るでしょうね。これからは北朝鮮ばりに重要軍事施設は地下に造るしかないでしょう。
後者は詳細が書かれてないので断言できませんが、もしGoogleのGmailより先に原告のサービスが普及していたのであれば当然の判決でしょう。日本ではgooの例を出すまでもなく、微妙ですけどね。ヘタすりゃGoogleが勝訴しそうです。
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『iTunesがAmazon抜く――Appleが米国第3位の音楽小売店に浮上』
『iPhoneタッチスクリーン、携帯画面の進化を主導』
Appleに関する記事です。
前者はちょっと驚きですね。そこまで普及してるのか、と。電車の中を見ただけでもiPodシリーズを持っている人が多いですから、さもありなん…ということなのでしょうか。
なぜか私的録音補償金で揉めまくっている芸術家と称する皆さんの見解では、iPodで聴かれている音源の大半は「違法に入手したもの」らしいですが、これを読むと疑問が湧きますね?
後者は、やはりiPodの操作性を見れば必然かもしれません。それにしてもUSの記者が書く記事はリードがキャッチーです。
そんなもんか
『イー・モバイル利用者の平均通信量は月間1.4Gバイト–ライトプランも導入』
Eモバが新しい料金体系(段階別定額制)と移動機をリリースしましたが、そんな瑣末なことよりも、このキャプションの事実のほうが大きいでしょう。
現在は5万加入で、うち2万がEM-ONEユーザとのリリースを信じると、あんな小さな移動機で月間1.4GBも使われていることに驚きます。
この通信量が下り方向のみなのか、上りも合算されたものなのかが明記されていませんが、どちらにしても凄い数字です。
ちなみに通信量について言及している記事は、このcnetnewsのみです。
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『ソフトバンク株主総会、携帯事業もNo.1を目指す』
『「携帯でもナンバー1になる」株主総会でソフトバンク孫社長』
毎度のことながら、この論理矛盾の素晴しさには感服させられます。
“質疑応答では、「基本料が安い上、キャリア同士だと通話料が無料。これで収益は出るのか」という質問に対して孫社長は、「ドコモさんやauさんに比べ契約者数が少ないことで、他のキャリアに電話をかける人が多い。よって、ホワイトプランをしても儲けはある。また、3G対応のコンテンツを増やしたことで、パケットデータの収入が上がった」と話す”
ということは、SBMへの加入者が増えると、このビジネスモデルは破綻することになります。
彼の業界でトップに立つということは、とりもなおさす加入者数をトップ、言い換えればシェアをトップとすることになりますが…?
まぁ損曰く、
“ソフトバンクの創業以来のDNAは、なんでもいいからナンバーワンになる、一番でなくては嫌だ、というもの”
だそうですから、「顧客情報漏洩数でトップ」にでもなれば良いと思います。
私はこの会社が運営する限り、絶対にSBMには戻りません。
株主からは離職率の高さも指摘されて火消しのコメントを吐いていますが、私が知る限り、中途採用のエンジニアで平均滞留期間が10ヶ月だそうですので、離職率は異常に高いと思います。
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おー、これはなかなか画期的。ITCの勇気ある行動ですな。
Qualcommの次の一手は何なんでしょうね?
というか、USでは3Gサービス向けチップがBroadcomの寡占になりますよ?
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『「購入して初めて料金発生」――Google、国内でPay-Per-Action広告開始』
今まではユーザが間違えてたとしても広告主サイトへのURLをクッリクさえしてくれればGoogleの収入になったものを、敢えて減らす方向に見えますね。
広告主からの要求で出来たものなのでしょうけど、Googleの皮算用では勝算があるんでしょう。
どうやるのか解りませんが。
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『Wi-Fiで位置がわかる「PlaceEngine」、ソニーCSLが事業化に向け会社設立』
現状の3Gでも、GPSを使わずとも大まかな位置は特定できますので、Wi-Fiでも出来ることに、特に妙な感じはしません。
が…うーん、そこまでして位置を特定したいんでしょうか?
