載ってますよ
昨日から開かれているWireless Japan 2005の記事が山ほど出ていますが、そこから面白げなものだけピックアップします。
『YOZAN高取氏、年内サービスインを目指すWiMAXをアピール』
『インテルとYOZAN、WiMAX方式に対応した製品の出品やサービス概要を公開』
鷹山という会社の胡散臭さは何度も指摘していますが、この大規模な展示会でも、その胡散臭さは微塵も消えていません。むしろ強調されていると言ったほうが良いかも。
総務省は“WiMAX”ついて何一つ発言してないのに、さも周波数割当は規定路線であるかのような話に摩り替わってますし。まぁ彼の持論は良いとして、“勝手に年内サービスインしろ”って感じですね。
という問題もあるので、無線LANの帯域を開放する云々は時間が掛かります。
これも笑えますね。初めて公式に
“コンシューマ事業をやりぬく体力がない。VNO事業者に対して回線を提供し、黒子に徹する”
と表明したんだそうで…そんなキャリアないですよ?
ただ、相変わらずの問題を抱えていることは、記事でも指摘されています。
それ以前に“ホントにS-inするの?”というのが大前提ですけど。
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『ソフトバンクBB宮川氏、「携帯参入でユビキタスサービスを展開」』
どんな所用か知りませんが、損から宮川氏へスリップしています。ここで笑えるのはSBの変質ぶりでしょうか。
“新規参入問題についても言及した。「国と訴訟関係になるなどガチャガチャしてしまったが、我々としては使っていないものだったらというスタンスだった。しかし、そうはいっても電波は有限だ。有効利用という意味では、たとえ我々が取得したとしても我々のものとしてはいけない。参入チャンスを提供して一緒に分かち合いたい」と話し、他社とサービスも有効に活用していく姿勢を示した。”
…な、なんだよそれ。
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『イー・アクセス種野氏、携帯新規参入に向けた事業展開を説明』
ここはあまり面白味はありませんが、初めて公式にVFJのローミング話に乗って来た! というところでは興味深いです。
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『ボーダフォン津田氏、MNP導入や新規参入による過当競争を警戒』
そのVFJは、まずは己の収益確保の精一杯という感じ。
しかも“音声回帰”発言。相当苦しいようですね。
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『ウィルコム八剱氏、「PHS・OFDMを世界最速・世界標準に」』
ここで注目すべきは、定額制移行ユーザの通話時間ですね。
“ウィルコムユーザーでは、1カ月あたり平均3時間、そのうちウィルコムユーザー間の通話は20分程度だった。しかし、音声通話定額サービスがスタートし、5月の実績を見ると16時間を超えていた”
移動体通信で16時間は、なかなか喋れませんよ。定額制の成果が出てますね。ただ、2Gや3Gでは無理な芸当であることは確かです。そんなに長時間、基地局の1チャネルを占有されたら溜まったもんじゃない。輻輳しまくるはずです…が、
ここにPPTの画がほんのり出ているので読むと、定額制スタート前の予想は、1ユーザ当たり月間250分だったようですね。ということは、4倍の誤差になります。それもでも輻輳してない? そうです。
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3GキャリアでauだけはSIMではなかったのですが、cdma 2000のあまりのエリアの狭さに痺れを切らした感じですね。
WJ2005は以上で :-)
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『NTT社長会見、「グループ各社のISPサービスのあり方も見直しを」』
だから! これじゃぁ会社分割の意味が無いじゃないか!
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『【「面展開」した公衆無線LANの真価を問う】(4) 公衆Wi-Fi電話の実現性,「050」番号は取得できるか?』
050番号取得は無理です。
経験上、どんなにQoSを噛ましても音声品質を保てた験しがありません。
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いやー、笑わせてもらいました。
長々とある記事ですが、暇つぶしにはもってこい :-)
“西氏は大胆な予測を披露した。「すべてがインターネットに載る日がくる」”
…え、既に殆ど載ってますが、何か?
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『旧WorldCom CEOのエバーズ被告に禁固25年の実刑』
『SprintとNextelの合併、株主総会で承認』
USのキャリア事情を垣間見る2題です。
前者は“USにしては刑が軽いな”というのが、後者は“USのドメスティックキャリアは死んだな”というのが、それぞれ感想になります。