本気らしい

Posted at Wed, 12 Nov 2008 07:38:09 +0900 (JST)

『総務省で「.日本」の検討開始、レジストリを2009年8月に決定』

どうやら総務省は本気のようですし、導入へ向けて随分と急いでいますが、それ以前に需要があるんでしょうか?
TLDからして漢字(もしくは平仮名や片仮名)で表記されるんじゃぁ、携帯電話市場を揶揄する“ガラパゴス”以上にガラパゴスとなる気がします。
百歩譲って、携帯電話からも入力し難いですしねぇ。

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『NTT社長会見、フレッツ光の純増目標を下方修正』

そりゃ修正するでしょう。
他所より高いし、GE-PONで通信帯域が共有することしかできないうえに、工事を平日にしかやらないんじゃぁ、少なくとも首都圏のサラリーマンではなかなか導入できません。
2,000万という数字は変えないそうですが、相当難しいでしょうね。

『光ファイバもギガに突入 KDDIの「光one」導入レポート』

なんてのを読むと、現時点では実力に差があります…もっとも、KDDIはみかかより厳しい通信制限を掛けるキャリアなので、今後もこの状態を維持できるとは思えないですが。
それでもベアラとしての基本スペックに差があるのは大きいです。

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『無線LANセキュリティ規格「WPA」突破――その対策は?』

TKIPが破られた件の続報で、かなり詳細に出ており興味深いです。
鍵を作成するところに穴がある以上、頻度を上げようがどうしようがダメだということですね。
長い記事ですが、この業界に居る以上は必読の記事です。

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『「4G」携帯は1Gbpsに ITUがガイドライン作成へ』

元記事はフジサンケイ・ビジネスアイですが、これが事実だとすると、あと10年後ぐらいは恐しい時代になります。

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『ラリージャパンで見えた北海道のネットワーク事情』

キャプションに反して、各キャリアの障害時対策の差が見えて興味深いです。
DCMとSBMは既存基地局が生きていることを前提に対策を練っていますが、auは既存基地局が死んでいることを前提に練っています。この差は大きいでしょうね。前者では移動基地局を出してもトータルで救える呼は変わりませんが、後者は呼を増やせます。
もちろん災害時に効果的なのは後者ですが、1台の移動基地局あたりのコストはとんでもなく高価ですし、衛星回線を碌に持たないSBMあたりには厳しいのかもしれません。

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『携帯電話の顧客満足度、サービスはau、端末はソニー・エリクソンが首位』

まぁ順当でしょうか。
イメージCMに騙されるほど日本国民は莫迦じゃないということですね。

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『シスコ、増大するビデオトラフィックを見据えたキャリアエッジ向けルータ』

バックボーンパネルの帯域が凄いことになっている…スロットあたり400Gbpsて。
それでもCiscoだからなぁ。実際に使い切れるかどうかは相当怪しいです。

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『デル、「Inspiron Mini 9」の価格を最大15,000円値下げ』

ネットブック市場の消耗戦は激しさを増すばかりです。リリースしたものの、まだ出荷してないNECは大丈夫なんでしょうか?
ただ、

『アメリカのノート・パソコンは安かった』

なんて記事を読むと、この事情は日本特有なのかもしれません。
日本市場が舐められてたということでしょうか。

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最後はオマケ

『楽天証券が復旧、突き抜けたバッチを再実行』

金融庁は業務停止命令を出すべきでしょう。
仮にも勘定系システムでバッチが突き抜けるなんて、作りとして有り得ません。