言っちゃイカンことを言っちまったな

Posted at Sat, 28 Jul 2007 12:07:32 +0900 (JST)

『ドコモ、第1四半期決算は減収減益 中村社長「新料金制度はソフトバンクとも戦える」』

この社長はホントにオメデタイとしか言いようがないですな。
記者会見という公式の場で、もっとも言っちゃイカンことを言ってます。

“なにを持って純増数をカウントするのかといえば、電話番号しかないと考えている。ユニバーサル料金も2本分支払っており、その点でもおかしい。今後、2in1では異名義でのサービスも考えているが、これをひとつの回線としてカウントしていいのかという議論になることを期待している”

“SSプランでは、月額3,600円の基本料金が1,800円となり、さらに1,000円の基本通話分の割引分を引けば実質800円。ソフトバンクモバイルの980円とも十分戦える料金体系”

こんなのを社長として頂かなけりゃならんDCMの皆さんは可哀想ですな。
このままではいつまで経っても番ポでは勝てないでしょう。

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『補償金の支払い義務者はメーカーとすべき、権利者団体が主張』

言うことがコロコロ変わり過ぎですわ、権利者とやらは。どうにかしてカネを毟り取りたいだけにしか見えない。
いつまで経っても国民からコンセンサスは得られないでしょう。論理がメチャクチャ。

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『BS/110度CSデジタルチューナのPPV対応がオプションに −「今後もPPVは実施されない。モデムは残す」』

BSはまだしも、CSはPPVをやらないのかなぁ。これにはちょっと疑問がありますねぇ。
先にモデムを無くしてEthernetポートを付けるべきじゃないでしょうか?

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『Mozilla Foundation、Thunderbirdのスピンアウトを検討』

これは致し方無いですね。FirefoxよりThunderbirdが蔑ろにされてるのは一般ユーザでも分かるぐらいですから。
セキュリティパッチの提供速度がまったく違いますし。話がどう転ぶかは要注目でしょう。

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『SprintとGoogle、モバイルWiMAX用サービスで提携』

USではWiMAXと言えばSprintという状況になりつつありますが、そことGoogleの提携は何を意味するのかといえば、SprintのWiMAXサービスの垂直統合ですわな。日本では特に損と千本によって否定され続けている垂直統合が、次世代無線アクセスサービスで出てくるところに興味深いものがあります。これも要注目でしょう。
そんな日本ではまだまだ

『WiMAXを擬似体験? アッカが横浜で無線LANプロジェクトを実施』

というレベルです。悪化は総務省に付け届けをして周波数を取得する一歩手前まで来ている以上、垂直統合サービスは提供し難いでしょうなぁ。

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『米国とEU、衛星ナビゲーションシステムの互換性実現へ』

大学時代、研究対象の1つとしてGPSもやっていた人間から見ると、このニュースは衝撃的です。
もはや宇宙開発は地球レベルじゃないと話が進まないことを如実に示してますね。

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『So-net、集合住宅向け光ファイバ接続サービスの3コースを値上げ』

@niftyやOCNに続いて3社目ですが、

『ニフティ第1四半期決算、ブロードバンド会員は167万人。FTTHは88万人』

を読む限り、値上げの影響は短期的には無いように見えないですね。そりゃまぁ長期的にはどうなるかは分かりませんが。
ま、最終的にはスループットや使い勝手がモノを言うんでしょう。