再度信頼を得られるのか?

Posted at Tue, 10 May 2011 05˚58ʹ48ʺ +0900 (JST)

『ソニー米子会社サイトから約2500人分の情報流出 Excelファイルが丸見えに』
『誰が、なぜ? 史上最悪規模・ソニー個人情報流出事件を時系列順に整理』

それにしてもチョニーの情報漏洩事件は留まることを知りません。もともとこういう企業体質なのか、特定のクラッカに狙われたが故の結果なのか、それらの複合要因なのか…傍目には判断できませんが、それにしても酷い数字が並びます。単純計算でも合計1億人近い個人情報のダダ漏れですから、史上最大の情報漏洩であることと同時に、今後のチョニーの信頼回復が容易ではないことは間違いないようです。

『W3C、P2Pのビデオコミュニケーションを可能にするAPI策定へ』

Webもいよいよ世界が広がるというか、本来のプロトコルから離れるような挙動を目指すようです。ブラウザ単体でP2Pねぇ…セキュリティの穴にしかならないと思いますが。いちいちSSLを噛ますとかならまだ分からないではないですが、それとて自己証明書では無意味に近いですし。

『MicrosoftとRIMが提携――BlackBerryの標準検索エンジンがBingに』

日本ではほぼ影響が無いですが、ダメリカやカナダの北米では大きな影響があるでしょう。M$は地味に影響範囲が大きいところを狙ってますね。

『Microsoft、iPhoneアプリをWindows Phone 7に移植するためのツールを公開』

なんてのも含め、モバイル分野の裾野を何としてでも広げようと努力はしているようには見えますが、イマイチ上手く行ってないようですから。

『さくらインターネット、石狩DCに高電圧直流給電システムを採用へ』

ほほぉ。国内で直流給電を謳う汎用iDCは珍しいです。

最後はオマケ

『ソフトバンク決算は増収増益、設備投資2年で1兆円』
『「つながらないソフトバンクなんて言わせない」──初の売上高3兆円突破、基地局さらに強化へ』

もはや爆笑というか苦笑というかオメデタイというか、そういう哀れみを感じます。設備投資の方向性が大きく違いますし、こういう投資しかできないならキャリア事業をとっとと手放さないとユーザは迷惑しか被りません。こんな企業体が存在し得るのが恐ろしいですね。こんな体たらくでアナログテレビで使われている周波数帯が必ず割り当てられるワケがありません。かつての1.7GHz帯で己がやったことを微塵も反省していないところも凄いと思います。

タバコと笑気ガス

Posted at Mon, 09 May 2011 14˚00ʹ44ʺ +0900 (JST)

今年のGW、前半戦は会社の都合で24時間待機の状況だったため碌に休めず、実質は3日からの後半戦のみであった。それではあまりに気が休まらないため、今日と明日を有休としている。

ところがこの3日に、2つの困ったことが同時に発生した。タバコが市中から消えたことと、歯痛が復活したことである。そしてオマケで取った有休が功を奏するのだから、世の中は何が幸いするか分からない。


今回の震災では地味に喫煙者に影響がある。厳密に言えば日本製タバコを嗜好する人だけにだ。

しばらく前に製造元であるJTから「工場とタバコ葉畑が被災したため生産と出荷に影響あり」とのリリースが出たが、それがじわじわと影響し始めているなぁと感じ始めたのが4月の終わり頃だろうか。私は財務省の陰謀の塊にしか見えないTaspoは決して持たず、街中のタバコ屋でカートン買いすることにしているが、24時間待機が始まる前日の金曜日、自宅の在庫が切れたために出向いたいつものタバコ屋からは日本製タバコの在庫が消えていた。文字通り一切無い。念のため店員に訊くも「入荷未定です」と申し訳なさそうな顔をされた。

困った…チェーンスモーカである私は、ただでさえ他人より消費量が多い。特に自宅に籠らざるを得ないときは1日2〜3箱は消えるのだ。

そしてふと思い出した。そう言えばいつも行くスーパーの一角でもタバコを売ってるではないか。早速出向くと、1カートンだけ、いつもの銘柄のニコチン0.1mgバージョンが売っている。いつもは0.5mgだが無いより遥かにマシ。この最後の1カートンを買い、後生大事に吸っていたものの、これも5月3日に切れてしまったのだ。

