キャプション次第

Posted at Thu, 13 Apr 2006 08:19:32 +0900 (JST)

『半数以上がネット、固定電話、携帯電話の一体型提供を希望〜総務省調査』
『総務省、番号ポータビリティやFMCの利用意向を調査』

良くあることなのですが、同じアンケートを報道するにしても、キャプションの付け方で正反対の内容になります。
今回もその典型例で、同じ出版社なのに正反対です。私自身は

“FMCを「特に受けたいと思わない」という回答も42.9%と多い”

に注目したほうが良いんじゃないかと思いますけど、それ以前にアンケートの標本数が少な過ぎですね。特に個人向けが。
ちなみにこの調査、企業も対象ですが、

『IP電話と企業向け回線のシェアを初めて公表、NTTが増加傾向〜総務省調査』

を読む限り、みかかの独壇場ですね。

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『ぷららの「Winny遮断」はISPの産業革命だ』

中身はスッカラカンなので割愛。
ですが、それを「ISPの産業革命だ」と言い切るのはどうなんだろうなぁ。
私自身はWinnyなんぞ使わないので、こんな規制があるISPは嫌です。
既に、この規制が妙な方向に効いてしまい、本来は網負荷低減に繋がるはずのP2P(BitTorrent)でのアプリインストールが正常に機能しない…という弊害が出ています。