トンデモな網構成
『IEEE 802.11n仕様の最終決定は9月。ドラフト製品は正式版扱いに』
遂に無線LANも600Mbps(日本では電波法の関係で300Mbps)の時代ですか。
恐らく距離によって伝送速度は大幅に変わると思いますが、それでも理論値が600Mbpsというのは凄いベアラ速度です。
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『Flash Playerに新たな脆弱性、修正版は7月30日までに公開』
Flashはどうにも脆弱性を抱えやすい製品なのか、最近多いですね。
個人的には動画をバリバリ観るような生活をしているワケでもないですし、CPUリソースを食われるので、Flashそのものはあまり好きではありません。
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『皆既日食ライブ中継でネット衛星「きずな」も貢献、硫黄島と接続』
相変らずトンデモな網構成です。よく運用できてるよなぁ。運用を丸投げされてるKDDIやNTTコムの皆さんの苦労が偲ばれます。
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この記事では触れられてませんが、一部報道では11万人分が漏れたとか?
最近は保険料金をクレカで決済している人も多いんでしょうかね。
ほぼ十中八九、内部犯行なんでしょうけど、経営再建中のアリコにとっては打撃でしょうな。
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『Windows 7およびServer 2008 R2が完成』
Vistaは本当に短命に終わったようです。日本語版は10月22日にリリースだそうで。
両者とも家では使わないのですが、会社では使わざるを得ないものなので、いずれ勉強しなければならないなぁと思っています。特にServer 2008は。
“笑える”と“嘲える”は意味が違います
『ドコモ、今秋提供予定の「フェムトセル」を公開』
『ウィルコム喜久川社長、XGPの技術的優位性を解説』
『UQ田中社長、二段階定額制導入の可能性を示唆』
今、東京ビッグサイトでWireless Japanというトンチキな催しが行われており、山ほど記事が掲載されていますが、その中でも比較的マトモなのがこの3つでしょうか。
DCMはどうやら本気でフェムトセルをやるようですが、だったら下回りの回線をフレッツに縛るのは止めりゃぁ良いのに。フレッツじゃないと回線品質が維持できないようなショボい作りなんでしょうか。逆に言えば、日本のFTTH回線でも最も平均速度が低いフレッツでも行けるなら、他のFTTH回線でも行けそうですけどね。
WILLCOMのは極めて真っ当な技術解説です。FDDとTDDの差もちゃんと説明されています。あとはいかに迅速にXGP基地局を展開するかでしょう。個人的にはUQが散々な結果だっただけに期待しています。
そのUQは、自分で“モバイルWiMAXは、まだ子供の段階”と言っている以上、まだ使えないでしょうね。これも基地局次第ではありますが。
WILLCOMをUQは2.5GHz帯という周波数に苦戦しているようですけど、経験ではWILLCOMのほうが上らしく、自信を持っているように読めます。
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『ロシアのスパム宣伝に日本の猫画像 無断利用に飼い主「悲しい」』
Web上に掲載する以上、こういったリスクは常に伴うものです。もちろん文章もそうです。今回の件はかなり可哀想ではありますね。
しかしロシアではスパム送信が合法とは…さすが恐ロシア。
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最後はネタ2発
『ネットで有名になった「美声のおばさん」、その衝撃を語る』
『ソフトバンク松本副社長、携帯電話事業の重要性を語る』
前者はスーザン・ボイルさんの話。そりゃ衝撃でしょうなぁ。
後者は笑えるというか嘲える内容です。これほどまでに説得力ゼロの記事も珍しい。
日本でFMCの普及は遠い?
『フェイスとウィルコム、「XGP」搭載のテレビ向けSTBを共同開発』
『ウィルコム、JAXAにW-VPN対応端末を2000台納入』
久々にWILLCOMで明るい?ネタが出てきています。
ただ、前者は微妙な気がしますね。日本ではSTBがあまり普及しませんから。「チューナ」と言えば普及するので、言い換えるだけで良いのかもしれません。
後者は日本で最初のFMCの大規模導入じゃないでしょうか。FMCも来る来ると言われて久しいですが、企業であれば通信料金の相対契約が許されるようになったことと、携帯電話間の通話が基本料のみでOKになるのが先となって価格面にメリットが出難くなり普及していませんが、ここまで大規模であればさすがにメリットのほうが上回るでしょう。
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『鉄道系ICカードの発行枚数は4823万枚。矢野経済研究所調査』
日本国民の4割以上に普及している計算になります。これは想像以上ですね。
この種のカードのキラーコンテンツが鉄道だとは、思いも依らなかったというのが正直な感想です。
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『独自OSリリースの狙いは:GoogleのシュミットCEO、「Chrome OS」収益化を語る』
どうもこのOS、使っていると広告がPushで配信されるような仕組みになる?
