一旦引っこめるだけかよ
『消費者庁、「コンプガチャ」は景表法違反と正式見解、7月1日以降は行政処分も』
どう見てもギャンブルですから、至極当然の見解でしょう。業者が作った碌でもない画像がアホみたいな高価で複数枚売れるんですから、業者から見ればこれほどオイシイ商売は無いでしょうけど、
『「消費者庁の発表を真摯に受け止める」、グリーやDeNAなど6社』
だそうです。ただ、この記事の最後に
“今後は事業者としての考え、対応について、パブリックコメントなどを通じて意見提出することも検討していく”
とあるので、行間を読めば「ひとまず止めといてやるが、時期を見て復活させるぞ」ということなのでしょう。これのどこが先端企業なんだか…。
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『6.6年以内に半数以上がIPv6に、Googleが「正常動作するIPv6」の必要性訴える』
まぁ無理でしょうね。かれこれ10年以上前からIPv6に触れてますが、IPv4が枯渇して以降もIPv6が普及する気配すら見せません。それどころか、最近のデータセンタ建設ラッシュを受けて歴史的PIアドレスや企業が使わなくなったIPv4アドレスブロックの売買が盛んになる始末。しかもVPSが流行ってるのでISP内でのIPv4アドレス消費速度は上がってます。
もし本気でIPv6を普及させたいなら、IPv4を使う際にペナルティを与えるぐらいしないとダメでしょうが、Googleの場合はそれをやりかねないなぁ。
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『ケンコーコムが楽天と資本業務提携、楽天が15億円を出資し筆頭株主に』
よりによってダニ天かよ…裁判に勝った暁には便利に使うかもしれないなぁと考えていたのですが、今後一切関わらないことに決めました。
面白いけど…
国内キャリアはもうフューチャーフォンを出す気が無いんですね。ジジババケータイだけに絞るようです。遂にDCMは今回、iモード対応機が1台も無いという状態です。かれこれ10年以上掛けて作ったガラパゴスなエコシステム(笑)を見限ったとも取れます。
ただ、国内ではそこまでスマートフォン一色とも思えず、この戦略がどう取られるのか、その結果を判断するには時期尚早かもしれません。
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『NHK、地上波によるスーパーハイビジョンの伝送実験に成功』
技術的には面白いですが、地上波テレビ放送そのものが急速に斜陽化しかけている現在、この技術の存在意義は良く解りません。このご時世、地上波テレビ放送向けの周波数帯域が、狭められることは有り得ますが、広げられることはほぼ有り得ませんから。
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『科学雑誌「Newton」のiPad版が創刊、創刊号は無料』
ここ最近、アカヒやナベツネといった、世間的にはクオリティペーパーと言われているらしい新聞社が有償のWeb版をリリースしていますが、そんなものよりは遥かにこちらのほうが有用でしょう。作り込み具合と記事の品質が違います。iPadは持ってませんが、ちょっと読んでみたいなぁ。
マイノリティの憂鬱
恐らく私が世間と乖離しているからでしょうが、食指を伸ばしたくなる移動機が1つも無いですね。スマートフォンは国内メーカばかり、フューチャーホンのやる気の無いラインナップには目を見張るものがあります。どうやらWiMAXが世界的にもマイノリティになっているが故に、WiMAX対応移動機を出すにはグローバルモデルではなく別途開発しなければならず…という悪循環? が透けて見えますね。ちょっと前にも出たHTC製もKDDI向けの特注品ですからね。
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こんなアドバルーンが飛ぶほど、最近はmixiという単語を聞かなくなりました。個人的にはどーでも良いです。
意図が読めない
『ソフトバンク、愛知県で気球を使った気球無線システムの実験』
実験の意図が読めません。しかも900MHz帯は対象外だそうなので尚更です。まさか900MHz帯は良く飛ぶからということ?
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『消費者庁、評価操作の“ステマ”は不当表示、景表法ガイドラインを一部改定』
ここ最近の消費者庁はどうしたのでしょう。急にヤル気を見せているようにも取れます。ただこの問題は経産省や総務省も絡むでしょうから、まずは所管の法律で可能なことはやろうという感じですね。
PayPalアカウントも要削除か…?
