破壊力は小さい?

Posted at Fri, 23 Jan 2009 08:19:27 +0900 (JST)

『ウィルコム、おサイフケータイや新定額サービス発表』

遂にWILLCOMでもおサイフケータイがリリースされたようです。ただ、Kセラ製のみなので、私は食指を動かされませんけどね。
新しい料金形態は結構な破壊力があると思うのですが、いかんせん通信速度が上限でも128kbpsというところを見ると、一般ユーザにどこまで食い込めるかは微妙かもしれません。

『W-SIM対応の「どこでもWi-Fi」、2月19日発売』

も、128kbpsという通信速度(しかも理論値)を考えると、競合他社と比べて見劣りする感があるのは否めません。
昨日はこれらをはじめとしたWILLCOMの記者会見があったようですが、

『ウィルコム喜久川氏が次世代PHSの進捗を説明。3GのMVNOも検討』

を読むと、次世代PHSを一般ユーザが使えるようになるまでは結構な時間を要するようです。当面はどこぞのキャリアの3Gローミングが主になりそうですね。一般ユーザが「次世代PHSが立ち上がったなぁ」と認識するのは当分先でしょう。
正直に言えば、それまで会社が存続できているのかが見物ではあります。

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『米カード処理会社が不正侵入被害、過去最大規模の流出の恐れも』

自称では“業界最先端の暗号化”を施していたんだそうですが、途中経路が平文なら無意味なんですけどねぇ。しかも、どこぞにsnifferを仕掛けられてたという話も。もし本当なら、システムへの物理的アクセス対してに甘かったことになります。
規模次第では「過去最大の情報漏洩」だそうですが、とりもなおさず、「現金払いに勝るものなし」という当然の結論を再認識させられただけですね。続報には大いに興味があります。

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『小口被害が多発:知らないうちにSMSで他人へ送金、インドネシアでトロイの木馬被害』

これは恐しい…というか、送金方法が単純過ぎる。
Pythonで書かれ、Symbian上で動くそうですが、日本でもE-mailだけで送金できる銀行があるので、それを狙ったマルウェアが流行ったら未曾有の詐欺事件でしょうね。
以前も指摘しましたが、E-mailでの送金は危険過ぎだよなぁ。

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『Red Hat、Red Hat Enterprise Linux 5.3をリリース』

もともとリリースサイクルが長いとはいえ、ずいぶんと久しぶりです。
しかしまぁいつの間にこんな高価格になってるんでしょうね。2CPUで10万円越えてます…そりゃ企業はサポート費用を抑えたいわけだよなぁ。

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『ヤフーとエキサイト、動画共有サービスを終了へ』

結局、先行者であるYoutubeには敵わなかったというだけですかな。

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『出会い系サイト423事業者が届け出、改正規制法施行1カ月で』

出会い系なんぞ使わないので法律が改正されたことすら知らなかったのですが、巷にはこんなに事業者が乱立してるんですね。よっぽど儲かるんしょう。事業者の皆さんはこれから警察とお友達にならないとイカンのでしょうな。