そんなOSはイヤだなぁ。だったらオープンソースのものを使います。
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『東芝、Blu-ray参入報道についてコメント
−「柔軟に検討しているのは事実だが、決定はしていない」』
あはは、そりゃそうでしょうね。
このまま現行のDVDを高画質化(アップコンバータ)するだけじゃユーザにそっぽを向かれかねませんし。時間の問題でしょうな。
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例によって「何を以てブロードバンドとするのか」が曖昧ですが、この記事では
“インターネット利用者=ブロードバンド利用者となっている。ただし、その速度については2Mbps以下が大半”
となっているので、単にネットユーザが3億居るということでしょう。
考えようによっては、3億ユーザに対してGreat Firewallが割と機能していることのほうが凄いと思います…ま、どーせ人海戦術なんでしょうけどね。
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最後はSBネタ
『ソフトバンク、CATV向けIP電話で「ホワイトコール24」』
『ソフトバンク、2Gの通信障害で14万件に影響、現在は復旧』
カネを取ったり取らなかったり、はたまた繋がったり繋がらなかったり、急がしいキャリアですな。
それにしても後者は酷い。また総務省から怒られることでしょう。
案外少ないなぁ
総務省曰く“キャリアの公式サイトから弾き出された数字” だそうですが、「凄い額だなぁ」とみるか「案外少ないなぁ」とみるかは立場でだいぶ変わると思います。私は後者を採ります。
やはりいくらネット通販が伸びている(あのダニ天でさえ)とはいえ、あの小さい画面と操作し辛いテンキーだけでは限界があるのかもしれません。
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ほほぉ、SBMの台所事情は本気で火の車なのかもしれませんな。これ以外にもサラッといろんなものが値上げされてますが、遂に基本料にまで手を付けざるを得なくなったということでしょう。これをトリガにユーザ数を伸ばして来ただけに、今後のユーザの反応が楽しみではあります。
あ、この影響はTCA速報には出ないでしょうね。「寝かせ」「抱かせ」が横行するキャリアですから。
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これも以前から指摘していますけど、サービス開始当初は「通信制限なんぞしない」と言ってたんですけどね。所詮は嘘付き、千本のオッサンなんてそんなもんです。
ただ、規制されるまでのハードルは相当高いですけどね。
“前々月のイー・モバイルの利用において、1カ月で300GB以上の通信を行ったユーザー”
で
“25億1658万2400パケット以上のユーザーが該当する”
そうですが、一体どんな使い方をすればこんな数字になるのやら…それでも0.01%は居るそうなので、ぜひその0.01%のユーザの使い方を知りたいところです。
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『株主の62%が承認:Sun株主、Oracleによる買収を承認』
これでダメリカ司法省が許してしまえば、Sunは名実共にOracleのものになってしまいます。買収後にSolarisは生き残れるのか、それよりもMySQLはどうなるのか、今後が非常に気になります。
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『「.日本」ドメイン名導入に向け、事業者選定協議会が設立準備』
誰が使うのやら…。
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『ビジネスソフト違法コピーで石川県が4036万円の和解金、BSA発表』
某所でもネタになっていますが、これはかなり悪質な部類に入りますからね。4,036万円で済んで良かったんじゃないでしょうか。石川県という地方自治体のリテラシの低さを物語っています。
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国内では売れてるのかどうか知りませんが(少なくとも私の行動範囲で実機を見たことがない)、青歯に関する脆弱性だそうです。
イマドキまだあるんですねぇ、ディレクトリトラバーサルに関する脆弱性なんて。
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『「Firefox 3.5.1」公開、JavaScriptの脆弱性を修正』
会社でしか使ってませんが、既にアップデート済みです。
あと2つのアドオンが対応してくれれば、自宅のも3.5.1にするんですけどねぇ。その2つとは「Auto Copy」と「Tab Mix plus」です。
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『理研、次世代スパコンをNECの製造不参加によりスカラ型単独に
〜CPUはSPARC64 VIIIfx、目標10PFLOPSは変更なし』
NECの撤退で、当初のベクトル型・スカラ型のハイブリッド構成になるはずが、スカラ型のみになるようです。大丈夫なんですかねぇ。なんつっても不治痛ですから。
