ニッパチはネタが無い
以前からAndroid Marketに出品されているアプリですら怪しいものが山ほどあるのに、これはそこから外れたものだそうです。まさに“シロートにはお勧めできない”ですね。
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『さくらインターネット、石狩データセンターの工事計画変更、2棟同時に建設』
この不景気に豪気なことです。クラウド需要をどれだけ取り込めるかが鍵でしょうね。
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『中国電子商取引大手Alibaba.comのCEO交代 不正取引急増で』
あれ? 確かアリババの大株主は…まぁ所詮はそんなもんなのでしょう。
まだまだ高い
なかなか面白い記事です。レーザはエネルギを熱からコヒーレント光に変換していますが、これはその逆をやります。今後の応用に期待です。
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『PayPal、スマートフォン向け決済など国内向け3サービスを発表』
App StoreやAndroid Market以外での課金サービスに使われることを目的としているようですね。どこまで伸びるでしょうか。
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『au、海外パケット通信が日額最大2980円になる「海外ダブル定額」』
あれ? 先行する他キャリアより高いな…と思ったら、国内同様、2段階制なんですね。0〜1,980円までで1段階、そこから2,980円まで行くものの、最終的にはここでキャップされるようです。まぁそれでも高いですが、DCMとは同水準です。
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『「YouTubeやニコ動が音楽購入の阻害要因にも」日本レコード協会が分析』
なんとも恣意的な分析です。どうとでも取れますね。
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チュニジア、エジプトの余波?を受けて、カダフィ大佐(通称)でお馴染のリビアでもデモが発生していますが、まずやったのがこれじゃぁねぇ…エジプトと同じ道を辿るのかもしれません。
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最後は酷い話を2つ。
『学校さぼった生徒にGPS端末 米で実験』
『Groupon、たい焼き店クーポン1300枚使用停止 店側 「経営が成り立たない」』
前者は可哀想ですね。どうやら日本でいう小学生での話のようですが、最近は道草も食えないほど治安が悪化してるんでしょうか。サボり対策としてはいささか大袈裟過ぎでしょう。
後者は馬脚を顕したということなのかもしれません。同じような話をいくつか聞きますね。
争奪戦になるだろうなぁ
『IPv4アドレス在庫枯渇の第2段階、APNICが申請手順を変更』
想定どおりではありますが、ここまで明確に“申請に関する対応は「先着順」に行う”なんて言われると、アホなところを筆頭に争奪戦を繰り広げる可能性が高いですね。申請したからと言って通るとは限らないのですが。
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『NHK、ラジオ放送のネット同時配信を来年度中にスタートへ』
どうやらradikoとは別に作るようです。ただ私は寡聞にして、国内最強の電波出力を誇るNHKラジオ第1や第2が受信できない環境というのに出喰わしたことがありません。地下鉄や地下道などの地下区域は除きますが。
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『PS3プロテクト解除ツール、使えばPSNへのアクセス停止――SCEが声明文』
ほほぉ、そういうトラップをファームに仕込むんですね。そこまでするか。
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最後はオマケ
『Verizon版iPhone 4、アンテナ問題解決も「死のグリップ」はそのまま』
おいおい…ただ無線区間を担うベースバンドチップを変えただけなんですね。折角変えるチャンスなのに。
既定路線
まぁそんな噂が立つほどAMDがズタボロになっているのですが、それにしても悲しいですね。PCベースで初めて64ビットのCPUを作ったが故にamd64というアーキテクチャ通称が出来ているぐらい、腕はいちおうあるハズなんですけど。
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これはSBMがWILLCOMを買収した時点で既定路線でしょう。誰も期待してなかったとも言えます。SBMにマトモな原資があれば、SBM単独でWiMAXモドキをサービス展開できるかもしれませんが、残念ながらねぇ…。
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『HTC、Facebookボタン付き端末や「Desire S」などAndroid携帯発表』
『HTC、初のAndroidタブレット「Flyer」発表』
HTCもリリースしました。サムチョンよりモノはマトモなので、ぜひ売れて欲しいです。
かなりそそられます
