社会的自由とInternetの関係

Posted at Tue, 08 Feb 2011 20:00:02 +0900 (JST)

『米京セラ、デュアル液晶搭載Android端末「Kyocera Echo」発売』

ギミックは面白いですね。それまでは1面だけが液晶画面、もう1面は操作するためのキーボードだったりキーパッドだったりしましたが、これは2面とも液晶画面です。Verizon向けだそうですが、ひょっとするとKDDIでも売るのかもしれません。
KDDIと言えば

『「Xperia arcがauから発売される」という情報について、KDDIに聞いてみた』

なんてネタも広まっているそうです。これはどうなんだろうなぁ…ちょっと分かりません。いずれにしろKDDIももっとグローバルモデルを投入して欲しいとは思います。誰も彼も日本向けにカスタマイズされたスマートフォンを欲しいとは思ってませんからねぇ。

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『AOL、ブログメディアのHuffington Postを3億1500万ドルで買収』

いやぁ、AOLがまだ存続していたことに、正直驚きました。しかもまだダイヤルアップ接続による収入が大半だそうで…それも凄いです。だったらスマートフォン向けISPに特化しても面白そうなんですけど、そうはならないんでしょうね。

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『エジプトのネット遮断、経済損失は9000万ドル以上――OECD』
『エジプトで行方不明のGoogle幹部、当局から解放される』

今回の騒動でエジプト政府は、ある意味で壮大な社会実験をやってくれました。
それまではある程度自由に接続できて、かつ、経済活動にも依存していた社会環境下で、いきなりInternetを切断するとどうなるのかというのは、よっぽど莫迦じゃなけりゃ為政者もなかなかやらないことだろうと思いますが、こういう結果になるんですね。
そしてほぼ無関係なはずのCPの幹部を拘束するという暴挙に出たところは、あのときよっぽど余裕が無かった、もしくは見境が無かったということなのかもしれませんし、こういうドサクサに紛れて碌なことをしない連中が湧いて出て来るというのは、いつの時代も変わらないなぁということを示してくれました。
改めて、独裁国家がInternetへの自由なアクセスを認めたくない理由が浮き彫りになったとも言えそうです。