ユーザを莫迦にし過ぎ

Posted at Sat, 28 Jul 2012 07:14:13 +0900 (JST)

『細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ』
『コボの出足は大成功、ネガティブな口コミは誤情報だから消し、内容を吟味して再掲載する――楽天・三木谷浩史社長(1)』

これまで様々に報道されている出店者やユーザ軽視の歴史からも、私は絶対にダニ天とは接点を持たないようにしているので、koboについても取り上げなかったのですが、その理由がまた1つ増えました。これは酷い。なんだこれ。せっかく買ってくれたユーザを莫迦にしてるとしか思えません。それも莫迦にし過ぎ。しかもダニ天社内で統一した動きが取れていません。担当役員は謝っているのに。

『「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか (1/3)』

百歩譲って、これがミキダニ流の炎上マーケティングだとしても、筋が悪過ぎます。もしこれを本音でやっているとしたら「頭悪い」としか言いようがありませんし、いくら自前のサイトで都合が良い口コミだけを選別して載せたところで、こうして記事になってしまえば、都合の悪い情報も含めてあらゆるところに載せられるだけです。

「バッテリが切れたら読めなくなる本に存在意義は無い」と考えている私は電子書籍に消極的で、せっかく買った本を切り刻む神経が理解できないので、いわゆる自炊にも消極的ですし、もし電子書籍が増えたとしても従来の書籍が消えることは無いと思っていますが、それ以前に電子書籍事業を展開する事業者のトップがこんなアホなことをほざくようでは事業として終わってます。さっさと自滅して撤退することを願って止みません。