その理由は誰も信じてない

Posted at Wed, 11 Jan 2012 20:20:10 +0900 (JST)

『12月の携帯・PHS契約数、auがMNP3カ月連続首位』

着眼点は2つ。
1つは年間純増数が900万回線もあったこと。これは2000年以来ですが、スマートフォンの効果が明らかに大きいです。ただKDDIなんかでは、主に女性からのスマートフォン解約が相次いでいるらしいので、今年はどうなるか判りません。流行らしいからと用途も判らずに機種変したものの、バッテリは持たないわ固まるわでフューチャーフォンに切り戻すユーザが出て来るのは当然かもしれませんが、こればかりは今後のスマートフォンベンダの頑張りに期待するしかありません。
もう1つはE悪が契約者数を非公開にしたこと。表向きの理由は
“純増/純減という指標が、携帯電話事業者の好不調を判断する材料になりにくくなったこと”
だそうですが、明らかに違うでしょうね。少なくとも私の周辺ではE悪の解約が相次いでます。スマートフォンでテザリングできることが判ると、2年縛りが解けた順に、データ通信回線向けに契約したE悪を「不要になった」と解約するパターンばかりですから、E悪は今、かなり苦境に立たされているのではないかと推測しています。それがバレないように非公開にしたのでしょう。こんな理由は誰も信じてないと思います。