“笑える”と“嘲える”は意味が違います

Posted at Thu, 23 Jul 2009 07:38:15 +0900 (JST)

『ドコモ、今秋提供予定の「フェムトセル」を公開』
『ウィルコム喜久川社長、XGPの技術的優位性を解説』
『UQ田中社長、二段階定額制導入の可能性を示唆』

今、東京ビッグサイトでWireless Japanというトンチキな催しが行われており、山ほど記事が掲載されていますが、その中でも比較的マトモなのがこの3つでしょうか。
DCMはどうやら本気でフェムトセルをやるようですが、だったら下回りの回線をフレッツに縛るのは止めりゃぁ良いのに。フレッツじゃないと回線品質が維持できないようなショボい作りなんでしょうか。逆に言えば、日本のFTTH回線でも最も平均速度が低いフレッツでも行けるなら、他のFTTH回線でも行けそうですけどね。
WILLCOMのは極めて真っ当な技術解説です。FDDとTDDの差もちゃんと説明されています。あとはいかに迅速にXGP基地局を展開するかでしょう。個人的にはUQが散々な結果だっただけに期待しています。
そのUQは、自分で“モバイルWiMAXは、まだ子供の段階”と言っている以上、まだ使えないでしょうね。これも基地局次第ではありますが。
WILLCOMをUQは2.5GHz帯という周波数に苦戦しているようですけど、経験ではWILLCOMのほうが上らしく、自信を持っているように読めます。

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『ロシアのスパム宣伝に日本の猫画像 無断利用に飼い主「悲しい」』

Web上に掲載する以上、こういったリスクは常に伴うものです。もちろん文章もそうです。今回の件はかなり可哀想ではありますね。
しかしロシアではスパム送信が合法とは…さすが恐ロシア。

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最後はネタ2発

『ネットで有名になった「美声のおばさん」、その衝撃を語る』
『ソフトバンク松本副社長、携帯電話事業の重要性を語る』

前者はスーザン・ボイルさんの話。そりゃ衝撃でしょうなぁ。
後者は笑えるというか嘲える内容です。これほどまでに説得力ゼロの記事も珍しい。