独禁法はどうするの?

Posted at Mon, 29 Oct 2007 09:22:14 +0900 (JST)

『ドコモ、地域8社を統合して全国1社体制に』

なぜDCMのみが9つの地域会社に分かれているのか。
当時の社長が“独禁法に引っ掛かるのを恐れた”ための自主規制ですが、今のあの社長は、現在のシェアでも引っ掛からないと思ってるんでしょうか?
ぜひここは記者の皆さんに突っ込んで欲しいところであるにもかかわらず、どの記事もそこに触れてないですね。
いつぞやの番号=契約数か否かの問題で総務省から怒られたように、これから公正取引委員会にお伺いを立てるってんなら笑えますが。
ちなみにこのリリースは、

『ドコモ、端末価格で月額利用料が変わる新販売方式』

と同時にリリースされたのですが、auよりはこちらのほうが筋が良いですね。
奨励金を無くす気が一応あるように受け取れますから。
あと、SBMもこれに追随しています。

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『ソフトバンク、新規受付を停止している一部プランを終了』

SBMのアホさ加減が出るのは、この種の“強制終了”が多いことです。
これまでも様々なキャリアが料金プランを変更していますが、ユーザが申し出るまでは、その契約が継続できていました。
そこへ行くとSBMの強制移行というのは、ある意味で凄まじいですね。
「ここは通信事業者じゃない。流通事業者なんだだなぁ」としみじみ感じます。

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『総務省、FMC用の電話番号「060」導入など電気通信番号規則を改正』

私は050番号のIP電話からの着信を受けたことが無いので何とも言えませんが、(0AB-JのIP電話なら何度もある)、トラフィックはどの程度あるんでしょうね?
今回の060番号も同じ道を辿るような気がしれならんのですが。
ただのエイリアスとしてしか機能しない番号だから、どーでも良いのかな。

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『iPhoneは、オープンなうちにこそふさわしい――イー・モバイルの千本氏』

開いた口が塞がらないとは、この記事のことでしょうか。
iPhoneというかAppleは、それまでオープンだったUSのキャリア市場に日本式の垂直統合モデルの一部を持ち込んで、敢えてクローズドにしているのに、なんでこんな発想になるんだろう…?
不思議でなりません。
あと、オーストラリア最大のキャリアであるTerestraの話も妙です。こんな方針じゃないでしょ。

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『100ドルノートPCのWindows版登場へ』

発展途上国に1万円でばら撒くPCはLinuxで動いていますが、M$はそこへ強引に?Windows XPを突っ込もうとしているそうで。
ひょっとすると将来は大きな顧客になってくれるかもしれない市場ですから、そこの子供たちが初めて触れるOSがLinuxだというのは脅威なんでしょう…ま、私は寧ろそのほうが良いんじゃないかと思いますけどね。
ちなみにこの計画、朝青龍でお馴染のモンゴルも参加するようです。

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『カリフォルニア州火災で緊急ダイヤルが活躍』

こんなシステムが稼動してるんですねぇ。まるで中国の電話みたいだ。
中国と違うのは、人命に関わる緊急時のみしか使わないことでしょうか。

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『世界初のフェムトセル・サービスが米で登場,自宅内からの通信を定額に』

どこまで広がりますかねぇ。
いずれにしても宅内までFTTHなりxDSLなりCATVが引かれてないと使えないんですけど。

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『LルートサーバーのIPアドレスが11月1日に変更』

これは私向けのリマインド。木曜日に替えないと。