結局は規模の論理

Posted at Sun, 18 Nov 2007 08:55:58 +0900 (JST)

『JCN、050番号のIP電話サービス「JCNetフォン」を2008年1月で終了』

ちゃんとリリースした上でのIP電話サービス廃止は初めてでしょう。これは結構衝撃的じゃないでしょうか。
CATV事業者としてはIP電話サービスが収益に貢献しないことが証明されてしまったことになるんですから。
050番号も電話である以上、結局は規模の論理ですからね。

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『情通審の公開ヒアリング、「FTTHの1分岐単位貸出」で事業者が熱く議論』

例によって愚にも付かない議論ですが、みかかも反論し難いでしょうね。
ただ、技術面で言えば、1分岐だろうが8分岐だろうが何だろうが、GE-PONを介する以上はスループットは落ちるので、私だったら俎上に乗せません。
USENの宇野ちんは頓珍漢な発言をしていますが、各家庭を1本で直収している余裕とも取れなくありません?

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『「補償の必要性が十分に議論し尽くされていない」JEITAがパブコメ公表』

まったくもって筋が通っています。著作権保持者とは雲泥の差です。

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『ドコモとauの半額割引チラシ広告、公取委が警告』

DCMもauもSBMのことを笑えなくなりました。

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『ソフトバンク、ファイル共有ソフトで携帯番号などの顧客情報流出』

もはやSBMという組織の構造的な問題でしょう。

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『5割強が他人の無線LANに「ただ乗り」――Sophos調査』

案外少ないと思うのは私だけでしょうか?
私は野良局を使ったことないですが、例えば私の自宅(20戸のマンション)でW-ZERO3の無線LANを有効にすると、恐らくマンションの入居者が建てたものだろう基地局が7局は拾え、どれもSSIDはおろかWEPですら未設定ですから、その気になれな使えます。
私が建てたものはPSK認証かつAES暗号化かつSSIDかつMACアドレスで縛っているため、そうそうは使われないと思いたいですが、それでも心配ですからねぇ。