L2でもL3でも変わらないのでは

Posted at Wed, 11 Mar 2009 07:57:35 +0900 (JST)

『日本通信、ドコモ3Gでチャージ式のデータ通信端末「Doccica」』

名前が往年のDCMで出てた「ドッチーモ」のパクリなのが情けないのはさて置いて、時間による完全従量課金が今時受け入れられるかは微妙な気がします。私は日本通信のユーザを見たことがないので何とも言えないのですが、需要があるんでしょうかねぇ。あくまで外出先でチョロチョロ使うためのサービスだとは思うのですが、それにしちゃぁプリペイドした通信時間には割と短い有効期限が設定されてて、外出が低頻度だと使い物にならないし…うーむ。あと、

『日本通信、Doccicaとレイヤー2接続のサービスを解説』

で日本通信がさんざん言っている
“レイヤー2では、通信・品質をコントロールできる”
も、私には意味が理解できません。最近のキャリアグレードのルータやスイッチではL2だろうがL3だろうがQoSは設定できますし、厳密な管理はL3のほうが進歩しているのですけどねぇ。L2でのQoSはMACアドレスで管理することになるので、かなり煩雑です。そこら辺を知ってて、記者もL2接続の意義を問うてるんだと思うんですが…まさかコントロールってVLANのことを言ってる?

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『百度の日本法人、社名表記をカタカナの「バイドゥ」に変更』

これも不思議な存在なんですよねぇ。よく存続してるなぁ。
中国国内ではGreat Firewallで検索できないキーワードを検索したい中国人のための公開プロキシにしか使われてない気がするんですが。少なくとも私は、百度を通常使う検索エンジンに設定している日本人ユーザを見たことがありません。