化けの皮が剥がれたE悪

Posted at Fri, 10 Apr 2009 09:48:31 +0900 (JST)

『イー・モバイル、「連続かつ大量の通信を行うユーザー」に帯域制御を実施』

ほほぉ、遂に馬脚を顕し始めましたな。昨日のプリペイドSIMばら撒きの件といい、いよいよ本領発揮でしょうか。
サービス開始当初は「規制しない」と言ってたにもかかわらず、ですからね。
どのプロトコルをどの程度規制するのかに焦点が絞られますが、電気通信事業者4団体が示す基準では、
“トラフィックの増加に対しては、「本来、ISPはバックボーン回線など設備増強で対応すべき」であり、「帯域制御はあくまでも例外的な状況で実施するべき」とした。その上で、帯域制御が認められるケースを、「特定のヘビーユーザーのトラフィックがネットワーク帯域を過度に占有している結果、他のユーザの円滑な利用が妨げられているため、当該ユーザーのトラフィックまはた帯域を占有している特定のアプリケーションを制御する必要があるといった一定の客観的状況が存在する場合」に限定。客観的データによる裏付けも求めた”
とありますから、客観的データによる基準が公開されるのでしょう。非公開なんざ許されませんからね。

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『子供のネット利用、成長に応じた“解禁”の目安を策定へ』

遂にこんなことを言い出しましたか…世も末ですなぁ。
先日のニュースでは、日本の親が子供の利用実態に興味が無いことが示されてましたから、こんなもん決めても守らせる親は居ないでしょうし、そもそもこういうものは親が自主的に決めるものでしょう。
今決めても、翌日には新たなサービスが生まれるのがネットの世界、一律に決められた目安が永続的に使えるってワケでもないですからね。

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『JUAS調べ:企業の「Vista飛ばし」が鮮明に』

“重くて使いものにならないのがVista”という先入観があるのと、“Windows 7は良いらしい”というβ版の体験が、そうさせているのでしょう。
Windows XPは、この14日にメインストリームサポートから外れますが、それでもあと5年はセキュリティアップデートが提供され続けますし、ここで急いでVistaにする必要は無いと判断するのは尤もかもしれません。