最後は料金

Posted at Mon, 18 Apr 2005 16˚48ʹ56ʺ +0900 (JST)

『Skype、ローミング料金不要の新有料サービス』

なんじゃこりゃ? と思って読んだのですが、転送サービスですね。
先ごろから提供が始まったSkypeInへの入り呼を、Internet経由で別のロケーションへ飛ばす…というものです。
年額30ユーロは、かなり安いですね。

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『中国で携帯ショートメッセージが急伸する理由』

最後は価格、という話。
なにもこれは中国に限った話ではないでしょう。世界中である話です。

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『中国は世界最大のネット検閲国家』

これは誰でも知ってる話ですが、Reuterが配信することに意味があるんでしょう。
今回の“統制された暴動”を見ても明らかでしょう。

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『品川区にYOZANのPHSを利用した「児童見守りシステム」』

これ、大丈夫なんでしょうか?
PHSによる位置情報(基地局との電波受信強度から算出)って、かなり曖昧なんですけどねぇ。
DCMでも大昔にPHSで「いまどこサービス」という位置情報提供サービスをやってましたが、あまりの精度とユーザビリティの悪さから、速攻でサービスそのものが潰れましたけどね。

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『電力線通信の研究会,許容値の数値提案を座長が要請』

電力線が地中ではなく架空されている日本では、PLCはまだまだ厳しいでしょう。

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『移動通信キャリアの中国聯通、ポケベルサービスから撤退へ』

“ポケットベル”“ポケベル”は電電公社の登録商標ですから本来は“ページャ”と言うべきでしょうけど…ってのはどうでも良くて :-)
アジア圏では急速にページャサービスが無くなりつつあります。GSMにしろ3Gにしろ、それだけケータイが一巡して普及したのでしょう。
PHSなら1.9GHz帯を使うのですが、この帯域は医療機器が誤動作しません。
よって都市部で消えても問題ない…と言ってしまえばそれまでですが、ページャの使う280MHz帯とは電波の到達度がぜんぜん違いますからね。
走行中の地下鉄でも何の問題も無く、確実に着信するし…。

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『ソフトバンク認可問題で「重大な事実誤認」,政府が米国の1377条レビューにコメント』

これは笑えます。損がUS経由で政府に圧力を掛けましたね。
損は常々、USに有力な弁護士を経由して…とかほざいてたので。
これを機に何か動くでしょうね。

蓄積交換は万能ではない

Posted at Wed, 13 Apr 2005 08˚26ʹ47ʺ +0900 (JST)

『Skype付きネット・キヨスク端末,JR広島駅にお目見え』
『au携帯、秋から「回線交換機能」を搭載せず』

この2つの記事は、なかなかに衝撃的です。
かつてはJRの全駅に“えきでん君”と称した、JTが提供する公衆電話タイプの青っぽい電話機があった頃とは隔世の感です。
後者もビックリです。私がDCMに居たときには、移動機用モデムを買うとFAXソフト「まいと〜く」が必ずバンドルされてたものです。
新人の仕事として、まいと〜くの動作検証とかもやらさせたんですけどね。
無線区間でも音声伝送がIPで可能になるまでにはまだハードルがありますが、もしそれが解消されれば、auは速攻で交換機を棄てそうです。みかかとの相接でしか使わないでしょうね。
そのみかかでは

『「電話の赤字地域単体を補てん対象に」,総務省がユニバ委員会で方針示す』

なんて記事もあります。

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『Samsungの新デジタル放送携帯は「スライド&ローテーション」』

最近こういう形でリリースされる移動機には、なぜかJavaに関する情報がすっぽり抜けています。
表記してないだけなのか、需要が無いから削られた(!)のか、ちょっと分かりません。
少なくとも国内では需要が無いわけではないですし…。