普及速度に驚く

Posted at Mon, 11 Jul 2005 08:34:47 +0900 (JST)

『ブロードバンド契約数が2,000万目前に。FTTHの純増が初めてDSLを上回る』

いよいよ強制的なFTTHの時代になりましたねぇ。
みかかはかつて「FTTHには莫大なカネが掛かる」とぬかしやがり、カッパーに拘ってましたが、今はユーザから工事代金をせしめることでFTTHが嫌でも普及するようになりました。
もっとも、FTTHに限ってはみかか独占ではないですけどね :-P
少なくとも私はこれからも、みかかのFTTHは引かないと思います。引くならまだKDDIやPWD、USENのほうがマシです。
…で、E悪はまだしも、悪化はどーするんでしょうねぇ?

『Yahoo! BB ADSL、6月末の加入者は488.9万件。単月加入は4万件台を維持』

を読むと、なぜか“YBB光”の加入者数が出ていません。
みかかのWholesale回線を使わざるを得ない現状では、かなり苦戦してるんでしょう。

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『通信のオールIP化に向けた政策のあり方を提言〜次世代IPインフラ研究会』

一言で言えば“時期尚早”でしょう。
国策会社に等しいALAXALAに税金を突っ込み、開発能力を上げないと :-P
ちなみにALAXALAの年間開発予算は99億円、Ciscoは全世界で4,000億円。桁が2つ違います。

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『総務省の周波数割当案、既存・新規各社の意見が明らかに』
『百家争鳴──1.7GHz帯、2GHzTDDバンドに対する各社の意見』

この前、中西さんから伺ったSBMの壮大な風呂敷話を聞く限り、この論争は一種の“茶番”にも聞こえますね。
各社の意見とも、我々で予想できるとおりの内容ですし。
これに絡んでは

『ウィルコム、2GHz帯でPHS方式の参入求める』
『京セラ、iBurstも2GHz帯TDDバンド対象化求める』

というのもあります。
前者は、この前までは噂話だったのが、WILLCOMが正式に手を挙げたもの。
後者はちょっと意外です。ホントに手を挙げたとは…。

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『「3本の動画とTV電話の同時利用に成功」,KDDIのWiMAX実験担当者』

これは結構驚きの実験結果です。鷹山なんかよりは数億倍、信用の置ける会社の内容ですし :-)
既存の無線系キャリアにはかなりのインパクトをもつでしょうねぇ。特にDCMの横須賀に居る連中には。

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『中国3Gネットワークへの投資額は100−120億ドル』

例によってソースが怪しいニュースで、話がコロコロ変わってます。
もしかすると、中国は一気に4Gを目指してるのかもしれませんが。

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『「7月28日以降,一部のソフトウエア製品が正常に動作しなくなる」――IPAなどが警告』

メンド臭い話ですね :-P
少なくとも今、私が居るフロアではトラブりそうな悪寒がします。

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最後にLDネタ。

『ホリエモン効果はどの程度?弥生、ライブドアグループ参加後の業績を語る』
『「ホリエモン効果は抜群」、業務ソフトベンダー弥生の野望』

これは爆笑してしまいました。豚効果は無いも同然じゃないか。
…まっ、野望でも何でも持ってくださいよ。今のところ、それは“無謀”ですけどねー。

『「面展開」で無線LANは変わるのか? ライブドア「D-cubic」のインパクトを読む』

面展開も何も、六本木周辺にしか設備を打つ気がないんでしょうに?
それでインパクトを論じてもなぁ。
無線LANでカバー率80%…これも“無謀”というコトバに集約される話です。