ソニエリの行く末は…?

Posted at Tue, 10 Jan 2012 20:28:54 +0900 (JST)

『LG、米Verizon向けLTEスマホ「Spectrum by LG」』
『ノキア、AT&T向けに同社初のLTEスマートフォン「Lumia 900」』

この業界的には2012年を「LTE元年」にしようと頑張っていますが、それを目指す移動機がリリースされ始めています。上記の記事で前者はAndroid、後者はWindows Phoneですが、いずれもハイエンドクラスに該当するものです。
ただ、これも世界のキャリアの趨勢ですが、LTEでの通信は従量課金もしくは半定額課金であることが多いので、ユーザから見た使い勝手はあまり良いものではないと思います。それを補ってあまりある何かがあれば売れるとは思いますが、それが無い限り、ユーザは3Gから移行したがらないでしょうね。

『ソニーがソニエリの新社名を発表、Xperiaもソニーブランドで登場』

改名ったって“Sony Mobile Communications”だそうですから、そのままなネーミングセンスには残念です。もうちょっと尖った名前でも良かったのに…。
ソニエリのスマートフォンユーザからすれば、今までどおりの自由度を確保してくれれば良いのかもしれませんが、それも怪しいですからね。これは注意深く見守る必要がありそうです。

『ソニー・エリクソン、「Xperia NX」「Xperia acro HD」発表』
『Xperiaと連携できる「SmartWatch」』

なんてのを見る限り、今はまだ良いのでしょう。ただ、前者はいよいよバッテリをユーザが交換できないように改悪されてるのが気になります。フューチャーフォンより遥かに充電回数が多いスマートフォンでこれをやられると、ただでさえヘタりやすいバッテリの交換手段が非常に気になります。ユーザが交換できる現在なら、どの機種もほぼ4,000円近辺で交換用バッテリを購入できますから。後者はちょっと面白そうではありますが、腕時計をしている人にとっては「どこに嵌めりゃ良いの?」と考えされられます。

『ソニー、「Google TV」採用のブルーレイディスクプレーヤーなど発表』

ソニーがテレビ周辺に自前OSからAndroidを採用するようになって久しいですが、こうなってしまうと、売れるかどうかは微妙ですね。Androidとの親和性が鍵だと思うのですが…?