『NEC、フルキーボード搭載のAndroid端末「LifeTouch NOTE」』
なかなか微妙な代物ですが、ちょっと面白そうです。往年のモバイルギアを彷彿とさせるので食指はかなり動かされますね。DCMのSIMを挿せば3Gで接続できるようですし。
思えば私はこういう微妙なモバイルガシェットを結構持っているのですが、それでも懲りないですね。NetWalkerなんてかれこれ1年以上電源すら入れていませんが…。
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『J:COMとKDDIが電話サービスで連携、4月から「J:COM PHONEプラス」』
CATVとの経営統合に必死になっているKDDIらしい施策です。どこまで需要があるのかなぁ。
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最近はスマートフォンとの対比でフューチャーフォンという言葉がありますが、それより単機能なもの(通話をSMSぐらいしかできないもの)をダムフォンと呼ぶそうです。その比率がダメリカでは73%だそうですが、日本ではどの程度なんでしょうねぇ。いわゆるラクラクホン系が該当するのかもしれませんが、ラクラクホンでもWeb接続はできるしなぁ…日本ではほぼ絶滅しているカテゴリなのかもしれません。
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世界ではこういう論評が出てくるんですね。どうなんでしょうねぇ。Googleとしてはエジプトの一連の動きに対して何もコメントしてないですし、今後もするようには思えません。
スマートフォン戦国時代
『HP、webOS搭載のスマートフォン2機種を発表』
『HP、初のwebOS搭載タブレット端末「TouchPad」を発表』
実はこの週末、スマートフォン界隈では興味深いニュースが出ていますが、これはその1つめです。HPが旧Palm OSを買収したのは去年の春ですが、いよいよ満を持してその後継OSでスマートフォンをリリースしました。
ただいかんせん、AppleのiOSやGoogleのAndroidと比べると時期が遅過ぎです。どこまでサードパーティを巻き込めるかが鍵でしょう。まさかこのご時世、自社開発のアプリしか載せられないようでは普及しません。触ってはみたいですが、恒久的に使えるのかと言われると、今は何とも言いようがないというのが正直なところではないでしょうか。今後は要注目です。
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『Nokia、Microsoftと提携 Windows Phoneをスマートフォンに採用』
興味深いニュースの2つめはこれです。昨今のスマートフォンの快進撃で急激に売り上げが落ち込んでいるNokiaが、なんとM$と組むそうで、Windows phone OSはもとより、M$の様々なクラウドサービスと呼ばれるものと連携して動くスマートフォンを作るそうです。
NokiaにはSymbianという強大な核があるにもかかわらず、敢えてWindows Phoneを使うというのは、今のスマートフォン業界で事実上の第3極を構成することになるでしょう。まぁこれも先述と同じく触ってみたいことに変わりはないのですが、何しろWindowsPhone OSを実装したスマートフォンは日本では1台も発売されてないので、感想を言うこともできないのが実情です。この陣営も今後は注目せざるを得ないでしょう。
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『Xperiaに新モデル 「neo」とキーボード付きの「pro」』
『プレステ携帯「Xperia PLAY」発表 Android 2.3搭載、「PlayStation Suite」対応』
個人的にはこの記事に最も注目しています。特にXperia proに。今持っているXperia X10 mini proをもうちょっと大きくした上でH/WやOSをバージョンアップさせているところは、何とも食指を動かされます。ちなみに世間的には後者のほうが大々的に記事になっていますが、個人的にはまったく琴線に触れません。スマートフォンでゲームをやろうとは、さすがに思わないなぁ…。
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『Samsung、デュアルコアCPU搭載のAndroid端末「GALAXY S II」発表』
『Samsungの「GALAXY Tab」に10.1インチモデル Android Honeycomb搭載』
そしてもう一方のメジャーな陣営になるでしょうサムチョンは、デュアルコアCPUにアップデートしたGalaxyシリーズと、タブレット端末に最適化したと言われているAndroid 3.0を実装したTabシリースをリリースしています。こちらは物理キーボードを載せてないので食指は伸びないのですが、ひょっとするとDCMあたりから出るのかもしれません。ただ一説には現行のGalaxy Tabで数万単位の在庫に抱えているらしいので、これを売るにもその在庫を吐かせてからじゃないかとも思えます。
…で、誰が出るの?
いやぁ、売れるんですかねぇ。まぁDellのことですから、それなりに需要があってのことだとは思うのですが、いくら法人向けとはいえねぇ。しかもWindows 7を載せるそうなので、バッテリの持ちもあまり期待できません?