これは非常にショックです。PayPalのアカウントも削除しなければならなくなるとは。
特に海外との決済手段としてはPayPalは最高に便利なのですが、ここにSBが入り込むとなると話は別です。碌でもない広告や名寄せが始まるのでしょう。既存企業をSBが買って、買われた企業がマトモになったところを見たことが無いので、既存アカウントへの影響を見極めつつ、もし悪影響があると判断されたら即刻削除しようと思います。
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『KLab、コンプガチャの全停止を発表』
『GREE、コンプガチャを5月末で提供終了へ』
『DeNA守安社長、「コンプガチャに相当するような類のものは順次廃止」』
ほほぉ、足並み揃えて御上の意向に逆らわず…という方向でしょうか。確かに消費者庁から言われてからやるより、自制という形を取ったほうが良いでしょうからね。上っ面だけですが。
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漏れたこともさることながら、どうやってこんなに大量に入手したのか、そちらが気になります。
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『携帯電話・PHS契約数、純増はソフトバンク、MNPはauが1位』
今月注目すべき数字は
“ドコモのLTEの契約数は31万3400件の純増だが、FOMA(W-CDMA)は18万5100件の純減”
ですね。都市部のアーリーアダプタが想像以上に早くXiへ移行しているようにも読めますが、実態は不明です。
無理な話
『東海道新幹線「N700系」車内Wi-Fi、5月末より一部帯域制限』
これは当然でしょう。以前も指摘しましたが、東海道新幹線のWi-Fi接続サービスで提供できる帯域は『1編成で2Mbps』という二昔ぐらい前のxDSLばりな細さですから、ここでスマートフォンが吐く膨大なトラフィックを捌けというほうが無理な話です。
だいたい、元々が新幹線にある公衆電話向けの回線設備を増強したもので、そんなに太くないですし、できません。抜本的にはJR東の成田エクスプレスや常磐線特急ようにWiMAXリピータでも載せないことには解決しないでしょう。
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ナベツネ新聞のスクープが一転して否定されたように読めます…SNSという名のパチンカス業者がロビー活動でもしたのでしょうか。少なくとも日本発のSNS業者は総じてこんな感じに成り下がってますね。“簡単に儲かる”とは恐ろしいことです。
こんなもんでしょう
『au、おサイフケータイなど日本向けに開発された「HTC J」』
最近はAndroid市場で苦戦を強いられているHTCですが、こんなものを開発してたんですね。本来なら日本のベンダが作りそうなものですが、ことAndroid移動機では“オンボロイド”と揶揄されるほどショボいものしか作れなくなってしまっているので、ある意味でKDDIの判断は正しかったのかもしれません。ただ、売れるかどうかは未知数ですね。
ちなみに、私のような逸般人の間では、HTC製は「rootが取れない/取り難い」ことで有名で、公式にrootを取れる手段を提供しているチョニー(旧ソニーエリクソン)と違って、ユーザの自由度が低いです。確かにふつーの人間がrootを取ると碌なことにならないので、その姿勢を一概には非難できないのですが、解っているユーザにとっては“避けられているベンダ”であることは間違いなく、今後の行く末を案じずにはいられません。
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『楽天、中国でのショッピングモール事業「楽酷天」を5月末で終了』
あはは。やっぱりダメだったか。私を含む、巷の口の悪い人間では「社内公用語を中国語にしてないからだ」とか言ってますが、まぁこんなもんじゃないでしょうか。
莫迦莫迦しい
『IPv6遅延問題にISPとNTT東西が共同対策、海外では日本からのIPv6接続抑制も』
これは二重の意味で莫迦な話です。現行のフレッツにしろフレッツプレミアムにしろ、ユーザ宅終端装置(ONUやCTU)にはフレッツ網またはNGN網でしか使えないIPv6アドレスを払い出していますが、このIPv6アドレスと、ユーザが加入しているISPが払い出すIPv6アドレスが絡むことで、この問題が起きます。
原因は2つ。1つは国の政策(みかか東西はISPを運営してはいけない)、もう1つはネットワーク設計の拙さです。後者は比較的簡単に修正できますが、前者は如何ともし難いものがあるので、日本だけIPv6が普及させたくでもできない可能性が大いにありますね。
都市部在住者はみかか東西以外のサービスを使えば済む話ではありますが、日本という国単位でIPv6アクセスを規制されてしまうと…なんとも今の日本の有り様を端的に示す問題ですね。一言で言えば「莫迦莫迦しい」です。
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『20代の利用者急増、AndroidがiOS逆転〜D2Cのスマホ動向調査』
世界的な傾向ではあるので驚きはしません。フューチャーフォンを選びたくとも、今の3大キャリアは新機種を出してないので、機種変すれば必然的にこの結果にはなるでしょう。
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予告どおりですね。生暖かく見守りましょう。
わざわざ貧相にする意味が…?
『総務省、プラチナバンド700MHz帯の受付開始』
『au、周波数再編でau ICカード非対応のCDMA 1X/CDMA 1X WIN終了』
昨年7月の地上波テレビのディジタル化から1年経ちますから、こんな話も出て来ます。
前者はもはや出来レースなのであまり面白味はありませんが、後者は知りませんでした。
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『auとイー・モバイルの絵文字刷新、ドコモとデザイン統一へ』
なんで絵柄が貧相なほうへ片寄せするかなぁ…デザインの統一は絵文字そのものがGoogleとAppleによってUnicodeへ実装されてしまったので仕方無いかもしれないものの、デザインの内容を貧相にする意味が解りません。国内ではiモードで先行したという“先行者利益”なのかもしれませんが、巷のユーザからすると納得行かない人も出て来ると思います。
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『ユニバーサルサービス料、2012年7月からは3.15円に』
ずいぶん下がったなぁ…ユニバーサルサービスの維持費用はそんなに変わらないか、寧ろ上がる可能性すらあるので、それだけ移動体電話が増えたというか、スマートフォンの急速な普及で「1ユーザ2台持ち」が多くなったということなのでしょう。
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『Gmailで深夜に大規模障害、全ユーザーの1割弱が利用できず』
日本時間ではド深夜だったので、国内ではそんなに大騒ぎになってませんが、オフィスアワーを直撃したヨーロッパやアメリカでは問題になっているようです。所詮は無料のサービスですから、そんなに目くじらを立てるのもオカシナ話だと思うんですけどねぇ。嫌ならISPの有償のメールアカウントを使うか、自宅鯖で独自ドメインを運用するしか無いでしょう。
まだまだ時間が必要
『6月6日――IPv6を恒久的に対応にする日「World IPv6 Launch」が迫る』
まぁそう簡単には移行しないでしょうね。国内ISPだって大手以外の大半はまだIPv4でしかサービスしてませんし、サーバ側は言わずもがなです。まだまだ時間が掛かるでしょう。
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『「Windows 8」が正式名称に、4つの製品エディションも発表』
現行のWindows 7のような細分化したエディションではなく、非常にザックリしていますが、こんなもんで良いのではないでしょうか…まぁ私が自宅で使うことは無いと思います。DSP版(というのが出るかどうかも知りませんが)の価格次第ですね。