2SC1815と2SA1015
『ドコモ、来年4月から全端末にSIMロック解除機能を導入へ』
今のところは速報ベースでしか記事が出ていませんが、各社一斉に載せているので、恐らく信用に足るのでしょう。土壇場で引っくり返さなけりゃ良いですけどね…ただ、以前から指摘しているとおり、現状の3GではDCMとSBMの間でしか移動機を交換できないですし、SBMから出る移動機がSIMロックを解除しないと、SBMの移動機をDCMで使おうとしても使えませんから、DCMだけが「やる」と言ってもあまり意味はありません。本命は3.9G以降でしょう。それにSBMがiPhoneのSIMロックを解除するとも思えませんしね。
今後の成り行きだけは慎重に見守る必要があるでしょう。続報を待たねばなりません。
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『「iPhone 4は携帯キャリアの重荷に」とコンサルティング会社』
Appleの行き過ぎた垂直統合ビシネスモデルを指摘している文章ですが、こんなことは日本では10年以上前に通った道なので、特に真新しいということはありません。もともとSIMアンロックで移動機とSIMが切り離されて運営されることが前提の海外キャリアでは「あれ?」という感じなのかもしれませんが。
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『イー・モバイル、今秋予定の「42Mbps」サービスのデモを披露』
そりゃ基地局と移動機が1対1で繋がってりゃぁ理論値いっぱいの通信速度が実現するってなもんです。記事でも指摘されていますが、ユーザにとっての問題は、1基地局で多数の移動機がぶら下がる実運用時の通信速度です。たぶん下がるでしょうね。ヘタすると今と大して変わらないかも。
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へぇ。よりによってルネサスに売ることは無いだろうに…Nokiaは相当苦しいんでしょうかねぇ。ただNokiaについては
『Nokia、Android携帯のうわさ否定 SymbianとMeeGoを柱に』
なんて記事もあるので、今は選択と集中をひたすらやっているのかもしれません。確かにNokiaからAndroid移動機が出るとは思えません。
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『GoogleはAndroid Marketの放任主義を改めるべき――アナリストらが指摘』
こんなことはAndroid Marketが発表されたときから言い尽されていると思うのですが。
ただ、まったくの放任はマズいでしょうね。最低限の管理はしないと。
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『ソニー、電子書籍リーダーを値下げ 最安で150ドルに』
『電子書籍は紙の本より読書スピード遅い――専門家がテスト』
最近なぜか熱いらしい電子書籍に関する記事です。
前者は目指せKindleということで、まずは値下げをするようです。
後者はなかなか面白い記事です。総じて約10%ほど遅くなるようですが、私だったらもっと落ちるかも。もともと遅読なのに電子書籍で読んだらますますダメになりそう。
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『MS日本法人、「日本マイクロソフト」に社名変更 樋口社長「クラウドにかける」』
なぜこの時期にMSKKから社名を変えるのか分かりませんが、とにかくそうらしいです。もはやWindowsを使わなくなって久しいのでどーでも良いっちゃぁ良いのですが、会社では無理矢理使わされているので、知っておかねばならないのが面倒です。
“クラウドにかける”ねぇ…大丈夫なのかなぁ。
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『小惑星の微粒子?2個…「はやぶさ」容器内、年末判明』
『京大、JAXAと宇宙での人類生存を研究』
いずれもナベツネ新聞からですが、最近なにかとホットな宇宙関連を2つ。
前者はちょっと期待してしまいますね。2粒というのが何ともいじらしい。
後者は私が学生時代だったらぜひ行ってみたい研究部門です。今からじゃなぁ…。
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最後はオマケ
『ついに2SC1815が「新規設計非推奨」に』
『「ドブス」動画問題、指導の准教授を諭旨解雇』
前者はなかなか感慨深いものがあります。かつて小学生〜大学生だった頃はさんざんお世話になったトランジスタが、いよいよディスコンになるようです。今のうちに1袋ぐらい買っておこうかな。コンプリメンタリな2SA1015と一緒に。
後者は至極当然です。どうやらこの准教授、かなりの曲者らしいですな。