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『若者のメール利用時間、SNSに押されて前年比6割減――米comScore調査』
“若者の○○離れ”というのは、もはやネットスラングと言って良いんじゃないかと思われるほどあらゆるメディアで多用されてツッコミまくられている表現ですが、こんなところにも出て来るとは…なんだかなぁ。せっかくオープンな環境であるInternetに閉鎖性を求めるというのは、個人的にはなんだか妙な気がするものの、あらゆるネットメディアでSpamが横行している昨今では、それを求めるのも仕方無いのかもなぁとも思ったりします。現代の若者はそれだけ情報の選別に自信が無いのかもしれませんし、面倒なだけなのかもしれませんが。
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まぁ分裂開催も已む無しでしょう。
それにしてもここ最近の都知事選のニュースには呆れるというか笑いすら込み上げます。分裂開催の元凶を作った老害に4期目を要請だの、残業代を払わないことで有名な居酒屋チェーンの社長を祭り上げるだの、科学技術で世界2位を狙うことを推奨する大臣が出るだの出ないだの、挙句には前宮崎県知事が出るかもしれないだの、話題には事欠きませんが、投票権を持つ一都民としては複雑です。
社会的自由とInternetの関係
『米京セラ、デュアル液晶搭載Android端末「Kyocera Echo」発売』
ギミックは面白いですね。それまでは1面だけが液晶画面、もう1面は操作するためのキーボードだったりキーパッドだったりしましたが、これは2面とも液晶画面です。Verizon向けだそうですが、ひょっとするとKDDIでも売るのかもしれません。
KDDIと言えば
『「Xperia arcがauから発売される」という情報について、KDDIに聞いてみた』
なんてネタも広まっているそうです。これはどうなんだろうなぁ…ちょっと分かりません。いずれにしろKDDIももっとグローバルモデルを投入して欲しいとは思います。誰も彼も日本向けにカスタマイズされたスマートフォンを欲しいとは思ってませんからねぇ。
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『AOL、ブログメディアのHuffington Postを3億1500万ドルで買収』
いやぁ、AOLがまだ存続していたことに、正直驚きました。しかもまだダイヤルアップ接続による収入が大半だそうで…それも凄いです。だったらスマートフォン向けISPに特化しても面白そうなんですけど、そうはならないんでしょうね。
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『エジプトのネット遮断、経済損失は9000万ドル以上――OECD』
『エジプトで行方不明のGoogle幹部、当局から解放される』
今回の騒動でエジプト政府は、ある意味で壮大な社会実験をやってくれました。
それまではある程度自由に接続できて、かつ、経済活動にも依存していた社会環境下で、いきなりInternetを切断するとどうなるのかというのは、よっぽど莫迦じゃなけりゃ為政者もなかなかやらないことだろうと思いますが、こういう結果になるんですね。
そしてほぼ無関係なはずのCPの幹部を拘束するという暴挙に出たところは、あのときよっぽど余裕が無かった、もしくは見境が無かったということなのかもしれませんし、こういうドサクサに紛れて碌なことをしない連中が湧いて出て来るというのは、いつの時代も変わらないなぁということを示してくれました。
改めて、独裁国家がInternetへの自由なアクセスを認めたくない理由が浮き彫りになったとも言えそうです。
売れるかな?
