本質は「規制」ではなく「取捨選択の重要性」だろ

Posted at Mon, 28 Apr 2008 08:56:50 +0900 (JST)

『青少年への携帯フィルタリング、義務化は遅れる見通し』
『「本来あるべきフィルタリングへ」総務省の違法・有害情報対策検討会が中間報告』

結局は猛反対に遭ってgdgdになってきたようです。
いずれにしても個人的には、一律のフィルタなんぞは反対ですけどね。「ガキには持たせない」という立派な選択肢があるんだし。どうもアホな議論にしか見えません。
硫化水素云々のくだりも話の方向性が全く違う。強酸性のサンポールに硫黄を含んだ入浴剤を混ぜれば硫化水素が出るなんてのは、小中学生の理科の実験じゃないか。「理科の教科書からこれらの記述を削れ」という話になったとは聞いてないので、話は擦り替わってるとしか思えない。
それとも最近のゆとり教育とやらでは、そんなことも教えてないんだろうか?

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『安全な携帯サイトを認定する第三者機関「I-ROI」設立』

誰が使うんだろう?
そして、もし認定とやらをされたサイトで問題が発生したら、誰が責任を負うんだろう?
情報化社会なんてのは、あらゆる情報がある中、受け手で取捨選択をさせることに本質があるので、「規制する」んじゃなくて「取捨選択することを学ぶ」んじゃないと、未来永劫くだらないコストを払う社会になると思いますけどねぇ。

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『ドコモの2007年度決算は減収増益、7月に全国1社体制へ』

ほほぉ。遂に全国1社体制か…ちゃんと公取と話し合ったんでしょうね。独禁法違反にはならないと。
あとこの記事で興味深いのは
「パケット定額制の拡大で、単純計算で1契約あたり2倍のトラフィック量に増大している」
というところでしょうか。2倍で収まってるんですね。案外少ないなぁ。

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『Suica・PASMOの電子マネー1日利用件数が100万件を突破』

このうち、純粋なカードと移動機などの組み込みの比率が知りたいですね。
ああ、でも各カードのIDを分けてない可能性もあるのか。

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『イー・モバイル、データ通信端末のアウトレット販売を期間限定で実施』

通信機器でアウトレットとは…自分で中身を弄れないものだとイヤですね。
昔のアマチュア無線機(リグ)なら自己責任で弄り倒せるので分かりますが、これらは弄った瞬間に電気通信事業法と電波法に違反だし。個人的には「それぐらい新品を買えよ」と思ってしまいます。
まぁ実際にはクリーニングされたものを新品として売るのはいくらでもあるので、気分と保証期間の問題とも言えますが。

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『AT&T、全米のStarbucks店舗でWi-Fiサービス導入開始』

これが顧客誘導の肝になった、ということなんでしょう。

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『アナログ放送に「2011年7月放送終了」のメッセージ表示
−停波半年前にはアナログ放送が常時レターボックスに』

これを機にテレビを観なくなる世帯が出てくるかもしれませんなぁ。特に若者から。