盛んに喧伝される“ユビキタス社会”とやらではプライバシーもなにもあったもんじゃないんですなぁ、きっと。
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『FON、無線LAN信号を拡大するアンテナ「La Fontenna」発売』
やっぱり加入者数が頭打ちなんでしょうか。
それにしてもこれを有償でリリースして購入するユーザが居るかどうか…?
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『ツーカープリペイドの番号有効期限、一律でサービス終了日までに』
遂にKDDIへの強制移行に出ましたね。
プリカ番号でそのままauへ移行できるんでしょうけど、需要あるのかなぁ。
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『デル、不要プレインストールソフトの削除オプションを提供へ』
こりゃ素晴らしい! とニュース記事を読みましたが、さすがに全てのくだらないソフトが削られるワケではないんですね。
全てを削ってくれたらマニアには賞賛されるでしょう。
妄言も甚だしい
『イー・アクセスとソフトバンク、WiMAXの事業化に向けて協力体制を構築』
今の情勢からは国内で1社しか作れないWiMAX専業キャリアは、下位の既存キャリアを1/3以内の出資で集めて、体裁だけ繕って、あとはグズグズになりそうです。やる気あるのか?
現時点で有力と目されているのは、みかか系の悪化ですが、結局ここでも「みかか vs. NCC」という構図に変わりなく、結局は悪化に免許が下りそうですな。同じ日に悪化も、
『アッカ、WiMAX事業を行なう子会社「アッカ・ワイヤレス」を設立』
なんてリリースしてますしね。
昨日の時点でニュースになっていたものの取り上げなかったものに
『KDDIが定時株主総会を開催。WiMAXは「引き続き積極的に取り組む」』
がありますが、ここでもWiMAXがキーの1つになっています。
総務省に対する姿勢はE悪や悪化、SBとは正反対ですけど。
ちなみに昨日は
『WiMAXフォーラムが日本オフィスを設立。日本での活動を強化』
なんてニュースもあり、WiMAXだらけの1日だったようです。
ただ、こういう訳分からんフォーラムが先行して出来ちゃうと、国内では各メーカやキャリアのサロンと化してしまい、マトモに機能しないことが多々あったことは付け加えておきましょうか。
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『トラフィック増加コストのユーザー負担は「根拠はあるが検討事項」』
已むを得ないでしょうね。
ISPが買うBGPトランジット回線が従量課金なことなんぞ、一般ユーザは知らないでしょうけど、P2Pトラフィックの爆発で他ユーザからの儲けと空き容量で吸収できるような収益構造は壊れてしまいましたから。ヘヴィユーザには定額制である必要も無いでしょう。
—–
『FON、1日1回無料でインターネット接続できる体験サービス「WiFi ads」』
このサービスが日本だけなのか世界中なのかは分かりませんが、もし国内だけならば、AP数が1万を超えたところで伸び悩んでいるのでしょう。
犯罪に使われたら厄介なことになるのは目に見えてますからねぇ。
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『ソニー、定時株主総会を開催。「利益を伴う成長へ」−「ソニータイマーという言葉は認識している」中鉢社長』
昨日のニュースで爆笑を誘ったものです。そんなこと社長自ら言うなよなぁ。
私が買ったソニー製品でタイマーが仕込まれてたことも数知れず。唯一タイマーが発動しなかったのはラジオ受信機だけですね。そろそろ12年になりますが、今も元気に使っています。
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『グーグルのシュミットCEO:「グーグルの未来のカギを握るのはエンタープライズ」』
『グーグルCEOのポケットからiPhone–「ホステッドアプリに格好のプラットフォーム」』
これらは全くの別記事として扱われてますが、指向性は恐らく同じでしょう。
GoogleとiPhoneの組み合わせは、US人には魅力的なんでしょうなぁ。
BlackBerryをビジネスユース、iPhoneはプライベートユースと使い分ける?
ただ、フツーに見れば、このデバイズをフルに使うためには、第三者への個人情報を預け過ぎだと思いますけどね。
Googleについては、昨日のM$との件について、
というのも出ています。
—–
『「P2P型ボットは存在しない」一部報道にJPCERT/CCが見解示す』
こう言い切るのは危険な気がしますけどね。クラッカが作りそうだし。
「試作段階」らしいし、いずれは出てくるのでしょう。
nyのキンタマウィルスばりの感染力を持ったりすると厄介でしょうな。
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『ウィルコム、Advanced/W-ZERO3[es]を7月19日発売』
今回はどの程度売れるんでしょうかね?
