どこの国でもP2P規制は合法らしい

Posted at Wed, 07 Apr 2010 21:01:10 +0900 (JST)

『iTunes社が不当請求問題で検知システム導入へ、消費者庁に回答』

はてさて、どこまで信用して良いものかどうか迷う記事です。
尤も私はiTSを使ってないので、ユーザが騙されようがどうなろうが知ったこっちゃ無いと言えばそれまでですが、いちおう日本政府の中央省庁がどこまで通用するのか見極めたくて読んだものの、Jobsにはさして通じなかったというのが正直なところでしょうか。

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『情報を盗む「サイバースパイ網」、中国に存在か』
『「言論封じ込めのマルウェア」は事実無根――ベトナム政府が反論』

まぁどっちもどっちじゃないのかという話ではありますが、いちおう取り上げます。
前者は以前から存在してるんじゃないかと言われていたものが公的な機関により存在を暴露された恰好になります。さして驚きはしません。
後者も共産党一党独裁政権が掌握している国らしいものですし、驚くことはありません。寧ろ今までよく露見しなかったなぁという感じすらします。

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『米連邦控訴審、FCCのネット規制権限を否定、Comcastが勝訴』
『ISPのP2Pトラフィック制限、FCCの禁止命令が無効に』

これにはちょっと驚きました。あのダメリカでもP2P規制は法的に有効であるとは。FCCとしては面目丸潰れですから、何か別の手を打って来ることは容易に想像できます。
日本ではなぁなぁで許されていますが、はたしてダメリカではどうなるのか…今後の動きは要注目でしょう。

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『radikoのiPhoneアプリに協議会が難色、近日公式アプリ配信』

試験サービスとはいえ好調な滑り出しをしているこのサービス。さすがに権利関係にコトが及ぶと途端に動きが早くなります。それだけ需要があるのでしょう。なかなか上手く行かないものです。

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『iPadにWi-Fi接続の問題 充電めぐり混乱も』
『NokiaもiPad対抗、タブレットを秋に投入へ』

何かと喧しいiPad周辺ですが、こんな記事も出ています。
前者はまぁいつものことですね。iPodのときもiPhoneのときも同じような記事が出ていますから、Appleは過去に学習しないという点のぶれなさ加減は半端なものではありません。ある意味凄いです。
後者はどうなんでしょう…昨日のHPしかり、どこまで対抗できるのやら? 密林のKindleとの棲み分けも興味深いものがあります。

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最後はオマケ

『3月の携帯・PHS契約数、春商戦で各社が好調』

SBMが2Gの停波で、PHSは事実上の破産が影響して、それぞれ大幅な純減を記録していますが、今後それ以上に上積みできる要素も無く、事態は混沌とするばかりです…ま、この数字自体もいい加減ですから、そんなに注目する必要は無いでしょう。