既成事実になりません

Posted at Wed, 06 Jul 2005 08:26:19 +0900 (JST)

『平成電電など、Wi-FiとWiMAXを組み合わせたモバイル事業を11月に開始〜ユーザーには無線アクセスポイント10万台を無償配布〜』
『無線LANとWiMAXのモバイルサービスが11月スタート』

今朝は何と言ってもこれでしょう。
なるほどね〜と思うような内容は特にありませんが、良い線行ってるのではないでしょうか、発表内容と現実が一緒ならば。
HDDですからそれはないと思いますけどね :-)
ただ、途中から「ありゃりゃりゃ」と思うところが。

    ラストワンマイルはIEEE802.11系、バックボーンをWiMAXで構築するのに、「いずれはWiMAXでもアクセスを許す」のは拙いのでは?
    特に首都圏のような過密地域ではバックボーンが構成できなくなります。
    ユーザが自費でファイバを敷いて、そこにAPを置いてもらうことで「とっとと全国網を構築する」って手法は、電気通信事業法違反では?
    しかもユーザ宅に敷かれたファイバでは“帯域制御ナシ”ってのは、ユーザが永続的に微塵も使えない状況なのに料金だけはHDDがちゃっかり徴収することになります。
    ってゆーか、WiMAXは国内ではまだ認可されてませんよ?
    周波数すら割り当てられてないのに、なぜ計画に織り込む??
    さすがにこればっかりは言い続けても既成事実にはなりません。周波数は有限なので、“無いものは無い”です。

…まっ、いっか。たぶんマトモなサービスじゃないでしょう。
どんなに莫迦なユーザでも、自分のカネを赤の他人のために使うような構想には手を貸さないでしょう。

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『やっと出た 発番偽装の 対応策 でも非公開 それで意味ある?』

…あまりにアホ過ぎてコメントのしようがないです。
さすが日経BP! こんな記事を書けばデスクになれるなんて素晴らし過ぎる!

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『ACCSの不正アクセス裁判で有罪判決が確定、元京大研究員が控訴取り下げ』

ありゃりゃ? という感じ。いつの間に取り下げちゃったのよ。
確かに微妙な問題ですが、この件は明らかに別件逮捕だったので(まだ個人情報保護法は影も形も無かった)、もっと闘って欲しかったですね。

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『総務省、ケイ・オプティコムに厳重注意〜約12,000件の情報漏洩を受けて』

ここまでくると、漏らしてないキャリアのほうが少ないですね。

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『Mozilla Suiteは「SeaMokey」の名称で開発を継続』

これは笑っちゃうミスタイプ、正しくはSeaMonkeyです。
しかしなぜシーモンキーなんだ?