総務省は腰が引けている?

Posted at Sat, 27 Mar 2010 11:01:14 +0900 (JST)

『勇気あるISP募集? 児童ポルノのブロッキング、通信の秘密が壁』

なんという他人任せぶり…これじゃ早々にブロッキングには進まないでしょうし、進めないでしょう。総務省が何かしらの見解を示さねばなりませんから。ただ総務省(というか旧郵政省)官僚の条文作成のヘタさ加減はあまりに有名で、つい最近も

『放送法改正で PCは放送受信機になるか?』

なんてのが話題になるぐらいですから、ISPも総務省にはあまり期待してないのかもしれません。もっとも、総務省は他の省よりもユーザの声を聴くほうなので、その部分については期待してはいます。

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『総務省、SIMロックに関する公開ヒアリング開催』

総務省関連でもう1丁。KDDIがLTEを導入することになったお陰で、4キャリアが全て同じ通信方式を採用することになり、遂に日本でもこんな議論が出来る土壌が揃ったと観るべきなのでしょう。恐らくこの公開ヒアリングは例によって4キャリアの社長級が出て来るでしょうから、なかなか楽しみではありますね。各キャリアの今後の施策が透けて見えますから。

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『モバイルデータ通信のトラフィック、音声通話を超える』

日本では2年前には既にデータトラフィックが音声トラフィックを越えているので、世界がやっと日本に追い付いたとも言えますし、日本がそれだけ異常な市場だったとも言えなくもありません。今後は音声もVoIPベースになるでしょうから、今に「回線交換」という概念そのものが消えるんでしょうなぁ。

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最後はオマケ2発

『旧さくらや新宿店舗にラオックスが出店』
『原宿パニック、Twitterに動画や写真で“速報”続々』

前者はビックリ。ラオックスも中国資本傘下で再建中なハズですが、敢えてあそこに出すのか…大丈夫なんでしょうか。
後者はTwitterが煽った側面もあるんじゃないかと疑いたくなります…というか警察は何をしてるんだ?