WILLCOMもSHARPもwktkしながら待ってるのかもしれません。
—–
『「日本発 W-CDMA」の挫折 第1回:世界を席巻するはずだった「日本発W-CDMA」』
なんだこの妄言記事は。
私はW-CDMAの開発で五月蝿かった1999〜2000年にDCMのYRPに居ましたが、こんなことを言ってるメンツは誰ひとりとして存在しませんでしたよ。
実装するのに精一杯で、席巻しようなどと思っちゃいられません。
このコラムの筆者がどこのメーカに居たのか知りませんが、妄言も甚しいですね。
ホントか?
『マクロミル調査、YouTubeは約5割のユーザーが利用も利用時間は短め』
『オンラインビデオは英国人お気に入り、フランスは「長時間」派――comScore調べ』
ようつべはベッタリ見るようなもんじゃないですからね。ネタ画像を共有するためにあるようなもんだし。
後者はなかなか面白いです。UK人は懶なんでしょうか。
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『総務省調査、コンテンツのネットワーク流通規模は2005年で8,067億円』
推計手法か微妙ですが、2年前でそんなもんらしいです。
今じゃようつべもあるし、もっと高いでしょうね。
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『通信・放送の融合に対応する新法体系案、総務省が中間とりまとめ公表』
昨日は総務省のリリース日だったのか、こんなのも出ています。
電気通信事業法と放送法の代わりに“情報通信法”というのを作り、レイヤごとに規制するようです。
こんなところにもOSI参照モデルが出てくるとは。
ま、放送事業者は反対するでしょうね。既得権益がズタボロになりますから。
それを見越して、現行の放送法は維持するようになってるようですが、どうやって骨抜きにするかが総務省の腕の見せ所でしょう :-P
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『YouTube人気が影響、HTTPトラフィックがP2Pを抜く』
昨日書いたことがイキナリ出ていてビックリです。
まだ1社しか調査してないようで鵜呑みにはできませんが、ようつべ人気は本格的なものなのかもしれません。
『YouTubeは米国中心から世界で展開するサービスに、創業者が記者会見』
なんて記事も出てます。
少なくとも日本向けには今後、著作権対応が重要なんでしょうけど、本気でやるのかなぁ。
—–
『キャリア乗り換え、3割が「期待はずれ。予想より高くなった」──ブランド総研調べ』
今朝の記事でいちばんひっくり返ったのが、これです。
元ネタはこれですが、どうにも信用ならんですね。
調査対象のうち有効回答が40.5%しかないし、対面調査ではなく、いくらでも偽装できるWeb調査だし、そもそも出身が日経BPだし。これがもっとも効いてますかね。
「実際に高くなった人は23%」って、それは事前に移動先キャリアの料金体系や特徴を調べてないだけでしょ?
少なくとも私の周辺で、番ポして高くなるような莫迦な契約をする人物は居ませんし、私もVFJからauへ番ポして、料金は下っています。
なにをもって有効回答としたのか知りませんが、妙な調査結果です。45万も払って読みたかないですが。
—–
『MS、Vistaのデスクトップ検索を変更へ–米司法当局と合意』
『MS、Googleの申し立てを受けてVistaを一部変更か』
これは何なんでしょう?