「サプライチェーン攻撃」と言うのか
『偽ルータによる「サプライチェーン攻撃」とは、米SANS代表が解説』
ほぼ中国を名指ししたも同然のような解説ぶりには笑ってしまいますが、確か以前に米軍が異常に安いCiscoルータを買って大恥をかいたことがあるので、こう解説するのも頷けます。それをサプライチェーンと名付けたんですね。
“実際に世界中のさまざまな国の政府は、他国のコンピュータを乗っ取りたいと考えている”
なんて言ってますが、こんなことを実際にやろうとしてるのは隣とその隣の大国ぐらいなものでしょう。
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『「クレジットマスター」か? 警視庁がVIPルーム宿泊男を逮捕』
『「楽天トラベル」詐欺事件、2005年の情報流出事件とは「無関係」』
後者の記事を読むにつけ、ダニ天のこういう対応への妙な素早さだけは感心してしまいますね。いかに自分が悪者じゃないか、ということだけはユーザに印象付けたいんでしょうけど、漏らした事実は消えませんからねぇ。
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個人的には何度も使っているPayPalですが、いかんせんい@niftyではpaypal.comをドメインごと受信しないようなフィルタが掛かっているらしく、一切受信できない有様なのは勘弁してもらいたいところです。海外からの個人輸入ではなかなか便利ですけどね。為替レートも穏やかなものですし。
Yahoo!やダニ天の少額決済システムしかない日本では、ひょっとすると一気に普及するかもしれません。
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最後はオマケ
『Winny開発者・金子勇氏の控訴審が結審、判決は10月8日』
さて、大阪高裁はどう判決を下すんでしょうか。
これは要注目でしょう。
先行者には敵わない?
『Yahoo!ジオシティーズの大規模障害、一部データ消失の可能性』
ダメリカ本国ではとっくにサービスそのものが止まっているはずのジオシティーズ。日本でもまだアカウント取って作成しているユーザは居るんでしょうかねぇ。このニュースを読んで、一瞬だけ「懐しい」と思ってしまいました。私は今じゃ自宅の鯖にいくらでも立て放題ですからね…ま、無償サービスですし、データが飛んでも仕方無いといった感じでしょうか。
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『「Firefox 3.5」のJavaScriptコンパイラに脆弱性、攻撃コードも』
ほほぉ、これは看過できませんなぁ。会社にしか入れてませんが。
基本的にはJavaScriptを止めているので問題ないと思いたいところですが、しばらくはパッチが出るまで要注意ですね。
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『NTTBP、複数の通信回線に対応した小型無線ルータを開発』
所詮はみかかグループですから、こんなもんじゃないでしょうか。
先行製品もありますし、あんまり面白い製品じゃないですね。
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いちおうE悪が国内初のHSPA+サービスインになりますか。まぁ何度も言ってますとおり、理論値通りに出やしないんですから。問題は、1基地局に何ユーザがぶら下がるかということです。
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Wireless USBというのはかなり昔に規格化されてますから、今更何を…と思ったら、無線区間がIrDA(赤外線通信)なんですね…って、それじゃ見通し距離しか通信できないような気が。本家Wireless USBより劣ってるような感じがします。
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富士山に登ってまで何を喋りたいんでしょうかねぇ。ご来光の写メールでも送りたいんでしょうか。
それにしても日本国内は携帯電話の不感地帯が本当に少なくなりました。
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『アポロ打ち上げを“リアルタイム”に再現 動画や音声、Twitterで 16日夜から』
おお、これは面白そう…って、日本時間だと今日の深夜からなんですね。見てみたいけど寝てしまいそうだ。
あと、ぜひ「華麗なる失敗」となった13号でもやって欲しいです。
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『地デジ簡易チューナーの無償給付事業はNTT‐MEが実施へ、総務省が発表』
これらの“公共性の高い事業”とやらは、公共性の高い企業がやることに決まってるんでしょう。
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最後はネタ
なぜネット中毒に電気ショック療法…これが中国四千年の歴史というヤツなんでしょうか。そりゃ禁止するわな。無闇に高いし。
連邦の白い奴

ケータイで撮ったわりには、良く撮れてる?