いよいよ進退窮まったかと思い、いつものタバコ屋に行くと、いつもの銘柄が売っているではないか。

「1カートン下さい」
「いえ、入荷量が少ないので、おひとり様1箱に限らせていただいてるんですよ」
「…あ、そうですか。じゃぁ1箱」
「この銘柄は火曜日と金曜日に入荷するので、またその時にいらして下さい」

日本はいつからタバコが配給制になったのかと恨めしく思う。


歯痛は震災なんぞ微塵も関係なく、痛みが再発しても放置していた私が一方的に悪い。

最初は4月中旬に突然やって来た。痛みの発生源である右上最奥歯を舌で触ると、どうやら深く抉れているようだ。歯ブラシがぬるかったのかもしれないなどと反省している間にも、眠れぬほどの激痛がズキズキ走る。

仕方無いので、以前、椎間板ヘルニアを患ったときに処方されて大量に余っているロキソニンを服用することで痛みだけでも散らそうとするも、1錠では2時間経っても効かず、もう1錠(と胃薬であるセルベックスカプセル錠)を服用したところ、どうにか30分後に効き始めた。

このとき素直に歯科医に行けば良かったのだが、私には極度の嘔吐反射があり、どうにもこうにも歯科医が苦手だ。そしてこのときはロキソニン2錠で痛みが収まってしまったことも「歯医者に行く程のものじゃなかったに違い無い」と、処置を先送りさせてしまった。

そしてこの痛みが、5月3日にまたも復活したのだ。

今回もまずはロキソニンだと2錠服用したものの、まったく効かず、その晩は激痛で一睡もできなかった。いよいよロキソンでも痛みが引かないほど悪化してしまったのだ。唾液が触れるだけでも飛び上がらんばかりに痛いので、うっかり体を横にできない。なんというGWだ…。

已むを得ずネットで近所でも腕利きと評判の歯科医を探し、世間が平日となる6日の朝イチに飛び込んだ。しかしここでも私の嘔吐反射が邪魔をする。

「これだけ嘔吐反射が強いと、ウチでは笑気ガスが無いで処置できませんね。大学病院への紹介状なら書きますが、どうしますか?」

私は今までいくつかの病気に掛かり、1度は入院もしたことがあるが、行った病院でここまで明確に診療拒否されたのは今回が初めてだ。これを聞かされたときはかなりショックだったが、歯科医による事前のチェックもできない有様なのだから仕方が無いわな…と妙に納得もした。

「考えさせて下さい」
「とりあえずロキソニンだけ処方しましょう。気休めかもしれませんが」

ロキソニンそのものは4日以降になるとそれなりに効き始めてくれていたので、そこの歯科医はロキソニンだけ貰って辞した。

さてこれはタバコなんかより数倍は困った。再度ネットで調べると近所には笑気ガスを扱う歯科医が無い。新宿まで出れば数カ所あるが診察時間は週明けだ。

そして今日。新宿駅から徒歩圏内、都庁近くにある、これまた評判が良いらしい歯科医へ出向いた。さすがに週明けの月曜朝イチは空いているだろうという魂胆だが、そうでも無いところを見ると、本当に腕が良いのかもしれない。

しばし待ってから案内され、まずは試しに笑気ガスなしで診てもらおうとするも、やはり嘔吐反射が邪魔をした。

「笑気ガスをお願いできませんか?」
「ただ今回の虫歯の位置は、笑気ガスを吸っても無駄になるかもしれないんですよ。上顎の奥歯は普通の人でも嘔吐反射があるので。とりあえずチャレンジはしますが、ひょっとするとウチでもダメかもしれません」

その前置きの後、初めて笑気ガスを体験した。なるほど、「酔っ払った体になる」というのは解る。泥酔したときに良くある、どーしよーもなく言うことを利かない体をアルコールなしで再現しているようだ。両腕両脚がフワフワするほど強制的に体中の筋肉が弛緩される。利き始めには顔がニヤけてしまった。これは面白い。人間の体はなんとも不思議かつ簡単に騙されるものかとも思った。

果たして、笑気ガスが効いた後は、何の問題もなく治療は開始された。筋肉が弛緩しているので嘔吐反射は起きようがない。反射しようにも反射のための筋肉に力が入らないからだろうと理解した。

とりあえず今日の治療は、穿ってしまった歯の消毒と、その部分をパテらしきもので埋めて終えた。唾液が触れるだけで飛び上がらんばかりに痛かったのが嘘のようだが、念のためロキソニンも処方された。

