RAID再構築

Posted at Sat, 04 Sep 2010 20:03:16 +0900 (JST)

先般、拙宅ネットワークのGWとなるルータを換装したが、その勢い(何の勢いだ)で、以前から「そろそろ残容量がヤバいんだよなぁ」と思いつつも決定的なキッカケが無く手を出さずにいた、NASのHDD換装も行うことにした。このNASも現在のマンションに引越した3年前に導入したもので2代目に当たる。

拙宅のNASは、NetGear ReadyNAS NV+を、メモリはデフォルトの4倍である1GBに換装したうえで、4玉の500GB HDDを、NetGear社独自のX-RAIDで1アレイ(約1.3TB)構成にて運用している。X-RAIDとは、RAID 5で構成されたアレイで、玉を大容量HDDに換装してもアレイ容量を最大容量まで自動的に拡張されるようにしたものなので、HDDを1玉ずつ大容量のものに換装すれば勝手に最大容量になるハズだ。この発想で、500GB HDDから、現在最もコストパフォーマンスが良く売価も下がっている2TB HDDに換装することで、1アレイをこれまでの4倍である約5.5TBに拡大しようというのが今回の目論見である。

個人的には一旦アレイが構成されたRAIDシステムでHDDを換装させる作業に良い記憶は無い。他のHDDが飛んだり1玉だけ認識せずあたふたしたりと無駄な作業が必ず発生しているのだが、保存すべき?ファイルが増える一方の今、ある程度の間隔でアレイを大容量化しないと残容量が圧迫され保存できなくなるのは目に見えており、この作業を止めるわけには行かない。

数週間前から、PC Watchなどで毎週更新されるHDDのマーケット情報と、そこに出ている型番を買った人柱の情報や私のこれまでの経験を含めて検討した結果、ReadyNAS NV+でも公式に対応を謳っている、HGST社のHDS722020ALA330に狙いを定めることとし、今日の午前中、久しぶりに秋葉原を徘徊。5店舗ほど歩き回り、1玉10,080円で入手することができた。2TB HDDも安くなったものである。

帰宅後の12時ちょっと前に1玉目をホットスワップで引き抜いて換装、エラーを通知するE-mailがケータイに飛び、そこから初期化と同期させているが、今のところまだ終わっていない。終了予定が21時頃らしく、1玉あたり9時間掛かる計算になる。このまま作業を続ければ、明日24時頃に換装完了の見込みだ。

はてさて、今回はノートラブルで終われるのか…まずは何も起きないことを祈るしかない。