昨日・今日と、とある国家試験がお台場であったので、試験終了の帰りの足で寄ってみると、まだ夏休みにも入ってないド平日にもかかわらず、結構な盛況ぶり。
しかし、限定ガンプラと限定クリアファイルをぞれぞれ2種、それに公式ガイドブック1冊で総計5,600円とは何事か。そりゃ入場無料でも充分儲かるワケだ。典型的な、我々30代限定のオッサンホイホイだもんなぁ。
思わぬAtomの方向性
『医薬品ネット規制訴訟初公判、原告は「省令はネット潰し」と主張』
注目すべき記述は最後方にある、
“裁判長からも『これは重大な憲法事件だ』といった発言があり、この問題を真摯に考えていただいていると感じた”
という点でしょうか。真偽のほどは定かではないですが、話の転び方に依っては、今回は厚労省側が負けるかもしれません。
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なかなか興味深い記事です。コストの低さもさることながら、IntelはAtomの今後について、他CPUのように高性能化を目指すのではなく、低消費電力化・周辺チップとの統合を目指すことに驚きです。
いわゆるネットブック市場を牽引しているのがAtomであることに変わりはないんですが、今後は、現在はARMがほぼ独占している組み込み市場へ本気に殴り込もうとしているように読めます。少なくとも現状のInternetでの主なアプリケーションはAtomで充分ですからね、Intelがそう考えるのも解らんではないです。
ただ、あくまで“現状”ですからねぇ。今後どうなることやら…?
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海外ではごく当たり前なんですが、遂に日本でも移動機の中古市場が立ち上がりつつあるようです。個人的には他人が使ったものは使いたくないので、許される限りは新品を買うつもりです。現時点ではキャリア非公認ですしね。
WILLCOMの苦しさ
『マイクロソフト、JIS90互換フォントの提供はWindows 7で最後』
Vistaがこれだけコケた以上、7でも提供せざるを得ないということでしょうか。
これでやっと日本語フォントがマトモなものになるはずです。
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『ウィルコム、スマートフォンと健康機器を連携できるSDKを提供』
そりゃ確かにPHSほどの低電磁波出力であれば医療機器との混在も不可能ではないとはいえ、キャリアとしてここに注力せざるを得ないところにWILLCOMの苦しさが見えているとも取れます。なんとかXGPが立ち上がるまでは頑張ってもらいたいのですが。
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…え、何で?
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『50を越えるサービスが提案――VHF-LOW帯マルチメディア放送推進協議会』
なんだか残念な内容しか並んでないように見えるのは私だけでしょうか?
往年のFMラジオ放送でやっていた「見えるラジオ」を彷彿とさせます。
いずれにしても、受信端末が何になるのかが非常に重要ですし、それとして狙っているのが携帯電話であることも明白ですから、あまり期待せずに待ちたいと思います。
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最後はオマケ
とんでもない数字ですが、私もそのうち1本がカウントされているので他人事ではないんですけどね。
この言い方は無いわな
『ゲーム産業の国家支援は当然、エンターブレイン社長が主張
メディア芸術総合センター準備委ヒアリングで』
いやはや、ドラクエ9が発売される前日にこう来ましたか。「当然」とまで言い切られるには相当に違和感がありますね。どこぞのゲーム好きが勝手に収集すれば良いだけの話で、税金で賄えというのはおかしいような感覚です。
こう言っては何ですが、売上としての産業規模はパチンコ(朝鮮玉入れ)のほうが遥かに上ですけど、こんな支援があるなんて聞きませんし、個人がやってるパチンコ台の博物館はありますが、あれに国家支援があるとは聞きません。
いずれにしても、このご時世にこんな言い方をしたら、ますます反対されるのがオチでしょう。
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『投資・協働・電縁で日本復活へ、総務省が09年版「情報通信白書」』
この業界は俗にICT産業なんて言いますが、今年の情報通信白書ではそれぞれを「投資(Investment)」「協働(Collaboration)」「電縁(Trust)」と紐付けたんだそうです。最後の「電縁」とは何じゃらほい? という感じですが、
“ネットを活用して形成される人や企業のコミュニティのことで、 「地縁」「血縁」のような人のつながりを表す言葉として使っている”
そうです…うーん、もうちょっと気の利いた言い回しがありそうですけどねぇ。でも総務省がやりそうな言葉遣い(言葉遊び?)ではあります。
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『「着メロを鳴らすのは演奏、著作権料が必要」と著作権者団体が主張』
また凄いことを言い出したなぁ…と思ったら、ダメリカでの話のようです。
日本でもそう安くないダウンロード料金の中にロイヤリティーは入ってるハズですけどね?
怖いのは、この主張に感化された莫迦な日本の著作権者が「そうだそうだ」と騒ぎ出すことでしょうか。今の文化庁にはこの問題への対応能力は無いですからね。
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『ケータイするGoogle、「HT-03A」のブロガーイベント開催』
なぜブロガーのみが対象なのか? それが大きな疑問です。ただでさえAndroidには不利な点がいくつもあるのに…どんだけClosedなんだ。
少なくとも私は以前から言っているように、Android搭載移動機を使う気は一切ありません。Google依存が大き過ぎますし、そもそも最近のGoogleは信用なりません。Street Viewでの一般市民への対応あたりから「傲慢さ」しか目に付かなくなりました。