敗者は黙って去れ!

Posted at Fri, 21 Dec 2007 23:13:31 +0900 (JST)

『総務省、KDDI系とウィルコムに2.5GHz帯免許割当』

事前の報道どおり、KDDIとWILLCOMに割り当てられたようです。周波数割り当ての審査過程が資料もろとも詳らかになるのは初めてでしょう。
詳細はどーせ日経BPあたりが追うのでそれを待ちたいと思いますが、気になるのは

『OpenWin、2.5GHz帯認定漏れは「納得できない」』

という声明でしょう。こいつら本気で行政訴訟を起こしそうです。真性の莫迦ですね。
いつからキャリア事業者は己の利益のみを追求する盗人みたいな連中が跋扈するようになったのでしょう。
カネのことしか考えられない連中にキャリア事業が運営できないのは、平成電電や鷹山が身を以って示してるじゃないか。
特に損なんざ、1.7GHz帯を割り当てられといて返上するという自分の所業を忘れてるのか?
己の胸に手をあてて、よく考えるべきです。

『総務省、2GHz帯“アイピーモバイル跡地”の技術的条件について審議を開始』

と同じことを、1.7GHz帯でもやってるのだから。

再審議にも税金が突っ込まれていることを考えてるのか?
事業会社の登記簿をタックスヘイブンに移して碌に国に納税しない連中が、どの面下げて言ってるんだ?
キャリアに勤めていた者として、通信エンジニアの端くれとして、非常に腹立たしい声明です。

これまでは冗談半分でしたが、もしこいつらがこの件で行政訴訟を起こしたら、総務省には毅然とした対応をしてもらいたいものです。
チンピラ以下の893に、貴重な有限資源である周波数なんぞ渡す必要はありません。

『ワイヤレスブロードバンド企画、認定を受け事業展開を説明』
『ウィルコム喜久川氏、免許取得の喜びを語る』

WiMAXがKDDIなのは正直びっくりしてりますが、決まった以上はWILLCOMと同様、頑張ってもらいたいもです。