コモディティやらセマンティックやら

Posted at Wed, 22 Jun 2005 16:38:17 +0900 (JST)

『BBTVが7月より全国展開。機能強化した新STBを提供、料金メニューも刷新』

これを読んだとき、私はまだ頭が寝ボケてるのかと思いました :-)
確かSBはInternet TVから撤退したはずでは?
まっ、派手に死んでもらいましょう。
今までの放送に対する日本人の姿勢からして、日本では普及しないでしょう。

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『ドコモ株主総会、中村社長が今後の飛躍に意欲を見せる』

これは個人的に爆笑した記事。私が居た頃もかなり酷かったですが、今は更に無能そうな連中がマヌケ面して映ってるだけでもコーヒーを吹き出しそうになります。

“「上場して15年という企業とは思えない。古い会社の株主総会のようで緊迫感が感じられない」と指摘した株主もいたが、中村氏は「経営陣は、ナンバーポータビリティの導入や新規参入などで競争環境が激化していると認識し、危機感を強く感じている。昨年度は減収減益だったが、これで競争力向上に向けた基盤が整備された。新しいジャンルにも踏み込んでドコモを成長させていきたい」と述べ、意欲を示していた。”

には、思わずこの質問をした株主の、苦虫を噛み潰したような承服しかねる顔が浮かびました。
DCMはかなり硬直しきった会社ですから、株主総会でいくら株主は咆えようが二進も三進も行かないでしょうね。

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『ソースネクストが1980円のLinux「目標は10万本,対応アプリも2年で50種出す」』
『1980円ソフト「成功」宣言──ソースネクスト「コモディティ化戦略」のその後』

こりゃもう呆れるしかないですね。豚に買われて以降、国産初のディストリビューションLinuxも地に墜ちました。
…しかしこの種の会社の社長は“コモディティ”とか“セマンティック”とかふざけた言葉を使いたがるんでしょうかねぇ。それで己の発言内容が美化されるとでも思ってるんでしょうか。

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『携帯電話機に組み込まれたフルブラウザの弱点』

この記事にはひっくり返りそうになりました :-P
何か機能的な弱点でもあるのかと思いましたが、そうじゃないです。
さすが日経BP! 素晴らしい記事を書きますなぁ。

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『「Sleipnir」作者が会社設立、後継ブラウザは6月末にアルファ版公開』

うーん…という感じの記事です。
確かにこの会社でも愛用者は結構居るようですが、SleipnirはIEのレンダリングエンジンを使うのでセキュリティに甘く、導入するメリットがあまり感じられないんですよね。
出た当初は『IEにタブブラウズ機能を突っ込むプラグイン』だったと記憶しています。
しかも次世代になるIE 7ではタブブラウズ機能がデフォルトで載ります。ここでこの作者が会社を興した賭け(だと勝手に決め付けてますが)はどう出るんでしょう…。

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『Opera Softwareが日本事務所を開設、JPサイトも復活』

ブラウザではこんな記事も。
Operaは国内では豚が独占販売権(だっけな?)を持ってるはずですが、いつの間にかOpera本体が日本事務所を復活させてます。
豚と仲間割れしたんでしょうか :-)

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『「日本企業に浸透するには、パートナーの開発力が必要」、スカイプのパートナー責任者、日本での協業強化を語る』

記事の内容には目新しさはあまりないのですが、ここで注目すべきは、Skype自身が初めて明かすであろう“収益源”に関する証言です。

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『中国:5月末現在の固定電話ユーザは3.3億、移動ユーザは3.5億に』

例によってソースが怪しいニュースですが、発展途上国にありがちな普及比率ではありますね。
中国は国の規模が大きいので、数字が妙に大きくなりますけど。