「今後の治療方針はちょっと考えさせて下さい」

という担当歯科医の言葉は多少気になるものの、次回は13日18時からに設定された。


私は日頃から「人間は体験からしか学べない」という信条で生きている。体験を今後の糧にできるよう努力したいし、チャンスがあるならよほどの危険が無い限り体験してみる。

タバコにしろ笑気ガスにしろ、今回はちょっと面白い体験だ。

式年遷宮

Posted at Sat, 07 May 2011 14˚09ʹ58ʺ +0900 (JST)

このblogを含む、自宅サーバをマイグレーションした。

これは数年に一度、無停止で稼動しているサーバのメンテナンスと、サーバ周辺に関する知識の復習と、その時代の技術の把握のため、まとまった休みが取れるGWや夏休みに開かれる恒例行事だ。言わば伊勢神宮における式年遷宮の如く、己のヘタクソな技術力と年々弱る記憶力の維持のためにやっているのだが、今回はそれに加えて今夏予想される電力不足対策も兼ねて4年振りに行った。

それまでは、最大消費電力5Wという低消費電力の初代Fit-PCに、OSはDebian Etch→Lennyと乗り継いで来たものの2台構成としていた。これは、初代W-ZERO3から使い始めたスマートフォンの便利さに目覚めてしまうと、ISPから払い出されているPOP3のE-mailアドレスをIMAP化してスマートフォンからも送受信したい欲求に駆られた結果、当初の1台構成にやっつけ仕事でそれ専用に初代Fit-PCをもう1台追加する構成となったものだ。

しかし初代Fit-PCは、CPUがAMD製のx86アーキテクチャな組込機器向けで、クロックが当時でもかなり遅い部類に入る500MHz、HDDこそ2.5インチIDEで好きな容量を選べるとはいえ、RAMに至っては512MBしか実装していないため、マルチドメインでMySQLが背後で動くWordpressなんぞ動かすと、時として「固まってるんじゃないか?」と思うぐらい処理に詰まる。記事を投稿してCPUが100%で張り付きRAMを食い潰しHDDへスワップアウトしまくっているところに1日200通ほど送受信されるE-mailを捌いているのだから当然と言われればそれまでだ。この構成が稼動し始めた4年前はそうでも無かったが、IMAPサーバには10万通を越えるE-mailが滞留し、Wordpressに拙文が1,400ほど投稿してある現在ではそうも行かないらしい。それに比べてISPから払い出されたE-mailアドレスのIMAP化サーバが余裕綽々というアンバランスな状況も良くない。

その間にFit-PCも進化した。Fit-PC2→Fit-PC2iと順調にCPUクロックとRAM容量を上げていき、IntelがAtomをリリースしたこともあって、初代Fit-PCと同じようにファンレスかつ小型で最大7Wという低消費電力でありながら、CPUはAtom Z550(2GHz)のHT、RAMは2GB、HDDも2.5インチSATAとなった。1台にマイグレーションすればトータル3Wの消費電力を下げることができる。今年3月中旬には遅れまくっていたDebian Squeezeがリリースされたため、先行してIMAP化サーバだけLennyからdist-upgradeしたが、サーバとして運用するには現在のところ特に目立った障害も無い。今年は仕事の都合上、まとまった休みが取れそうなのはGWぐらいしか無さそうであることも判っているため、タイミングとしては今だ。

この種の作業の鉄則だが、移行手順は可能な限り簡素にした。Fit-PC2iを組み上げ、Squeezeを最低限のみインストールし、IMAP化サーバのデータを移行、同じ機能が使えるように仕立てた後にもう1台の全データを移行し、これまでと同じ全ての機能を満足させるよう設定する…というものだ。

事前の予想どおり、機能させるまでは手間取った。主にはDebian特有なことで有名なApache2のconfigと、SMTPを使うときのSASL Authenticationだ。前者はなぜこうも複雑怪奇なconfig構成なのか不明だが、調べまくることで理解することができた。マルチドメインではもちろん、そうではない場合でもこの手順を理解するのは相当の根気が要る。恐らくセキュリティに寄与しているのだろうが、WoodyやSargeの頃はこうでは無かっただけに残念だ。後者はメジャーバージョン毎に設定内容が異なるため更に厄介である。これも調べまくってやっと動かすことができた。つまりはMTAがspamの温床となるオープンリレー状態にならなければ良く、もしこの機能が何かしらの理由で壊れた際にはMTAとしての送信機能が死ぬことが望ましいので、これはこれで良いと思う。結局、これらの全ての機能を移行するのに8時間ほど要した。今は旧Fit-PCをGW明けに会社の同僚へプレゼントすべく、KnoppixでHDD内容をNCSC-TG-025水準で消去している。