『ソニー・エリクソンが「Xperia play」公開、正式発表は13日』
あちこちでリーク画像が出まくっていたのでイマサラ感はありますが、正式に公開したようです。Androidなのに見てくれはPlayStationのコントローラもどきという、ちょっと妙な感じです。スライドを閉じたときにどうなるのかが出てないのですが、恐らくはちょっと前に公開された「Xperia arc」と同じなのでしょう…うーん、売れるんですかね? 選択肢を増やすという意味では正しいとは思いますが、数が出るとは思えないなぁ。
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『ドコモ、神奈川で4G「LTE-Advanced」の実証実験』
どーせいつもの横須賀の山の中だけだろ…と思ったら、相模原市の市街地でもやるようですね。通信速度はあくまで非平衡というところがxDSLっぽいですが、今のXiのように従量課金制でなければ普及するかもしれません。技術的には熟れていますから、あとはマルチパスでどう伝搬するのか、その影響を調べるぐらいだと思います。
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Internetに晒している以上、攻撃の脅威は常にあるのですが、こうして公開するのはなかなか珍しいです。まぁNASDAQも好き好んで公開したワケではないようですが…。
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網の充実度は、ユーザをここまで変えるんですね。やはりキャリアはキャリアの本分を忘れてはイカンということです。SBMにとっても対岸の火事ではないでしょう。
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ちょっと前にSBMから、Edyなどの電子決済をiPhoneで使えるようにするジャケットがリリースされましたが、それをもうちょっとカジュアルにしたものですね。そこまで依存している人が居るのかどうかは知りませんが、これならまだ売れる可能性があるかもしれません。
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ダメリカでは野球よりも遥かにアメフトが人気なので、FBIも必死だったのかもしれません…まぁ暇であることは間違いないですが。
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日本法人での話です。人員を急拡大してりゃぁ、こういうことも起きますわな。ひょっとすると逆風が強くなるのかもしれません。
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最後はオマケ
ま、こんなもんじゃないでしょうか。WiMAXの60万回線というのは微妙な数字です。どのぐらいで黒字になるのか知りませんが、まだまだ少ないですね。
OMEGA “The Royal Air Force” Ref.ST2777 メモ
さすが軍向けに作られただけあって、素性を知るための情報があまりに少ない。さりとて安くない金額で買ったものの素性は知りたいし…と、ついカッとなって個人的にまとめたメモ。今は反省している :-p
なお、正確性等は一切保証していないので悪しからず。また、適宜更新していく。
【歴史】
オメガがイギリス国防省からの発注で、イギリス空軍向けに1953年の1年間だけ5,900本を製造。が、当初納品分の文字盤の蛍光塗料に放射性物質であるラジウムが含まれていたことが判明、イギリス空軍はトリチウムへ変更するマイナーチェンジを決断。その変更を見分けるため、文字盤の6時方向にある、イギリス政府官給品であることを示す「ブロード・アロー」を太いものに替えた。それが通称“Fat Arrow”と呼ばれる所以である。なお、マイナーチェンジ前は細かったので、それは通称“Thin Arrow”と呼ばれる。手許にあるのは“Fat Arrow”だ。
【構造】
キャリバは30mm径の283(17石)。当時のイギリス空軍の要求仕様(軍規格)で、クロノメータ基準である“日差10秒以内”という仕様に適ったものを採用している。
文字盤のOMEGAロゴの下にある丸T記号は、先述のトリチウム(Tritium=三重水素。これも放射性物質)を示す。
耐磁性能は、民生品では60 Oe(エルステッド)であるところを、要求仕様(軍規格)から900 Oeまで耐えられるようになっている。そのためケースは大型のねじ込み式の防水とし、内装は1mm厚の軟鉄で覆われ、外装は鉄の合金という二重構造である。また内部にはインカブロックによる耐震装置も備える。今では公であまり使われなくなったcgs単位系であるエルステッドが出てくるところに時代を感じる。
風防はプレキシグラス(Plexiglass=透明アクリル樹脂。飛行機の風防や窓ガラスにも使われている。Plexiglassは商標)で、スピードマスタとは異なり、山なりの丸みを帯びている。
ベルトはNATO軍規格“G-10”の時計バンド。これは2011年の現代でも都内のミリタリーショップ等で新品が購入可能で、数本を予備として購入済。下の写真は現在購入できる主なカラーバリエーションで、左からオリーブドラブ・ブラック・JB・ブラウン・グレー。真ん中のJBとは、映画『007 ゴールドフィンガー』の初代ジェームス・ボンド(JB)向けに作られたもので、NATO軍で実戦投入されたものではないが、材質や製法などは全て当時と同じである。
裏蓋に刻まれている文字列は以下の意味がある。
6645 101000 — NATO管理コード。6645は「計時装置」を示す 6B — イギリス空軍を示す 542 — 「中央秒針、16石、耐磁性メタルインナーケース、耐衝撃装置あり」を示すNATO管理コード XXXX/53 — シリアルナンバと支給年の西暦下2桁(1953年) |
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【参考リンク】
調べるといくつかヒットするが、マトモなのはこの2ページぐらいしか無い。
「Omega raf “fat arrow” #2777」
「RAF issue Anti-Magnetic Chronometer.」