正反対

Posted at Wed, 14 Nov 2007 09:46:07 +0900 (JST)

『KDDIの法人向け通話定額、KDDI電話からau宛も定額に』

WILLCOMの直収サービスに引きずられたものでしょう。エンプラ向けでは現時点でどの程度の回線数があるのか分かりませんが、インパクトはそれなりに有りますね。
SBMはフェムトセルでやりたいようですが、旧JTと組めば簡単では…って、無理ですけどね。あの網構成同士では。

—–

『OHA、「Android」向けソフトウェア開発キットを公開』
『「あなたの“Google携帯”作って」――AndroidでiPhoneライクなUIも』

前者みたいな書かれ方をすると妙に固っ苦しいですが、後者のように書かれると“なるほどねぇ”と思います。Googleがやらせたかったのは、Appleとは正反対ですね。
そのAppleも近々SDKをばら撒くようですが、

『iPhone最大の弱点はユーザー? 「非公式アプリ」に6割が関心』

みたいな書かれ方をすると困るんでしょうけど。

—–

『イー・アクセス決算、ADSL契約は減少が続く。モバイル契約は10万を突破』
『USEN、10月のブロードバンド事業進捗状況を発表。FTTHは75万を突破』
『J:COM、10月末の総加入世帯数は274万世帯。J:COM NETは123万世帯に』

この3者が同じ日に回線数や契約数をリリースしたのは面白いです。
USENは先期から黒字なので、変なことさえしなけりゃ儲かる一方。J-COMは元々黒字に近い体質なので、契約数が増えれば嬉しい。
それに引きかえE悪は「身の丈に合ってない」ことがバレバレ。xDSL事業は、Y!BBやみかか東西の例を出すまでもなく、今後はどう見ても尻すぼみにならざるを得ないもの。移動体通信事業の大赤字を支えるまで生き残れるかが相当に微妙です。たかだか10万契約の現状では赤を埋めるとか以前にお話にならないですから、これから正念場を迎えることになるのでしょう。
妙な株式交換でE悪から移動体通信事業の数字を帳簿上は外してますが、実態はどうなってるのか、ある意味で面白そうです。

—–

『ソフトバンクら7社、NFCによる非接触決済携帯の実証実験──国際的なサービス展開見据え』

SBMの移動機はそのまま海外でも使えるものが多いから…なのでしょう。
しかし巻き込まれたほうの会社は大丈夫なんでしょうかねぇ。正当な対価を貰えるのかなぁ。かなり疑問。

—–

『セキュリティ専門家が25万台のボットPCを悪用、最大で禁固60年』

やれやれ…という感じですねぇ。

—–

『ウィルコム、中国の通信大手とPHS事業提携』

タイから日本に帰る途中に中国に寄った…という風情ですね。
こうでもしないと2.5GHz帯を貰えないという危機感もあるんでしょうけど。

—–

『【前編】「フェムトセル」で通信を超えた産業を作りたい—ソフトバンクモバイル 取締役専務執行役CTO 宮川 潤一氏』

この人はずいぶんとブルジョアなエアコンをお使いのようです。

“エアコン業者は,家庭のエアコンが何回スイッチをオン/オフされたのかという情報を何年かに一度見て回っている”

ってのは、ぶっ壊れたときのオンサイト保守のついでに見てるだけで、量販店で売られてるような一般的なエアコンでは見ちゃいません。特に最近は「X年間お手入れ不要!」なんてのが売りなんだし。
もし見ても、フィルタの汚れ具合と故障内容の相関について参考にする程度で、

“わざわざ設置された場所に行かなくてもチェック可能になる”

というのは、足を運ばないと確認できない内容なので無意味です。それともフィルタの汚れ具合もリモートで見るためにカメラでも付ける? それこそ本末転倒でしょう。
いやぁ、明日の後編が楽しみだなぁ(棒読み)。