視点が違う
『KDDI、光プラスとau携帯電話を連携した個人向けIPv6実証実験』
『KDDI、FMCに向けて光プラスとWIN端末を使った実証実験』
同じ会社の他のセグメントが、同じ内容を伝えても、キャプションでこんなに違うとなると、さすがに考えさせられます。
結論から言えば上記では後者が正しいのですが、それにしたってこんなに違うとねぇ…。
あと、中身は別に大したこっちゃないです。「KDDIもマルチベンダ化がここまで進んだか」と感慨に耽るのみ。
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『NTTドコモが「Mzone」を25%値下げ,ライブドア対抗か?』
これはキャプションに思わず苦笑。対抗してるのは豚ではなく損(JT)でしょうに。DCMもさすがにそこまで莫迦じゃない。
もちろん、こんな勘違いしてるのは日経BPだけで、他のE-mail News各社もこのニュースは伝えてますがこんなこと言ってません。
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『ネット経由でデータ・バックアップ,ソフトバンクIDCなどが提供』
これは日経BPだけしか伝えてませんが、記事の中身には考えさせられます。
“ソフトバンクIDCは旧ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC(C&WIDC)の流れをくむ会社。2005年2月にソフトバンクの傘下となり,日本テレコムIDCと社名変更。同年5月にデータセンター部門をソフトバンクIDC,通信事業部門を日本テレコムIDCとして分割した”
のあたりには、時代の流れを感じずにはいられません。
私が旧C&WIDCを辞めたのは、たった2年前なんですけどね。
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『「おサイフケータイを利用したことがない」96.7%――千趣会調べ』
これは昨日の夕刊に出てた記事。ふつうの女性は、やはりそんなもんなんでしょう。
私は別の意味で使いませんが。
あたりを読んでも、移動体キャリアは儲け口を1個失ってるのかもしれません。
逆に言えば、俗に言われる“新規参入組”は、ここがチャンスかも。
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『電通と民放5社、インターネット映像配信の事業会社設立について検討』
これは“カネの無駄”以外の何物でもないですね。
恐らく会社は作られないでしょう。
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最後はオマケ。
遂にDATもコンシューマ向けには負けたか…。シリコンオーディオやHDDオーディオがこれだけ普及しちゃうとねぇ。
ちなみにAM/FM問わず、ラジオ局では最前線。昔の“デンスケ”が、今は“DATデンスケ”になっています。
しかしSONYはホントに新規格に弱い。囲い込み過ぎなのでしょう。SONY発でマトモに成功したのはCDだけかなぁ?
βにしろDATにしろ8mmにしろ、過去を勉強しない会社です。今のSONYに必要なのは“温故知新”ですよ。