実験にならんだろうに

Posted at Sat, 30 Jun 2007 11:00:36 +0900 (JST)

『イー・モバイル、USB端末「D01HW」で不具合。Windowsの不具合解消は未定』

オイオイ、とツッコミたくなる記事です。ここもWILLCOMと同じで、自社ではQAをやってないようですね。
ってゆーか、Appleより圧倒的にユーザ数が多いであろうWindowsで使えないんじゃぁ無意味じゃないか。まぁHuaweiですから、そんなもんなのかもしれませんが。
あと興味深いのが実売数でしょうか。発売1週間で約1,400台だそうで。現状のサービスエリアを考慮すると案外売れてるなぁという感じです。

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『携帯電話端末の割賦債権流動化について』

もしかするとこれからの移動機販売ではデフォルトの手法になるんじゃないかと思わせる割賦方式ですが、当たり前とはいえ、やはりこういった問題があるわけですよね。SBMの場合は割賦と言いつつリース事業ですから尚更かもしれません。
もっと言えば、ただでさえ悪いSBMの財務体質が更に悪化する要因にすらなり得ます?

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『ソフトバンク、室内をカバーする「フェムトセル」の実証実験』

いくら実験局による実証実験とはいえ、実験方法が実環境と著しく矛盾しています。

“実験が行なわれる部屋はシールドで覆われ、外部の携帯電話網とは切り離された環境となる”

って…電波暗室でやるんでしょうか? それとも一般賃貸住戸の一室をアルミ箔で覆う?
もし後者だと電波は乱反射(再輻射)するので、実験結果からそれらの影響を取り除くのは面倒ですよ。
こんなもんで己の基地局数の少なさをカバーされても困りますし。

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『警視庁、「警察情報の流出事案についてのお詫び」掲載』

滅多に謝らない警視庁が謝罪の文書を載せるとは、極めて珍しいです。
最近の警視庁は評判悪いからでしょうか。特に、現場の脳みそが足りない制服組の高圧的な職質は何とかして欲しい。