ネタに困ったら損をいじれ
『2007年度第1四半期連結決算は大幅な増収増益「基幹事業としての手応え感じた」と孫社長』
『ソフトバンク決算、ADSL会員は減少傾向もモバイル事業が好調』
例によって勘違いな発言を連発なさっている損は、ネタに困りません。
“急激に逆回転して、我々のお客がソッポを向く状態になったり、赤字に転落したりすることはない。”
“(フェムトセル型の基地局に対して)免許の許認可に改善すべき点がある。世界的な流れは小さな投資でキャパシティを増やしていくのに適している”
これらの発言が本気なのか嘘気なのかリップサービスなのか知りませんが、もし本気なら、番ポというシステムの怖さが解ってらっしゃらないようですね。
何かあれば番号を変えずに“脱北”できるのが番号ポータビリティです。市場が飽和している時に起きる不祥事やら網不備やらサービス不良やらは、即、ユーザの流出に繋るんですけどねぇ。
あと、無線というか、通信の本質も解ってらっしゃらないようです。
ギネスに申請したいらしい、御自慢の基地局群をフェムトセルでジャミングされたらどうなるのか?
いくら自動化するったって限界はありますし、ユーザとは勝手なものです、設置した基地局を勝手に移動したりしますよ?
そういったリスクを考慮してるようにはとても思えません。
ま、ここで笑えるのは、コスト構造を見せていることでしょうか。
1台の移動機調達コストが「4万数千円の下の方」だそうで、随分と安い。メーカから嫌われてるでしょうねぇ。正当なコストじゃないですから。
あと、ご自慢の純増数首位についても、6月末時点の53万800回線のうち、プリペイドを差し引いたら25万6,000回線しかないというのはさすがに詐欺に近い。VFJ時代と何ら変わらずゲタを履かせているだけ。こりゃ酷いなぁ。
今は恐らく「どうやって死に往くADSLを終息させるか」を考えているだろう損。どうする気なんだろうなぁ。
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『イー・アクセスの第1四半期決算、携帯加入者数は約6万人』
『イー・アクセス決算、第1四半期末でADSLは191.2万件。モバイルは6万件』
限りなくインチキな帳簿上の数字操作をしているE悪の決算も惨憺さるものです。ADSLの純減傾向に変わりは無いですね。
E悪はFTTHに手を出してないので携帯電話にしか活路が無いんですが、どうも怪しい雲行きです。DCMに買収されるのは時間の問題でしょうな。
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『ドコモの「2in1」、別名義契約を2007年度内に開始か──一部報道で』
どーせあの社長の鶴の一声で始めるんでしょう。
それより言い出しっぺの莫迦部長を解雇するのが先だろうに。相変らずぬるい会社だ。
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『@niftyが自社サービスAPIを公開。APIを利用したサービスも提供』
『「『Y or N』の意思を着た」、ニフティ和田社長 対ヤフー広告のロゴ入りTシャツを着て出勤するイベント』
最近の@niftyの「節操の無さ」は、一体何なんでしょうかねぇ。ISPとしてもマトモに稼いでいるのに、ここまで動く理由が見つかりません。日本流に言う“損して得取れ”というビジネスモデルに近いものがあります。
ま、気恥ずかしいしカッコ悪いのであんまり言いたかないですが、いわゆる“Web 2.0”にもその側面はありますが、かと言ってなぁ。
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今となっては数少ないプロセッサの自社開発に拘るSunですが、これもなかなか強力なものです。ちょっと触ってみたいですね。
ただ、
というのは残念です。黒字なのにクビを切るということは、何か別のものが後ろに控えているんでしょう。
OSでカネが取れなくなったので仕方無いというのもありますが。
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SoftEtherがS/Wで実装しているものをH/Wでやろうとしているものです。
そりゃIPsecより強固にはなるかもしれませんが、価格がなぁ。
なんてのが出てる限り、まだまだIPレイヤでのVPNが趨勢なのかもしれません。
しかし儲け過ぎだなぁCiscoよ。
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『米モトローラ、Linuxベースの新プラットフォーム「MOTOMAGX」』
Symbianに対抗する意味があるのかもしれませんが、肝腎であろう、これが有償なのか無償なのかが書かれてません。
少なくとも国内ではLinuxで実装された移動機は山ほどあるので珍しかないですが、900万台という数字は世界的には少ないですね。
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『「DRM普及でも補償金制度は必要」権利者側がメーカーに利益還元求める』
なんじゃこりゃ。
権利者とやらは本当に確固たる自我を持ってるんでしょうか?
開いた口が塞がらないとは、こういう記事を読んだときに使うものですね。
これじゃいつまで経っても纏まらないでしょう。
遂にこの委員会はコント以下の“茶番”になったようです。小学生の劇になるのは時間の問題か。