ふだん社会人としては早寝早起きを地で行く生活だ。5時半頃起き21時半には眠くて仕方が無い。しかし休みに入ると一気に逆転する。14時頃起きて翌6時頃寝るという宵っぱれの朝寝坊となるが、この種の作業はなぜか深夜のほうが捗る。これは昔からで、今回も20時頃にスタートし翌4時頃に完了した。理由は不明だ。単純作業だからかとも考えるが、言われるほど単純な作業の繰り返しでもない。深夜にラジオを聴きながら集中して作業するのは好きだが、もうちょっと歳を食うと体力面でそうも行かなくなるのかもしれないのが残念である。

苦しい言い訳

Posted at Thu, 28 Apr 2011 19˚55ʹ25ʺ +0900 (JST)

『iPhoneの位置情報記録についてAppleが見解、「バグ」を修正すると説明』

こりゃまたずいぶんと苦しい言い訳ですね。見つからなけりゃそのまま何かのサービスに使っていた可能性が高いと言われても仕方無いんじゃないでしょうか。こんな説明で納得するよう調教されているのが真のマカーなんでしょうね、きっと。

『iPad 2とiPhone 4のホワイトモデル、4月28日に発売』

だそうですし…なんだかなぁ。個人的にはAppleが好かない理由の1つです。

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『ドコモ、パケット通信活用の音声メッセージサービスを開発へ 災害対策で』

あはは、これはちょっと前に廃止されたPTT(プッシュトゥトーク。DCMの商標ではプッシュトークですか)を使えば即サービスインできそうなソリューションです。社長の発言もこれを期しているハズです。日本では殆ど使われることなく終了したPTTが、緊急時の通信手段として亡霊のように甦るのかもしれません。

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『NTTが最新復旧状況を紹介、原発周辺の取り組みも』
『ドコモの発売済みスマートフォン、今夏に緊急地震速報対応へ』

さすがと言わざるを得ません。やはり通信事業者は慎重に選ばねばならないということを改めて再認識させられます。どこぞの、流通業の片手間に通信業をやってるアホな会社は、金額の大きさだけを競うスタンドプレーに走るのを止めて、地に足の付いた、事業の本質を見据えた施策を隅々までよく咀嚼し、その爪の垢を煎じて飲めと言いたくなります。

やっちまったな!

Posted at Wed, 27 Apr 2011 20˚03ʹ38ʺ +0900 (JST)

『「PlayStation Network」に不正アクセス、アカウント情報漏えいの可能性』
『史上最大級の個人情報流出、ソニーにとって大きなつまずきに』

これはやっちまいましたね。史上最大、7,700万人分が流出したかもしれないそうで。SBメソッドで単純計算しても全世界で385億円を支払わねばなりません。
しかも被害を認知してから公表まで8日掛かっているというのは、かなりいただけないですね。今後どうリカバリするのか、それともリカバリせずに終息させてしまうのか解りませんが、いずれにしろ茨の道がチョニーを待っています。

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『活気づくIPv4市場』

さすが自由の国・ダメリカらしいと言えばそれまでですが、当然の動きではあります。世間から見ればそれだけまだIPv6が普及・信用できない証拠でもありますし、IPv4に不動産的な価値を見出している人間が少なからず居ることを示しているとも言えそうです。
日本でも年内にはこうした市場が形成される見込ですが、このトピックでも指摘されているとおり、IPルーティングがちゃんと行える状況となるのかも見物ではあります。

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『バンダイナムコ、Androidに本格参入 独自マーケット「バナドロイド」開発』

ゲーム配信専門なのでしょう。それだけAndroidの普及速度が尋常ではないと。ダメリカでは

『スマートフォンの新規購入者の半数がAndroidを選択――米Nielsen調査』

なんて調査結果も出たようですから、上手く行けばビジネス面で成功するかもしれませんしね。

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『au、「IS01」でケータイアップデート』

あら、こんなアップデートが…半年ぶりぐらいに電源を入れようかな。

見物ですな

Posted at Tue, 26 Apr 2011 20˚49ʹ05ʺ +0900 (JST)

