比較対象がオカシイ
『「フレッツ 光ネクスト」のIPv6接続サービス、トンネル方式は6月1日開始』
敢えてルータを取り替えてまで“トンネル方式”というインチキIPv6を使うユーザが出て来るかは甚だ不明ですが、いよいよ国内でも最大の網を持つキャリアでIPv6が大手を振ってサービスインします。ISPとしては追加料金不要らしいので、ユーザの負担はルータの買い替えのみではあるものの、v4/v6デュアルスタックで動かしている各サービスが多いとは言えない現状では面白味はあまり無いですね。ちゃんと普及するにはまだ時間が掛かるでしょう。
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『Google、モバイル決済サービス「Google Wallet」を発表』
『PayPal、Googleが電子決済関連の企業秘密を悪用したとして提訴』
日本では割と普及しているものの、少なくとも北米ではそうじゃないですからね。こうして大々的にリリースするのは良いですが、後者の記事はなかなか興味深いです。なるほど、ネット上の少額決済はPayPalが圧倒的シェアを誇ってるんでしょう。そして日本やアジア圏で普及しているFeliCa規格はまたしてもガラパゴス化するのかもしれません。
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いやはや、ここまで噛み合わない議論も珍しい。なぜ通信事業とコンビニエンスストア事業を並列に語るのか意味が理解できません。有限であることが判り切っている資源をやりくりして広くあまねくサービスを提供する義務があるものと、資本次第で営業も休業も自由なものは比較の対象にすらならんだろうに。どうも民主党の政策はトンチンカンです。
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最後はオマケ
『ソフトバンク、関西のネットワーク障害はソフトウェアが原因』
ATM伝送装置の制御ソフト…またひどくマニアックな。壊れようが無いと思いますけどねぇ?
いずれにしろSBのATM網で冗長構成を取ってないことは、これでバレました。