スマートフォンはまだ玩具に過ぎない

Posted at Sat, 03 Dec 2011 08:49:32 +0900 (JST)

『WCP、XGP方式のデータ通信サービスを来年1月末で終了』

SBMに買われた時点での既定路線とはいえ、これで純粋な意味での高度化PHSは終了です。既に総務省へは2.5GHz帯の使用方法をXGPからAXGPへ変更する旨は届け出たようですが、ここ最近の通信事業者向け新規周波数割り当ては1/2の確率で事業がコケている計算になります。それだけこの業界の“業界標準に則らない方式への厳しさ”が如実に出ていると思います…まぁAXGPが世界の趨勢になるとは思えませんが。

『2012年1月〜のユニバーサルサービス料は月額5円に』

2007年に1番号あたり7円で始まりましたが、その後6円→8円→7円と変動し、来年からはこれまでで最安値の5円になるようです。この制度もいつまで続くのでしょうかね。

『Google ChromeのシェアがFirefoxを抜く、月ベースで初』

私はデフォルトのブラウザがFirefox(Debianでは商標がIceweasel)なのですが、Chromeは「見終って閉じた後のタブのフォーカスを、元々見ていたタブに移す」ことができないらしく、これが理由で使っていません。逆に言えば、それさえできれば移行するかもしれないのですが…世の中は速度を求めているんですかねぇ。Googleによる広告がじわじわ浸透しているだけなのかもしれませんが。

『突然の電源断、思わぬ高額料金――国民生活センターにスマホ相談急増』

急激に広まり過ぎた弊害ですね。まだまだスマートフォンは私のようなガシェットマニアの玩具に過ぎません。この状況で日頃の通信手段をスマートフォンにするのは自殺行為でしょう。私はメインの回線はフューチャーフォンで機種変し、スマートフォンはあくまでサブにしています。これだけ読むと、3.11の教訓がちっとも生きてないようにも読めます。