『「Sony Tablet」今秋以降に発売 折りたたみ2画面モデルも』

チョニーはグループとしてかなりAndroidを活用しているように見えますが、これはその最たるものなのかもしれません。いよいよ出たか…という感じがします。果して売れるんですかねぇ。この分野でも、結構居るらしい根強いチョニーファンを掴むことができるのか、見物ではあります。

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『「auフェムトセル」対応回線が拡大、緊急地震速報にも対応』

KDDIもフェムトセルには熱心なほうですが、今回は本腰の入れ方が違います。かなり本気モードですね。今後のKDDIは

『KDDI・田中社長が掲げる「3M戦略」』

だそうなので、マルチネットワークという意味では有効でしょう。それにしても初めて固定通信事業が黒字になったというのは大きいです。KDDIの悲願でしたからね。

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『Stuxnetの再来か? イランに新たなマルウェア攻撃の情報』

ほほぉ、明らかに組込系を狙ったマルウェアがまだ出たかもしれないようです。イランという国もちょっと解りませんからねぇ。続報が出るなら待ちたいところです。

まだ収束してなかったのか

Posted at Mon, 25 Apr 2011 19˚46ʹ11ʺ +0900 (JST)

『GoogleのAndroid、米陸軍が独自モバイル端末に採用』

いよいよAndroidがミリタリ分野に進出したようです。Apacheライセンスのオープンソースであるところがミソでしょう。

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『KDDI、11年度はスマートフォン400万台販売へ 5月の発表会は予定通り実施』

ほほぉ、意気軒昂ですが、実際問題どうなんでしょうねぇ。どうもKDDIはスマートフォンがなぜユーザに受け容れられているのか、その良さを理解してないような気がします。まぁKDDIのそのテの勘違いは今に始まったこっちゃないんですが。

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『AmazonのEC2トラブル、2日目に突入 一部の顧客サービスは復旧』

まだ続いてるとは知りませんでした。ちょっと長過ぎですね。これで有償というのは納得行かないユーザが多いかもしれません。

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『任天堂、Wii後継機を2012年に発売』

これは楽しみです。次回のドラクエは据置き機で出るそうなので、ぜひ購買意欲をそそるものであって欲しいです。個人的にはWiiはそうじゃなかったので。

OMEGA “The Royal Air Force” Ref.ST2777、修理から戻る

Posted at Sat, 23 Apr 2011 14˚57ʹ25ʺ +0900 (JST)

予想より異常に早く、OMEGA “The Royal Air Force” Ref.ST2777修理から戻って来た。

仕事中の19日、電話帳未登録の見覚えのない番号から携帯電話に着信があった。設定でこの種の番号からの着信は無条件で留守電へ飛ばしているが、やがて留守電に録音された通知も来たため再生すると、スウォッチジャパン銀座からの「修理が完了したので宅配便で送った」という内容だった。3月4日に修理に出して46日、7週間弱で戻って来るとは思いもしなかっただけに、この留守電にはかなり驚いた。

しかし、翌20日に帰宅しても、マンションの宅配ボックスには入っておらず、代わりに郵便受へ飛脚からの不在通知が投げ込まれていた。「貴重品扱いなので宅配ボックス使用不可」らしい。そもそも精密機械たる手巻き式腕時計を飛脚で送るとは…という思いもあったが、飛脚もそれなりの扱いをしているらしいことが読める。

そして今日、やっと手許に届いた。修理料金ゼロ円の修理明細書と、封筒に入れられた再修理の詫び状が同梱されていた。詫び状には故障原因として「巻上げ機構一式交換しメンテナンスにて時計機能を確認しましたのでお試し下さい。」との記述があるので、キャリバの一部を丸ごと交換しているようだ。こんなに古いキャリバでも部品があるところが機械式の凄いところである。

早速取り出してリューズを巻いてみると、修理前とはゼンマイ巻き上げの感触が若干異なる。「コハゼ」から鳴る音が大きく、ゼンマイの反発力にも熟れてない若さがあるのだ。ひとまず一杯まで巻き上げて、この土日はふつうに時を刻ませてみたいと思う。修理前は1日に20秒ほど進んでいたが(新品で買ったスピードマスターは1日に3秒ほど進んでいる)、それがどうなったかも確認したい。

なぜ隠す?

