未来は想像できない

Posted at Sat, 03 Apr 2010 09:27:04 +0900 (JST)

『情報処理学会が将棋連盟に挑戦状 米長会長、「いい度胸」と受けて立つ』
『情報処理学会、日本将棋連盟に「コンピュータ将棋」で挑戦状をたたきつける』

これまで棋界はコンピュータと対戦することについて頑ななまでに拒否の姿勢を貫いて来ました。かつては連盟に無断でコンピュータと対戦した棋士が処分されたりもしました。一説には「万が一、プロ棋士がコンピュータに負けたら恥だから」というのが理由らしいのですが…そんな積年の経緯を経て、こうして公式に対戦するのが女流棋士というのも何だかなぁという感じはするものの、なかなか面白くなりそうです。コンピュータ将棋の世界では2020年にはプロ棋士に勝てるのではないかという予想が出ていますが、今回はどうなるんでしょうか?

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『ソフトバンク松本副社長、「SIMロック解除義務化は不利益過大」』

一昨日のKDDIに次いでSBMも説明をしたようですが、SBMは正面切って“反対”を唱えています…そりゃそうでしょうね。借金の利率が加入者に依って変動するという恐ろしい契約なんですから、もしここでSIMロックフリーになろうものなら、網が貧弱なSBMから客は流出するでしょうし。
かつては「市場の開放を」とかほざいていた損らしからぬ変質ぶりです。

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『タッチパネル対応の3D液晶、シャープが開発 「モバイル機器に最適」』

どうやら今年のこの業界のキーワードが「3D」になりそうなぐらい、この分野では3Dの話を聞かない日は無いのですが、量産型の3D液晶が出て来るとなると話は別。一気に3Dがコモディティ化するかもしれません。
もっともSHARPは任天堂の一連のハードウェア開発を担っているのは非公然の事実なので、まずは今年度中に出るらしい新型Nintendo DSに搭載されるのでしょう。ちょっと面白そうです。

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『中国外国人記者クラブがサイトを一時閉鎖 サイバー攻撃で』

話が混沌として来ました。攻撃されているのはGoogleだけじゃないよという証拠のために中国共産党が仕掛けたようにも見えますし、そうじゃないようにも見えます。
ただいずれにしろ、中国共産党が今のInternetを中国国民向けには制御したいという意向は明らかなので、このテの話は中国で革命でも起きない限り未来永劫続くでしょう。

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『著作権侵害にあえぐアダルト業界、ファイル共有ソフト対策に着手』

アダルト業界がこうして声を挙げるのはかなり珍しいかもしれません。
それだけこの問題が根深いことを示しているのでしょう。

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『世界初のパーソナルコンピュータの開発者エド・ロバーツ氏が死去』

いわゆるパソコンがダメリカで登場したのが、私が産まれた年だったのは知っていましたが、その開発者が死去したようです。
氏がパソコンを作ったとき、今のような未来を想像していたのかどうかは不明ですが、良くも悪くも今はこんな世の中になっています。私が年寄りになったとき、未来はどうなっているのか…想像するのは面白そうですが、想像したくもないなぁというのが本音ですね。

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『iPadキラー「GooglePad」がうわさに ASUSもタブレット投入へ』

ほほぉ、これは面白そうですが、またAppleが訴訟を起こしそうです。

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『IE悪用攻撃は数日で50カ国に拡大――未修正の脆弱性による危険な実態』

先月31日にリリースされたパッチが未適用だと、速攻で食らうようです。ブラウザはInternetへの事実上のデファクトなインタフェースですから、この種のパッチは迅速に適用しなければならないでしょうな。

『「Firefox 3.6.3」リリース、危険度の高い脆弱性を修正』

なんてのも出てますし。

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『UQコミュニケーションズ、WiMAX基地局が7000局を突破』

UQは基地局建設をかなり前倒ししていますが、いかんせん2.5GHz帯ですからねぇ…ユビキタスに使えるようになるには、まだまだ時間が掛かるでしょうな。