寝言は寝てから言え
『イー・アクセス買収後の保有率引き下げも選択肢 孫社長が認める』
『ソフトバンクのイー・アクセス買収、日程など変更』
先月末に産経あたりが素っ破抜き、当初は認めなかったものの、昨日認めたようです。このリリースの仕方はいつもの手段ですが、中身は最近のあまりの株価下落が原因なのは判り切っているので、「E悪に配慮した」のではなく「己の財布の都合」でしょう。
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『「白黒端末の分野では絶対的な自信を持っている」楽天・三木谷氏』
この自信がどこから出て来るのかを知りたいです。どう考えても負け戦だろうに。
そもそもkoboを扱い始めたら、それまで1年ほど自社でやっていた電子書籍サービスを移行期間もナシでバッサリと切り捨てるような企業が提供する別の電子書籍サービスを誰が使いたいと思うのでしょうか。寝言は寝てから言ってもらいたいものです。
端末には限られたストレージしか持てない以上、これからの電子書籍サービスでは、クラウドやそれに準ずるストレージサービスを大規模かつ永続的に提供する必要がありますが、その為の財務体力や事業運営能力がダニ天にあるとは到底思えません。
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『NTT東、アパートの住人向けWiFiスポットサービス「フレッツ 光WiFiアクセス」』
また微妙なサービスを…かつてラストワンマイルを無線にして、宅内で有線に落とす「SpeedNet」というのがありましたが、これだけ無線LANインタフェースを持つ端末が増えた今なら、宅内配線も難しいし面倒だから無線LANのまま提供すれば良いじゃない、ということなのでしょう。逆に言えば「宅内で有線に落とすことを諦めた」とも取れます。もちろんユーザが自前で有線に落とすこともできるでしょうが、どう考えても無線区間でトラブルが起きそうだなぁ。切り分けが面倒です。