Posted at Sat, 23 Apr 2011 11˚39ʹ23ʺ +0900 (JST)

『iPhoneがユーザーの位置情報をこっそり記録――研究者の指摘で発覚』
『iPhoneが密かに蓄積する位置情報履歴の目的は? F-Secureが推測』

昨日話題になったものです。情報がまだ錯綜していますが、iPhoneと母艦以外にAppleにも位置情報を送っている可能性もあるようです。確かに目的が読めませんが、Androidと違ってユーザが明示的にGoogleアカウントに紐付けているならまだしも、ユーザに黙って蓄積しているのは問題でしょう。
私はAndroid移動機を使う際、バッテリの持ちとささやかなプライバシ保護のため、GPS機能を一切無効にしているので、現時点ではこのようなことは発生しないものと考えていますが、一言で言えば“怖い”ですね。

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『Samsung、Appleを反訴 特許侵害訴え日本、韓国、ドイツで』

Apple絡みでもう一丁。サムチョンは徹底抗戦するようです。野次馬としてはなかなか面白くなってきたとしか言いようがありません。どうなるかは注目すべきでしょう。

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『児童ポルノ画像掲載サイトの強制ブロッキング開始』

いよいよ始まってしまいました。これをトリガに無用な言論規制が起こらないとも限らないので、成り行きは注視する必要があります。

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『MicrosoftとNokia、Windows Phoneに関する契約を締結』

これもいよいよ始まりました。Nokiaの賭けはどう出るのでしょうか。

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『イー・モバイル、月額1400円の「通話定額オプション」』
『ウィルコム、3Gデータ通信への「アップグレードキャンペーン」』

キャリアに関する2題。
前者はWILLCOMに続いて2社目の正式サービス化です。これがサービスとして成立するということは、現代は音声通話の需要が急激に減っているという証拠なのかもしれません。
後者はSBMの借金の利子低減とWILLCOMの純増数にしか貢献しないでしょう。ただでさえ繋がらないSBM網を使うので、ユーザには不利益しか無いですね。

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『AmazonのクラウドサービスEC2のトラブル、12時間後も完全復旧せず』

クラウドサービスに預けた際のリスクですね。いつでもAmazonが完璧ということは有り得ませんからね。形あるものは壊れることを前提としなければならないという、非常に当たり前の結論を導きます。

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『NTT東のケーブルが損傷、岩手県沿岸エリアで加入電話7万3200回線など一時不通に』

今回の震災の復旧工事で起きたのでしょう。

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最後はオマケ

『任天堂製BluetoothキーボードをiPadで使ってみた』

iPad云々より、任天堂が割と使い易そうな青歯キーボードを出したことを初めて知りました。買ってみようかなぁ。

事実上、一択

Posted at Wed, 20 Apr 2011 20˚15ʹ50ʺ +0900 (JST)

『Samsung、HDD事業をSeagateに売却 14億ドルで』

一昨日のアドバルーンから比較的早くリリースされましたね。これで事実上、HDDの購入先はWestern Digital一択になってしまいました。困ったものです。

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『東芝、Android 3.0搭載で10インチ液晶の「レグザタブレット」』
『東芝、電子書籍ストア「ブックプレイス」をオープン』

どちらも、この期に及んでまだこんなものを出すのか…と、ちょっと笑ってしまいました。
前者はAppleがサムチョンを訴えた後だけに、何ともタイミングが悪いですね。売れるのかなぁ?
後者はどうにもこうにも判断できません。ユーザが付くようにも思えません。

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『パナソニック、無接点充電規格「Qi」対応の「Charge Pad」』

無接点にすることのメリットがあまり思い浮かばないので、これもどうにも判断できません。せいぜい充電対象機器の充電用端子がぶっ壊れたときに助かるかな? ぐらいでしょうか。
パナソニックもいきなり携帯電話等の本命ではなく、まずはニッケル水素電池の充電用に出してきたあたりに、本当にこの市場があるのか見極める感じがしますね。個人的にはあまり無い気がしています。

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『YouTube、全動画をWebM形式に変換すると発表』

これは以前から言われていたものなので、さして驚きはしません。ただ、再生する環境がどこまで揃うかがキーではあると思います。IEユーザをどこまで取り込めるかが勝負の分かれ目でしょうか。

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『サマータイムはデメリット多い──日本公開天文台協会が反対声明』

これはそうでしょうね。日本のようにさして緯度が高くない国ではあまり効果が無いでしょう。やるなら自主的で充分です。

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『「iPhone 5」は9月出荷開始か サプライヤー筋が明らかに』

ほほぉ、秋商戦ですか。どこまで売れますかねぇ。