ユーザは自由を求める

Posted at Thu, 11 Nov 2010 21:06:43 +0900 (JST)

『GALAXY S、量販店初動はiPhone 4上回る』
『Samsungの「Galaxy S」、米国で300万台出荷』
『Windows Phone 7端末は売れているのか 「初日わずか4万台」の報道も』

最近はスマートフォンに関する記事しか目に付かないんじゃないかと思うぐらい記事が多いですが、この両者はあまりに対照的です。
銀河Sは日本国内での評判を餘所に海外では良く売れているようです。結局、ユーザはキャリアやベンダからの自由を求めているのかもしれません。それは私もここ最近IS01を使っていると良く解る心理ではあります。そこそこ高性能な通信可能な移動機を肌身離さず持っていられる以上、実装したい機能を実現するために、インストールできるアプリにくだらない制限があるとガッカリします。そういう意味ではAndroidとiPhoneは対極にありますし、アプリが揃ってないWindows Phoneは論外です。
スマートフォンがユーザの中でどういう位置付けで広まっているかにも大きく依存するとはいえ、この傾向は当面続くように思われます。

『世界スマートフォン売り上げが2倍に Androidは2位にランクアップ――Gartner調査』

という数字も、現状では至極当然でしょう。

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『「Google、全社員の給与を10%引き上げ」の報道』
『サイバーエージェント、全エンジニアにAndroid端末支給』

そしてここ最近の、企業のエンジニア囲い込み施策もなかなか面白いことになっています。前者はさすが金持ち企業だなぁという感じですね。現ナマで解決です。後者は嬉しいようであまり嬉しくないかも。移動機の購入はタダでも、その後の料金は個人負担のように読めます。