「実際にM$がデスクトップ検索機能でサードパーティ製を規制していた」
とも取れますし、
「Googleが五月蝿いから、とりあえずそう言っとこう」
とも取れます。Vistaについては
『マイクロソフト、Windows Vista SP1のベータ版を年内にリリースへ』
という記事もあり、今回の仕様変更?もSP1で提供されるようですが、少なくとも国内ではVistaがあまり普及していないですし、これらが問題となるまでは時間が掛かりそうです。
現時点で正面切ってM$に文句を垂れる(しかも金銭面でも対抗し得る)のは、もはやGoogleなんでしょうなぁ。
—–
痺れを切らした損が遂にやったか? と思ったら、USでの話でした。
それだけUSでのYahoo!の凋落ぶりは凄まじいんでしょうし、Googleがあまりの短期間に勢力を増したんでしょう。お構いなしですね。
ちなみに国内でも
『オーバーチュア、Googleを上回る 国内検索PVシェアで』
『インフォプラントとインタースコープ、合併後は「ヤフーバリューインサイト」に』
なんて記事が立て続けに出ています。
載せてるITMediaがYahoo!系なので、話半分で読まねばなりませんけど。
半年前から準備していたそうで
『楽天、東京電力からフュージョンを買収』
『楽天三木谷氏「フュージョン買収でオフラインへ楽天経済圏を拡大」』
昨日の帰りに教えてもらったものです。こりゃ酷い。
ちょっと前にFBから「楽天メッセンジャー」を20億円弱で買いましたが、あれは今回の件が前提になっており、買収話は半年前から動いていたようです。
そんなに050番号が欲しいなら直接ぷららと組めば良いものを、敢えてFUSIONを噛まして主導権を握ることに意義があると考えてるんでしょう。
…ま、アクセスラインに無線が無いのでダメダメですが。
—–
『ドコモ株主総会、iPhoneの導入や料金改革に意欲見せる』
この会社もホントに処置ナシになってしまいました。かつて働いていたことが恥かしくなりそうです。
ただでさえ消費者から評判が良くない「DoCoMo 2.0」という施策をまだ進める気満々のようですし、
“MNP対策は、一過性のものではなく、抜本的に解決しなくてはならない問題。応急処置の対処療法はないと判断し、他社に負けないピカピカのネットワークを作る”
というコトバ遣いから分かるように、どうにも感覚が古いですね。
いくら番ポがDCMシェア削減のためとはいえ、この人物が社長である限り、DCMは勝手に自滅しそうな感じがします。
—–
よーするに無線局設置に係る申請を簡略化できる地区を作るだけですが、通信に限らず、既存の電波利用に干渉しない地域でやっていただきたいです。北海道の外れか四国の山の中か沖縄の離島あたりでしょうか。
意外かもしれませんが、信州はダメです。世界有数の宇宙通信用パラボラアンテナと電波望遠鏡があるので。
—–
『Webからの大規模ウイルス感染がイタリアで発生』
『大規模なウェブ攻撃「Mpack」が猛威–セキュリティ企業が注意を呼びかけ』
イタリアというのが珍しい感じがしますが、かなり大規模ですね。
ただ、攻撃対象が「イタリアにある英語サイト」らしいので、何かしらの意図がありそう?
世界中に広まらないように食い止めて欲しいものです。
かつてのNimdaにしろCodeRedにしろ、なんで夏場に流行るかなぁ。
—–
『米O’Reilly、書籍の1章だけの個別ダウンロード販売を開始』
私はO’Reillyの書籍を日本語/英語問わず良く買いますが、リファレンス部分だけ読んでも結局は全部読まないと解らなかったりするので、どこまで伸びるかは不明です。パスワード保護もDRMも掛けないようですし。
—-
『米Yahoo!のCEOが交代、共同創業者のJerry Yang氏が新CEOに就任』
日本ではいざ知らず、US本国ではGoogleにやられっ放しですからね。
事実上の更迭?
