所詮はSBMクオリティ
昨夕これを読んだときに思ったことは2つ。
“やっぱりDCMユーザから批判が大きかったんだなぁ”
“どうやって実装するんだ?”
前者は、携帯電話での番ポが実施されているのである程度は想定できますが、後者は興味深いです。
ご存知のとおりPHSはみかかの各GC局と相接していることから、ルーチング情報の書換は非常に面倒です。東西関係なく全国のGC局に対して実施する必要があるため、スケジュールを切るだけでも、みかかとの交渉が面倒なのは目に見えています。
もっと言えば、みかかが所有するISDN交換機の1モジュールとしてPHS交換機能が実装されていた時代もありました。
それを切り離したのがDDIポケット(現WILLCOM)のITXですが、それでも相接の形態がGC局とであることに変化はありません。
いずれ話は聞き漏れて来るのでしょうけど、ここは興味深いですね。
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『プラネックス、40MHz幅製品を未認証で出荷。使用者が電波法違反の恐れも』
これは珍しいチョンボですね。ユーザが電波法違反で捕まります。
ただ、メーカが「全品回収」と謳っても、それを出すユーザが居るかどうか。
私だったら出さないかもしれません?
同じプラネックスの40MHz対応無線LANでは
『プラネックス、無線LANルータ「MZK-W04N」の40MHz幅への対応を開始』
という記事も出ています。
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『Microsoft、中国でWindows Vistaを値下げ』
初報は土曜日ぐらいだったでしょうか。各所で怒りが出ていました。
いくら尤もらしい「海賊版対応だ」なんて理由を出したところで半値にしたら怒りますわな。
どこぞのクラッカがマルチランゲージにする方法とか出しそうです。
しかし中国で使われているソフトの82%が海賊版というのも凄い数字です。
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『ソフトバンクの「V-SA701」、ネットワーク改修で利用不可に』
キャリアとして考えられない対応です。メチャクチャだ。
サービス停止による停波ならまだしも、既存サービスのアップデートで現時点でもユーザが居る移動機が使えなくなるとは。私が知る限り、DCMの3G網は、2種類の波を出しています。
これは“FOMA”リリース当初と現在では対応させているIMT-2000規格に差分があるためで、少なくとも料金を払っている当該移動機のユーザが居る限りは、2種類を出し続けなければならないでしょう。ヘタすりゃ3Gを停波するまでです。
…まぁこれがSBMクオリティでしょうね。碌でもないキャリアです。
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はやくも予防線が張られました。まぁ現実問題としても無理かもしれませんね。
充分量産化されているであろうMPEGコーデックのチップ単体でも、これぐらいしそうだし。
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『米Amazonの決済サービスを利用できる柔軟なAPI公開』
少なくともUSの少額決済手段は「PayPal」がシェアを握ってますが、それを奪おうとしてるんでしょうかね?
今流行りのSaaS、ひと昔前で言えばASPとして収益の柱にしたいのかもしれません。
Amazonだと世界的に知られてますから、PayPalをひっくり返せる可能性はあるのかも。
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最後はネタ
『暴かれた「偽スティーブ・ジョブズ」の正体』
『「青春18きっぷ」向けの路線検索、ジョルダンがβサイトで公開中』
前者はガッカリな感じ。Fobesの編集者だそうで。
後者はなぁ…時刻表を眺めることも「青春18きっぷ」の魅力だと思ってる私には、ちょっとなんだかなぁという感じ。