パケット通信だけで生きて行けるのか?

Posted at Thu, 10 Jan 2013 19:25:03 +0900 (JST)

『2011年度の音声通信、携帯は減少もPHS大幅増』

世の中の通信事情から「通話」がメインストリームより外れてかなり経ちますが、それでもいちおう、これまでは携帯電話の呼量は一貫して伸びていました。しかしそれも昨年度から減るというのは…元キャリアとしてはなかなか衝撃的です。それだけパケット通信が爆発的に伸びたということでしょう。LINEやらSkypeやらが原因なのは言うまでもありません。ひょっとすると3.9Gや4Gで準備されているであろう、パケット通信上での音声通話であるVoLTEなんぞは、使われずに終わるのかもしれません。しかも

『12月の携帯・PHS契約数、年間純増数は過去最低に』

が示すとおり、これも数年前から言われてますが、国内の需要は掘り起こし尽した感がアリアリと出てますから、これから各キャリアはどうやって食い扶持を稼がねばならないのか、頭は痛いでしょうね。ユーザから見れば「安い土管があれば良い。余計なサービスは要らぬ」のは言うまでも無いですから。

『旧平成電電の無料ISP「FREECOM」、3月にサービス終了』

いやはや、かなり久しぶりに見ましたね、HDDですよ。まだ名残りのサービスを維持してたんですね。SBTにしては妙に律儀だなぁ。そー言えばHDDの佐藤とかいう不動産屋出身の元社長は今どうしてるんでしょ?