—–
『Googleは知り過ぎている?――猛烈な成長ぶりにプライバシーの懸念』
1年前ぐらいから指摘されている内容ですが、Reuterが配信しているところに意味があるのかもしれません。
—–
『YouTube、日本語版サービスを開始。米国含め全10カ国に対応』
ただでさえ多い日本向けトラフィックが激増しそうな悪寒がしますな。
各ISPは戦々恐々としていることでしょう。
—–
『「IPv4アドレスは2010年にも枯渇」、JPNICが今後の取り組みを発表』
某会社はかなり昔に、いわゆるクラスBを割り当てられていますが、その頃から社内の全端末にグローバルを振ってます。
もちろん、それを社外へ経路広告しなければ、事実上のプライベートアドレスとして使っているだけですので、そういったところから回収しないと根本解決はしないでしょうね。
ここで最大の問題は「IPアドレス付け替えのコストを誰が払うか」という問題ではありますけど。
—–
あまりにトンチキな記事で笑ってしまいます。“できない”んじゃなくて、“しない”んです。
そこに不満を持つなら、PHSなんぞ使わなけりゃ良いのに。
素晴らしき消費者不在
『私的録音録画小委員会、見直し議論は「補償の必要がある」ことが前提?』
いやはや、これだけ消費者を無視した議論も珍しい。以前にも増して中身が空虚で、寧ろ読んでて笑えます。世間知らずも甚しい。なんで「補償の必要性がある」という前提で始めるんだろうなぁ。
毎度のことですが、文化庁の仕切りの悪さだけが目立つ委員会です。
—–
『総務省調査、NTT東西のFTTHシェアが70%台目前に。0AB〜JのIP電話も拡大』
『NTT加入電話が初めて5,000万を下回る、総務省調査』
私は昨晩、酔っている頭で後者の記事を読んだのですが、その後に前者の記事が配信されていることを今朝になって知り、「みかかが当初の目論見どおりにシェアを食ってるだけか」と愕然とした次第です。みかかにはもっとキツい規制が要りますね。
それにしても加入電話が5,000万を割る時代が来るとは。IP電話もしくは移動体通信へのシフト速度は想像以上なのかもしれません。
—–
『ソフトバンクBB、ISPフリーで050番号やASPアプリが利用できる新サービス』
現時点で使用できる回線種別に何も規定が無いことから、低速なReachDSLとかでも構わないのか? など、技術面ではツッコミどころが満載です。
サービス面では、書かれているものが全て実現できるのであれば素晴しいですけどね。
—–
ここまで進めば、最近の若いヤツらがケータイだけで済ませるワケだ。ますます移動体通信へトラフィックが移りますね。
最近のテレビはEthernetポートと簡単なブラウザは載せてますから、ヘタすると家庭内ではPCが絶滅するかもしれません。
—–
『NTT東のフレッツ・トラブル,「ルート再計算により・・・」の真相』
こりゃ酷い記事です。記者が何も調査してないですね。
“ルーティング・プロトコルに、処理負荷が比較的軽いBGP-4に近いものを使っている”
って何だよ。BGP-4.2とか作ったのか? 明らかにOSPFじゃないか。しかも単一エリアの。
これを信じる読者が居るとなると泣けてきます。
—–
個人的には嬉しいニュースです。ワンセグなんぞより有益でしょう。
NHKに受信料を取られないで済みますしね :-P
—–
『ソフトバンクとSBI、MarketXT社との3年越しの訴訟に和解』
上っ面では和解したようですが、実際はどうなんでしょうね?
カバは何を思う…。
非効率な詐欺
イマドキこのリリースを莫迦正直に信じる人物は、この業界に居ないでしょう。実際にはもっと多いハズです。
よく知られているのは、三重と和歌山に跨る紀伊山脈でしょうか。昔から「通信の難所」と謂われており、つい最近までISDNですら届いてなかった地域です。
そういったところから重点的に抑えないと、離島なぞはいつになっても届かないでしょうね。
—–
『ISP関係者を装いOP25Bの設定案内、IDなど聞き出す電話に注意』
詐欺師というのは、ホントに勤勉な人たちですね。その労力の1/100でも真っ当な方向に使えば良いのに。
それにしても非効率な詐欺ですが。
—–
『「自宅で保管せよ」規則が災い――6万5000人の個人情報が盗難に』
いはやは、これにはビックリです。
オハイオ州でのコンシューマ向けネット回線普及率がどの程度なのか知りませんが、こんな規則があるとはねぇ。
今回は車上荒らしの被害ですからそれ以前の問題ですけど、ShareやBTによる漏洩を気に留めないんでしょうか?
