DCMと同じ

Posted at Mon, 16 Jan 2012 20:06:29 +0900 (JST)

『auがスマートフォン5モデル発表、通信料の割引サービスも』

先週には告知されていたのですが、内容はガッカリとしか言いようがありません。KDDIらしさはINFOBARのニューバージョンのみで、あとはDCMのラインナップと何ら差がありません。それだけ世界的にもこれらのメーカが競って納品している証拠とも言えますし、国内メーカが惨憺たる状況であることが謀らずも出てしまったとも言えましょう。個人的には食指が動かされる機種は1つもありません。
このリリースでは他の様々な内容も同時に発表されてますが、気になるのは

『au、固定通信契約でスマホ通信料を割引「auスマートバリュー」』
『月額390円でアプリやオンラインストレージ提供「auスマートパス」』
『KDDI、「GALAXY S II」で国内初のNFCサービス提供』

あたりでしょうか。
前者と真ん中は“そこまでして囲い込まれたいユーザが出て来るのか?”という疑問はありますね。自宅のFTTH回線がたまたまKDDIなユーザであれば嬉しいかなという程度でしょうか。真ん中は更に微妙です。Androidのアプリは基本的に買い切りなので、月額でいちいち課金される意味が理解できません。後者に至ってはKDDI自身が
“サービス提供者側が提供すれば……”
と、現時点では極めて消極的です。とりあえず基盤を用意しただけで、サービスが立ち上がるかどうかは需要次第というのは、このご時世どうかと思います。

『au、25歳以下対象に最大2年間1050円引きキャンペーン』
『新生au、「au」ロゴを刷新し筆記体に』

あたりは理解すらできません。なぜ25歳以下に限定するのか、なぜこの時期にロゴを換えるのか…KDDIのマーケティング部門は大丈夫なのでしょうか?