完全定額制は既にある

Posted at Wed, 25 May 2005 15:50:16 +0900 (JST)

『PDAを使ったIP電話,フュージョンが展示』

遂に出ましたね。これとWILLCOMのデータ定額制カードだけで、モバイルでも完全定額通話が実現できることになります。
ただ、既にWILLCOMで、既存の移動機で完全定額制がサービスインしたので、インパクトはあまり大きくありません。

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『「FOMAも無線もフレッツも」,ドコモがネット接続サービスの新メニュー』
『ドコモのISPサービス「mopera U」、6月1日から開始』

以前から話が出ていたサービスが、来週水曜日から開始のようです。
まさにE悪の小畑氏が言ってたサービスの一部がDCMからリリースされたことになりますが、ユーザが取れるかどうか…?
結構高いですしね。

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『おさいふケータイ、音楽ケータイに対抗するのは「メール」–ボーダフォン』
『ボーダフォン決算発表、3カ年プランで巻き返し狙う』

うーん…これはどうなんでしょう。
収益構造を、音声トラフィック依存からの脱却を狙ってるのでしょうけど、しばらくはVFJの低迷が確定した感がある決算発表ですね。

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『NTTデータの全社員11,835人分の個人情報、USBメモリを電車で紛失』

こりゃ凄い。拾った(盗んだ)ヤツは大収穫でしょう。

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『Yahoo! BBの元スタッフ、顧客情報を退職後の個人事業に「目的外利用」』

これは爆笑。あんな管理体制じゃぁ、やろうと思えばバイトでも出来ます。

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『価格.comの一部サービスが再開、完全復旧に向け「順次再開」する予定』

22時に再開したんですね。そりゃ確かに「24日午後」には違いないですが、外資系みたいな逃げ方だなぁ。
現時点では復旧後のOSの種別が分からないのですが、今回の“SQLインジェクション”なんざぁクラックの教科書にも載ってるような超古典的な手法なので、OSを変えようがどうしようが、SQL鯖に対策しないとダメですね。
私は恐らく、家からはアクセスしないと思います。
会社のPCからはアクセスし倒しますけど :-)

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『電力線通信の研究会,許容値の議論がいよいよ核心へ』

さて、これもヤマ場を迎えました。
USのように電力線が地中に埋まってない日本では、無理な気がしますがねぇ…。
漏洩電波のスペクトルを観る限り、3G携帯も影響アリですし。

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『総務省研究会「2010年までにブロードバンド空白地帯をなくす」』

これにどれだけ税金を突っ込むんでしょうね :-)

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『中国版PHS「小霊通」とは? 実際に買って試す』

個人的にはこれが一番面白かったですね。ルポなので長いですが。
開通までに手間取ったりするところは、昔の日本のPHSと同じです。
ちなみに中国関連では

『エリクソンと中興通訊、中国3G規格のTD-SCDMAソリューションで提携』

なんて記事も。
これを読むと、昨日の“中国では3Gが2008年にサービスイン”というネタがさらに翳んでしまいます。

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『無線USBの標準仕様「Wireless USB 1.0」が完成』
『無線USB規格が完成』

なんでもかんでも無線にすりゃぁ良いってもんじゃないと思います…。
規格がPDFで読めるので、暇に任せて読んでますが、通信速度はこちらが優位ですが(既存のWiredのUSBと下位互換がある)、どこをどう読んでも青歯との差が見出せません。
唯一面白いのは、無線区間にUWBを使っていることでしょうか。
無線屋でもある私としては、初めてマトモに纏まっているUWBのドキュメントがこんなところで読めたのが収穫でした。

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『Time Warner、AOLのスピンオフを検討』
『ルクセンブルクSkype,アフィリエイト・プログラムの正式運用を開始』
『DNSプロトコル実装に脆弱性――DoS攻撃の可能性も』

ネット周辺に転がる3題。
前者はいまさら始まった話じゃないですね。とっととやってほしい。Skypeはこの原資をどこから得てるのでしょうか?
後者は要注意。現在のInternetでは必須のものなので、パッチが出たら即適用せねば。

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『今、ボーダフォンに必要なのは「ビジョンと意志」』
『ボーダフォン“反転攻勢”への道』
『英Vodafoneが2005会計年度通期の決算速報を発表,わずかに増収で赤字が縮小』

VFに関する3題。特にコメントはありません。

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『Lenovo、米国に開発センター設置へ』

いよいよ大和の連中は首筋が寒くなりそうです。