—–
『Googleがユーザーをウイルス扱い? Kaspersky Labが問題提起』
Googleは時々、こういったことをやらかしますね。
俗に謂われる「Google八分」も、こういった問題が端緒の場合もあるそうですが、Googleが詳細を明かさないので不明です。
—–
そんなGoogleを叩く?ような調査結果です。どこまで信用できるのか分かりませんけどね。
個人的には、この調査結果はかなり眉唾だと思っています。
もしこのとおりなら、今頃は世界中でテレビ電話が流行ってるはずです。
—–
『Windows版「Safari 3」がアップデート、危険な脆弱性を3件修正』
『Windows版「Safari 3.0」にまた脆弱性』
時系列としてはこの順番ですから、修正しても修正しても、脆弱性の穴は尽きないようです。
ただ単にAppleがWindows向けバイナリを作り馴れてないだけでしょうか。
—–
『中国のネット監視事情1,広東-江西間の専用線が北京経由だった話』
これはまたずいぶんと当たり前な話を。驚くような内容ではありません。
キャリアにも依りますが、中国だけではなく日本でも有り得ることです。
但し、日本では監視目的ではなく、網設備の問題ですけどね。
——
RBB Todayにしか出てないニュースです。
MEXがどんどんIXらしからぬ事業に手を染めているようにしか…今にIX事業をどこかに売り飛ばしそうですな。
言い訳にはならない
『ANA障害の原因判明、「世界4例のスイッチ故障がきっかけ、対応も遅れた」』
これは完全に運用のミスですね。
推測されるのは、CiscoのCatalystでは運用中に同様の事象が常にあり、運用担当者が「いつも出ているもの」か「重大事態」かを認識できず被害が拡大したんじゃないか…というものです。
たとえそれが世界で4例だろうが、モノはいつか壊れるんですから、それを拾えなかった担当者は途方に暮れていることでしょう。ヘタすりゃクビになってるかもしれません。
—–
『ソフトバンクテレコム、1,000円分のプリペイドカードの通話分数が少なくなる現象』
詐欺ですね。そうとしか言えない。
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『“2.5GHz帯でWiMAX”は諦めない──KDDIの小野寺社長』
諦めないったって、今週の日経BPの連載を話半分ぐらい信用したとしても厳しいものがありますね。
“KDDIが主導権を持ってWiMAXを運用できる形を考えていきたい”
という本音が、総務省の癪に障ってそうだし。
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『ウィルコム、端末代金を分割払いできる「W-VALUE SELECT」』
WILLCOMの施策では、料金面よりサポート面で、機種変では割賦を使うよう勧めてるように受け取れます。
“月額利用料無料で、24カ月に渡って破損や故障時の修理代金が原則無料となる”
あたりを読むにつけ、割賦そのものがW-ZERO3シリーズを対象としたものなんでしょう。
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まずはこのテのものを提供してから、定額制を提供すべきです。
きっと批判が大きかったんでしょうなぁ。ただ、
“他社携帯電話や固定電話などからソフトバンクの携帯電話宛にかけた場合であってもほぼ聞こえるという”
の「ほぼ」ってのが気になりますね。
これは各キャリア間でSS7による呼処理をした後、回線を開くタイミングによるものだろうとは思いますが、そこを調整しないとなぁ。
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『総務省の免許方針案公表で波紋広がる2.5GHz帯 第5回 移動通信だけじゃない,デジタルデバイド解消に期待高まる 』
連載の最終回ですが、今回は固定系での話です。
固定系は10MHzの割当ですが、全国網ではなく地域網を前提にしているので、地域に根ざしたCATV業者がメインになるのでしょう。
これに関連して、
というニュースも流れています。
フルHDが伝送できる可能性があるなら、ディジタルディバイド解消にも一応の役割は果たせそうです。
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『AT&Tグローバル・サービスが社名変更、9月から「AT&Tジャパン」に』
かつて国際通信事業者に所属していた者としては、混乱しそうです :-)
ここで注目すべきは、
“国際の売り上げは10%程度であり、大半が国内の通信事業によるものだという”
でしょうか。国際通信の殆どがInternetに置き換わったことが想像できます。
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『HD DVDプレーヤー売上が北米でBlu-rayを上回る−値下げ効果でHD機の60%。「price is king」』
一昨日、T芝が記者会見した内容を裏づけるものです。コンテンツに差が無いのであれば価格勝負になりますからね。
ただ、国内ではコンシューマ向けにプレーヤではなくレコーダを出さないと勝てないと思います。