カネが無いなら、SBMは全国向け周波数帯域を返上すべきだ
遂に金策が尽きたのか、SBMは自前でインフラを整備するのを諦めたようです。
だったら全国を相手にした事業免許を返上すべきでしょう。かつてのTU-KAのように東名阪だけの免許に変更して、割り当てられた周波数帯も削るべきでしょう。電波行政とはそういうものです。
それに、どこをどう協業しようとするんでしょうね。使っている周波数帯も違う(SBMは1.5G、E悪は1.7G)ので、ユーザが使うことになる移動機だってデュアルモードのものが必要でしょう。まさかユーザにはデータ通信専用の移動機を持たせる気なんでしょうか?
笑えるのが、今朝はSB関連でこんな記事も。
『日本はもはやブロードバンド先進国ではない,給付金より光インフラ整備を
ソフトバンク 社長室 室長 嶋聡氏』
この社長室長とやらを初めて見ましたが、なんと衆議院議員崩れだそう。官僚の天下りは絶対受けないそうですが、食えない政治家は飼うんですね。
しかも言うに事欠いて、自分たちの金庫に実弾が無くなったことを理由にそれまでは「官は関わるな。民間でやらせろ」と言っていたのを翻し、税金を突っ込めとは片腹痛い。
ホント、SBは通信事業から今すぐ撤退して欲しいものです。同業他社が同じようなチンピラ目線で見られたら溜ったもんじゃありません。
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『UQ WiMAX、埼玉・千葉の一部でも当初から利用可能に』
『JR東日本の首都圏44駅、UQ WiMAX利用可能に』
『ニフティ、UQ WiMAXをMVMOで2009年夏に提供。2月にモニター開始』
UQに関する記事です。エリア拡大は相当前倒ししているようです。この種のサービスはある程度のスタートダッシュが重要ですからね。
ニフティの件は昨日もUQの口から出ていた内容が正式にリリースされたものです。気になるのはニフティでの料金ですかね。UQ直営とどの程度違うんだろう…?
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『【JR東日本・平成20年度 技術開発展示会】
鉄道向けWiMAX評価試験、最大1.5km先からの通信も確認』
WiMAXの鉄道上での評価試験結果ですが、内容そのものは至極当然ですね。多重化を解けば解くほど遠距離まで届くのは、かつてから実証されています。
残念ながら基地局が1局しかないので、チャン切り(ハンドオーバ)試験が無いようですが、それはUQのトライアルサービスである程度判明するでしょう。
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『近接無線伝送「TransferJet」の規格化にシャープが参加
−計18社に。’09年夏に規格策定、年度中の商品化へ』
いつの間にか賛同する企業が増えていてビックリしました。
ただ、個人的には家の中で使うものを無闇に無線化するのは反対です。セキュリティが保たれない可能性が否定できないからです。それに今回のものは、USB2.0での通信速度と大差ないですしね。この種のものは通信速度よりメディアへのI/Oで体感速度が縛られますから、あまり高速にしても無意味だったりしますし。
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『東京FMなど、マルチメディア放送実現に向け新協議会「VL-P」設立
−ISDB−TSB方式。TBSラジオや毎日放送など17者』
対総務省向けへのアピールですね。キャリアが勝つか、テレビ局が勝つか、ラジオ局が勝つかという話です。もっと言えば、国産技術が勝つか、Qualcommが勝つかとも言えますが。
個人的にはラジオ局に勝って欲しいですね。テレビはもう要らんでしょう。
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個人的には最も期待しているUWBの応用例ですが…これじゃ対人レーダじゃないか。民生品向けには通信技術として応用されずに終わりそうな気配すらあります。
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『Windows 7は計6エディション、そのうち主要エディションは2つ』
結局はVistaのように乱立させつつも、実態はXPのようなラインナップとしているようです。どっちつかずとも言えますが。
もし私が買うなら最上位のUltimateでしょう。Linuxのように後から機能を追加できないのがWindowsというOSですから、中途半端なものを買って機能が制限されても面白くないですからね…ま、私は買わないと思いますが。