時間の問題

Posted at Wed, 22 Feb 2012 20:07:30 +0900 (JST)

『イー・モバイル、「EMOBILE LTE」を3月スタート』

国内では2社目の、自社網による4Gサービスが、E悪で始まります。ただ、例によって1.7GHzという変態周波数帯でのサービスインなので、海外で出回っている4GのSIMフリー移動機は使えないため、ユーザにとって割高感は否めないかもしれません。あとは現時点でなぜかリリースされてない料金体系がどうなるかが注目でしょうか。恐らく他キャリア同様、従量課金制度になるんじゃないかとは思いますが、もしここで完全定額制を打ち出すようなことがあれば、モバイルルータをメインに使う分には良い選択肢たり得ますね。

『BS電波が原因、ソフトバンクのULTRA SPEEDが速度低下』

以前から指摘されていたとはいえ、いざこうして顕在化するのは珍しいかもしれません。しかも原因が受信機=ユーザが自宅等に設置したチューナが原因となると、SBMとしてもそうそう手出しできません。今後どうするのか注目ですし、これを梃子に今月末にも決まると言われている“900MHz帯割り当て問題”で何か言う可能性もあります。

『日本通信とヨドバシ、0円から利用できる段階制プランのSIMカード』

なかなか面白い料金体系ですが、通話できないのか…個人的にはそれが非常に残念ですね。通話できれば3Gで着信専用に0円で持とうとするユーザが出て来ると思うのですが。日本通信はそういう視点での加入者増やトラフィックは期待してないのかもしれません。

『総務省、携帯・PHSや050IP電話の加入状況まとめ』

今朝の一般紙はこの記事から“移動体通信回線が日本の総人口を越えた”等と報道してましたが、そんなことは時間の問題なのでどーでも良いことで、問題はIP電話が減っているという現実だと思いますよ。
当初は“通話料金が限りなくタダに近くなる”と喧伝されていたものの、実際は提供されるキャリア間では固定電話(0AB-J番号)よりも割高という状態から変わらないことに、総務省としては特に手を打たないことが問題かもしれません。