iPhoneをトリガに逆戻り?

Posted at Wed, 18 Jun 2008 08:42:44 +0900 (JST)

『ウィルコム、「WILLCOM D4」をiPhoneと同日に発売』

ずいぶんと思い切ったことをするものです。価格からしても、そこまでして売れるとも思えませんけどねぇ。
製造元であるSHARPにおけるW-ZERO3シリーズのサポート体制を知ると(相当貧弱です)、これを2年縛りで使い続ける勇気も無いです。まだWILLCOM 03とかでちょこちょこ使うほうがマシですからね。
あと、これに紐付いて

『ウィルコム、「新つなぎ放題」に音声通話オプション』

なんてものも。WILLCOMにもSBMの悪習である980円が感染したようです。
ほぼ似たような料金体系を持つE悪ともども、国内音声タリフを考慮すると、これで採算が取れるとは思えないんですけどねぇ?

—–

『総務省発表、FTTH契約数が1200万件突破。DSLとの差は約55万件に』
『総務省調査、NTT東西のFTTHシェアは72.2%。IP電話では30%突破』

敷設回線数で光ファイバがxDSLを追い抜くのは時間の問題となりました。
ひとえにみかか東西が半ば強引にファイバへの置換を進めているからですが、これも3大都市圏での話。建物がスクラップアンドビルドされる周期が遅い都市圏以外では、まだまだxDSLが主流であることに変わりは無いでしょうねぇ。
それにしても050番号のシュリンクぶりも凄まじいなぁ。そこまでして0AB-J番号の固定電話もIP化したいんだろうか?
岩手・宮城であれだけ大きな地震があったばかりなのになぁ…不思議だ。

—–

『iPhone 3G、ドイツでは1ユーロから』

昨日のニュースの続きになりますか。
結局、ちょっと前の日本と同じような状態になるようです。通話料で回収できるんでしょうか?
あと、この記事では「累計販売台数は600万台に上る」とありますが、これがドイツ国内に限った話なのか、EU圏内での話なのか、記事の書き方(訳し方?)が悪いので読み取れません。
まさか同一機種が1国で600万台も売れないでしょうから、EU圏内、ヘタすると世界全体での販売台数なのかもしれません。

—–

『ブルーレイを補償金の対象に、文科省と経産省が合意』

昨日の速報では「マジで?」と思ってたのですが、どうやらこれ、本気のようです。
そこまでして北京オリンピックを契機にして地上波ディジタル放送受信機器を買わせて移行させたいんでしょうかね?
2011年までに、まだ冬季オリンピックもあるじゃないですか :-P
せっかく売れ始めたBlu-ray DVD周辺が売れなくなるかもしれませんなぁ。
ただ、想像通りと言いますが、ゴロつき権利者側が矢継ぎ早にいろいろとリリースしています。

『ブルーレイ課金の省庁間合意に「戸惑いと失望」権利者団体が声明』
『JEITAの発言で社会が混乱、権利者団体が公開質問状で批判』
『JEITAに「真意を質す」、権利者89団体が再び公開質問状』

少なくとも私がバルクで買うHDDに、こいつらの世話になるようなデータは入りません。企業が買うストレージ群とて同じでしょう。いくらなんでも一律課金という論理は通用しないでしょう。
JEITAは

『「ダビング10早期開始に期待」ブルーレイ課金でJEITAがコメント』

と冷静にコメントしてますが、これがふつーの世間の目でしょうね。